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名門校だった高校時代の練習

今はどうか分からないが、名門校とうたわれる高校は厳しい練習を行っていました。

今強い高校はどうなんだろうかと思うが、今自分が高校生という立場に置かれていないことから特に考えもしなくなった。

ただ前回の記事でも紹介したように高校生であっても記録が伸びすぎている傾向にある気がするのは確かです。

それは結果を出すための学校側と「まだまだいける」「負けたくない」と向上心をもって取り組んでいる本人の賜物ではないでしょうか。

監督やコーチは?

強くさせることが1番でしょうし、学校にとってもそれが目標。

箱根の常連校にだって推薦できる。パイプの実績を作ることができる。

そして選手自身も道を開けていいと思います。


私の時代はこうでした。

休みは年に正月の2日間のみ。「日本一になるためには日本一のことをやらないといけない。」

そう毎日言い聞かせられて無心になって取り組みました。

練習の内容などは需要があれば今後乗せようかと思っていますが、基本的には反復練習です。ルーティーンです。積み重ねです。

耐えられない選手は当然のように故障をします。

私は故障が多く、3年間で言えば半分くらいは故障してるのではないでしょうか。

当時日誌を書いていましたが、月間走行距離は900kmを超えます。

故障をしない選手はほぼ毎月800km~950kmくらいは走っていました。

距離だけで言えば、実業団のマラソン練習くらいはいってます。

休みなんてありません。高校生はさぼる生き物ですから。休みを作ると全く走りません。

だから「やらせる」練習になります。

今だから言えますが、その考え方は基本的にしみついています。実業団に入ってからもそうです。

そうなると練習など考える力も衰えていきます。いった通りやれば強くなれると歴史が言っているのだから。

伸びていく選手もいますが、伸びない選手はいつまでたっても故障から抜け出すことは出来ません。

体の強さも関係してくるでしょう。

ここで考えてみてください。故障しない選手は900km超えで強くなる、故障する選手はすぐに900kmを求められ故障して一向に上がれない。2極化は必須です。

確かに練習は必要ですが、高校生のレベルであれば5000mを走れれば問題ないと思います。

もし故障で悩んでいる高校生がいるとしたら、今は焦らず自分で体の手入れをする術、知識を蓄えてください。

治療を否定しているわけではありませんが、有名な病院の先生、マッサージなどありますが、治療に行くだけが故障のケアではありません。

日頃少しでも痛みをとることを考えてください。なぜ走れていないかを考えてください。

それが今後自分の財産になります。

私は半分くらい故障していたと書きました、その故障の時が現役時代に生きています。

高校時代になにを目指してやるのか。将来はどうなりたいのか。

そこがやはり1番なのだと思います。

高校で辞めることを考えているのなら、治療のプロ(病院の先生や治療院の先生)をフルに使いましょう。

ひたすら練習に没頭しましょう。それなら故障しても諦めがつきますよね。


前にも書きましたが具体的な練習は需要があれば書いていこうと思います。

閲覧ありがとうございました。




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