麻雀・初心者にタンヤオを教える理由

 初心者に役を教える時、どういう順番で教えるべきか、というのは教えるサイドの悩みの種かもしれませんが、基本的には出現率の高い役を優先するのがいいと思います。

 さて、その中でもタンヤオはことさら重要です。リーチとどちらが大事か、と言われると悩みますが…手作りの教育を含めると、タンヤオの良さについては強調しておく必要があるでしょう。

■タンヤオ(を教えること)の利点


1.字牌・端牌を切るようになる

 これはタンヤオを教えることの利点ですが、これがとてもでかいです。
 基本的には、迷ったら役牌じゃない字牌→役牌→19牌→28牌→37牌→456牌(456はまあどれからでもよし)の順で切るといい感じになります。(あくまで基本的にはね) 
 それはなんでかっちゅーと、真ん中の牌(5)に近い牌を残した方が、横(連番)の繋がりを作りやすく、かつタンヤオを作りやすくなるから、です。

 麻雀はそこそこ和了りを目指すゲームです。和了るためには面子を4つ作る必要があります。(一部例外あり)
 となると、面子を作りやすい形を残した方が和了りやすい、ということになります。
 その、「和了りやすい形」に自然と向かう学習として、「タンヤオを目指す」というのはうってつけな訳です。


2.タンヤオは鳴ける

 これはタンヤオの利点ですが、タンヤオは鳴けます。
 鳴ける手と鳴けない手なら鳴ける手の方が強いです。(そりゃそう)


3.使える牌の種類が多い

 これもタンヤオの利点ですが、タンヤオは2~8が3種類×4枚、計84枚の牌を使うことができます。
 しかも形は自由です。マジ柔軟です。


■タンヤオのデメリット

1.形がごっちゃになるのでわかりにくくなる

 知らん知らん迷え迷えぃ! わかるまで間違えぃ!

2.鳴くか鳴かないかで迷ってしまう

 知らん知らん迷え迷えぃ! でも迷うぐらいなら多分鳴かんほうがいいぞ!!

3.端っこの牌を持たなくなるので手の中が危険牌でいっぱいになる

 知らん知らん振れ振れぇ!
 手をスリムにするのは不要牌がわかってからの話じゃい!!

 

 とりあえず以上!!タンヤオはリーチと並んで最優先な!!!なんなら最初な!!!!

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