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ナードマグネットとHOLIDAYS OF SEVENTEENとわたし。僕のささやかな自慢。


ナードマグネットとは、かれこれもう5年くらいの付き合いになるだろうか。
彼らが僕の事を気にかけてくれるようになったきっかけは、HOLIDAYS OF SEVENTEENだった。
もう少し分かりやすく言うと、ナードマグネットとHOLIDAYS OF SEVENTEENの出会いをお膳立てしたのは僕だからだ。


ナードマグネットと仲良くなった最初のきっかけ

もう5、6年前のこと。
先輩バンドのMIX MARKETのKOTAさんからいきなり電話がかかってきた。
どうやら近々大阪で行われるMIX MARKETとHOLIDAYS OF SEVENTEENが出演するイベントの共演者を探しているらしい。
この日に合いそうなパワーポップバンドを探しているという。
だが残念ながら、その時すでに僕のバンドは活動していなかった。
その旨を伝えると「他に良いバンドはいないかな?」と相談された。
そう、その時にナードマグネットを推薦したのが僕なのだ。

しかし、今となってはなぜその時にナードマグネットを推薦したのか思い出せない。
実はその時点で面識のあったメンバーは須田くんだけ。
それも一度しか会ったことは無かった。
それなのにどうしてあの時なんの義理も無いナードマグネットを推薦したのだろう。

だがその決断は我ながら、大英断だった。
だってその後、両バンドは共演を重ね、盟友となり、HOLIDAYS OF SEVENTEENが解散した現在も交流は続いているのだから。。
きっと、そういう運命だったのだ。


最近では、さすがにその話をすることも無くなったから、
メンバーがあの時の事を今も覚えているかは正直分からない。
当時は「本当にあの時はありがとうございました」とよくお礼を言われたものだが。
メンバーはもともとHOLIDAYS OF SEVENTEENのファンだった。
だから相当嬉しかったんだろう。
そして恐らくは、それが彼らにとって初めての「パワーポップバンド」との共演だったんじゃないかな。
偉そうに言えばターニングポイントだったのかもね。


MISS YOU のMV。僕のささやかな自慢。

あれから数年後。
ナードマグネットと、解散したHOLIDAYS OF SEVENTEENのメンバー太郎さん(現在はフレンズで活躍中)が共作した名曲"MISS YOU"が発表された。
現在も続く両バンドのストーリーの結晶。
彼らのルーツであるWEEZERへの愛を、隠すことなく押し出した泣きの大名曲だ。
「バンドが形無くなっても音楽は永遠。そしてそれは未来に紡がれていく」MVからはそんなメッセージを受け取る事が出来る。



当然僕もナードマグネット・ファンのあなたたち以上に胸が熱くなった。
だって僕にはこの2バンドを引き合わせた自負があるからね!
でもメンバーは覚えてないだろうな。。
いやいや、いつまでも昔の事を恩着せがましく言うのは野暮ってもんだ。
これは僕だけの秘密、ささやかな自慢なのだ。。


でもMVを見ていて、すぐに気が付いた。
この曲のMVの中で須田君が着ている白いパーカー、
これはホリデーレコーズのパーカーではないか!

5年前、僕が引き合わせた(そう恩着せがましく思っている)2バンドの軌跡の結晶のビデオに、僕も少しだけ参加させてくれたのだろうか?

「あの時の事、僕らはちゃんと覚えてますからね」
そういうことなのだろうか?

真意の程は分からない。
だけどナードマグネットは、特にナードマグネットの須田くんてやつは義理堅くて、そういう粋なことをする奴だってことを皆も知ってるでしょう?

きっとそういう事なんだろう。
そういう事にしときましょうよ。
勘違いするのはこっちの勝手でしょう?
わざわざ真相を聞くのは野暮ってもんだ。
ほっといてね。
だって、これは僕のささやかな自慢なんだから!

追記。
HOLIDAYS OF SEVENTEENは2020年に復活し、ナードマグネットとの再共演を果たした。
この2バンドのストーリーはこれからも続いていく。






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