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【やめろと言われればやりたくなる】私も陥った“カリギュラ効果”とは。203日目


◇カリギュラ効果とは


ダチョウ倶楽部の名人芸とも言える、熱湯風呂。


上島さんが「押すなよ!」と連呼して、最終的に押されて熱湯風呂に落下。そして心臓マッサージで口から水が出てくる。


まさに名人芸ですよね。


この名人芸はとある心理的効果が働いていると言われています。


カリギュラ効果という言葉をご存知でしょうか。


意味としては、やっちゃいけないと言われるとやりたくなる。という事です。


・押すなと言えば押したくなる
・ダメだと言えばやりたくなる
・言うなと言えばいいたくなる


皆さんもこのような経験があるのではないでしょうか。


このカリギュラ効果を上手く活用したり、理解することで、仕事やプライベートでも成果を残せるようになりますので、その点を今回は解説させていただきます。



◇「○○しちゃダメ!」は逆効果!



子育てや人材管理における相談で、


「相手が言うことを聞いてくれない。」


という事をお聴きするのですが、正直これではいう事は聞かないな、、と思う点があります。


・禁止:「○○はダメ!」
・脅し:「○○しないと△△になるよ」
・強制:「○○しなさい!」


これらは相手からの反発心を生みやすく、言う事を聞いてもらえないという事象が生じやすくなってしまいます。


心理学的には「心理的リアクタンス」という言葉で表されます。


縛られそうな状況から自由を獲得するために生じる心理的反応と言われています。


ここに私が陥ってしまったんですね、、


ざっくり言うと、上記の禁止にあたる発言を受け、感情で反応してしまい心が疲弊してしまいました。。



◇カリギュラ効果に振り回されない様に



カリギュラ効果はうまく活用すると、相手をコントロールできてしまうほどの事象なのですが、コントロールされる側にとっては損失が生じる可能性があります。


・限定品と謳われて欲しくないものを買ってしまった
・悲劇のヒロインに振り回されて時間を無駄にする
・ダメ!と言われたことに手を出して依存してしまう


振り回されてしまうと、心が疲弊してしまうため、感情で反応しない事が重要です。


相手がコントロールをしてきている時は、一旦自分だけで冷静に考えてみてください。


その上で、適切な行動や判断をしていただく事がベストです。


自分でも判断がつかない場合は第三者に協力してもらうことも重要です。



◇最後に



カリギュラ効果はマーケティングなどの分野で活用すれば、非常に活用できるものではあります。


ただ、人間関係で応用してしまうと良い方向に働くことは難しいと思います。


依存されてしまったり、反発が強くなったりと厄介な結末を迎えてしまう可能性がありますので、人間関係での活用は避けたほうがよろしいでしょう。


身近な方が無意識的にもカリギュラ効果を使ってくる人が居れば距離を置くことをお勧めしますが、切っても切れない関係であれば、すぐ反応しないという事が重要です。


自分がカリギュラ効果を使って相手をコントロールしようとしてしまっている方は、促しや提案をすることや、Iメッセージを使ってコミュニケーションを図ってみてはいかがでしょうか。


基本、他人は絶対に変えられませんからね。変えようとせずに、自分のできる対応を精一杯行っていきましょう!


カリギュラ効果の虜になってしまっている方は、一秒でも早く抜け出して、自分の判断を大切にしてくださいね。


私の様に振り回されて疲弊しないように。。


今なら、鶴の恩返しのふすまを開けてしまう気持ちも非常に理解できます。笑


振り回されることを選んでいた自分に原因があるので、私も今後は引き続き気を付けていきたいと思います!


本日も最後までお読みいただきありがとうございました!


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