思想を持ったお店をつくったり、運営、デザインをしているひとやその感想などの記事をまとめるマガジンです。
どんな人でも感情むき出しになってしまう瞬間があるものです。それが組織のリーダーだったりすると最悪なわけですが、残念なことに私は今でさえそんな瞬間があり、その時は支配欲まで顔を覗かせますので一生気が抜けないなと思っています。 では気が抜けないと思っている私が、そんな状況を生み出さないため、どんな仕組みを作り、自分の気持ちをどう整理しているか、今回はそんなお話をしたいと思います。 さて皆さんはどんな場面で感情むきだしになるでしょうか。 私がすぐに思いつくのは、指示を
先日あるマーケティング系雑誌の取材で、「MinimalさんはHPのJournalでコンテンツ発信をたくさんしてらっしゃるのがすごいなと思ったのですが、自社で独自コンテンツを発信するのはなんでですか?」という内容の質問を受けました。ブランドがコンテンツを発信する必要性について改めて考えてみたいと思います。 ブランドになるには想起No,1をとるブランドとは何か?と問われるととても難しいですが、「チョコレートといえば?」=「Minimal」という第一想起がとれればそれは、その想起
ガッチリマンデー!!のおかげで『仲良くなるな』とか『助け合わない』の真意が多くの方に広まりました。 では従業員同士ではなく、リーダーである私と従業員はどんな関係がいいのか、今回はそのことをお話します。 *従業員同士の関係についてはこちら *がっちりマンデーのスタジオ収録の場面はこちら(instagram) ではまずシンプルに結論から言いますと、私は従業員と仲良くしようとは思っていません。もちろんそのことを隠そうとも思っていません。なぜなら従業員のことが嫌いと
みなさんこんにちは! チュウブチームの鈴木です! 前回は、『【8/2オープン!】試行錯誤の店舗準備、その裏側をお届け!』の記事を書かせていただいたのですが、早いことにオープンから目まぐるしく時はすぎ、現在は既に私が担当するアナザー・チュウブが開催中でございます...! アナザー・チュウブは12月7日にオープンし、既に残り約2週間となりました。。今では、次のアナザー・カントウの商品が続々と届き始めていたり、次の次のアナザー・キンキやアナザー・チュウゴクシコクに向けて、出張に
武藤北斗/パプアニューギニア海産(好きエビ)
『新しいことを試す時、失敗は怖くないですか?』この質問はいろんな場面でいただきます。 働き方改革が叫ばれ続けている日本ですが、本質的な改革が進まない理由の一つがこの質問に現れている気がします。 今回はそもそも何をもって失敗というのかを考えなおしたうえで、それがどう組織へ影響するのか考えてみます。 新しいことを試したけどうまく行かなかったとき、皆さんはどう感じるでしょうか。 反省したり、落ち込んだり、失敗した自分を恥ずかしく思ったり、リーダーとしての力がないと
パプアニューギニア海産がフリースケジュールを始めて9年。ついに昨年、2社目となる会社がすい星のごとく現れました! パプアニューギニア海産だからできるのでは?と言われ続けましたが、とうとう全く別の会社が取り組み始めたのです。しかも既に半年以上が経過しています。 詳細はご本人がnoteに投稿していますのでぜひ読んでみてください。ちなみに私たちの関係は、これまで一度もお会いしたことも話したこともありません。私のpodcastに質問を頂いたり、SNSのDMを何度かやり取りし
新しくパートさんが入社しました。本人の了解をもらったうえでの公表ですが、Nさんは『てんかん』をもっています。 てんかんに関して厚労省のページを一部抜粋させてもらいます。 これまで私の知り合いや友人にてんかんをもっている人はいませんでした。発作を起こした人を目の前で見たこともありません。ですからてんかんと聞いた時は無意識に『工場では危ないから無理だろうな』と思った自分がいました。 立ち仕事の食品工場でもし発作が起きたら危険ではないか。何か事故が起きる可能性があるな
コロナ対策で一時ストップしていた『シール貼ってエビもらう』ですが、実はひっそりと復活しております。改めてご紹介させて頂きます。 未来食堂(東京・神保町)さんの『まかない』という取り組みをご存じでしょうか。お店を50分お手伝いすると1食サービスというもので、さらにこの1食を誰かにプレゼントすることもできます。 詳しくは未来食堂さんのページや書籍をお読み頂きたいですが、店主の小林世界さんの『もし何も食べれない状況なっても、未来食堂でお手伝いすればご飯を食べられる』という
好きな日に連絡無しで働くエビ工場、パプアニューギニア海産代表の武藤北斗です。争わない組織を目指し日々試行錯誤。毎週金曜note投稿、フォロー励みになります。全SNS:https://hokutomuto.fensi.plus/a/blink/ 私は会社を辞めたいと思う人を止めようという気持ちがありません。しかしそれは『会社の言うとおりに考え動け、嫌なら辞めろ』というわけではなく、何か問題があれば変えていきますし、そのための面談や対話の時間もおしみません。それでも最終的に辞
フリースケジュールは好きな日の好きな時間に出勤し、好きな時間に帰ることが出来ます。出勤も欠勤も連絡が禁止なのでストレスなく働いたり休んだりすることができます。 現在21名のパートさん全員に適用されておりますが、細かく言うと勤務しなければならない時間数が3パターンに分かれております。 ①月に30時間以上勤務(2021年以前入社対象) ②月に40時間以上勤務(2022年以降入社対象) ③週に30時間以上勤務(社会保険加入者) ①と②は月で10時間の差がありますが、20
★ 2022年12月2日現在 募集休止中 ★ 今年に入って2名のパートさんが退職しました。現在社会保険加入の募集をしておりますが、通常のパートさん募集も再開します。(申し訳ありませんが一度応募してくださった方はご遠慮ください)。 ここから下は以前に募集した際の文章を再度使用します。また今回も年齢制限(20代、30代の募集です)がありますのでご了承ください。 フリースケジュールという言葉が一人歩きし、自由気ままな会社というイメージが強いですが、実際は仕事にはとて
今年に入って2名のパートさんが退職しました。現在社会保険加入の募集をしておりますが、通常のパートさん募集も再開します。 ここから下は以前に募集した際の文章を再度使用します。また今回も年齢制限(20代、30代の募集です)がありますのでご了承ください。 フリースケジュールという言葉が一人歩きし、自由気ままな会社というイメージが強いですが、実際は仕事にはとても厳しく、出勤した際は常に自分の最高のパフォーマンスを求められます。また、従業員同士の指示がほとんどないため、全体の
取材はパプアニューギニア海産の天然エビや働き方を多くの人に知ってもらうチャンスです。規模や媒体などに関わらず取材依頼はほぼ全て受けており、一つ一つに本当に感謝しながら話をしています。 私は同じことを何度も話すのが苦にならない性格のようで、どちらかといえば毎回の取材を楽しんでいます。ですが、これは私が特殊なだけで基本的には働いている従業員は取材がない穏やかな日々を望んでいるようです。約8割の人が嫌い表でインタビューに×をつけていることからも推測できます。 そんな温度差
細かいルールがたくさんあるパプアニューギニア海産ですが、誰を基準にルールを作っているかと考えた時、問題点が見えてきました。 これまでのルール作りは、その時のメンバーの状況に合わせて変化していく感じで、新人が多い時は丁寧に細かく、そしてみんなが慣れてきたらある意味効率を考えて変化させていく。これを繰り返してきました。 しかしこのやり方では問題があると感じ始めたのは、2年前に今の工場に移転してきた時です。規模が大きくなったことで人数が10人ちょっとから20人にまで増え、
好きな日に連絡無しで働くエビ工場、パプアニューギニア海産の武藤北斗です。争わない組織を目指し日々試行錯誤。毎週金曜note投稿、フォロー励みになります。 これまで「絶対に解雇しません」と話し続けてきました。従業員にもミーティングや面談で何度も話してきました。そうすることで、そう発信することで従業員同士が争わず安心して働ける事に繋がると思っていたからです。詳細はこちらの投稿を参考にしてください(各投稿3万PV超えると有料に変わるのでお早めに)。 ところが先日、ちょ
好きな日に働くエビ工場、パプアニューギニア海産代表の武藤北斗です。 面接の結果を伝えることへの苦しみ、そして不採用の連絡はしない自分のひどさについて前々回の投稿でお話ししました。 あれから2週間、各SNSでいただいた意見をほんの一部ですがご紹介したいと思います。 僕は断られる方の人間ですが、それはやはり試練として乗り越えなければいけないのではないでしょうか。お互いに乗り越えなければいけない問題です。 私は不採用なら電話なしのほうがお互いにいいかな~ 不採用の理