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農作物の差別化は必要なのか?

売る時の疑問。差別化はいるのか。

確かに自分の作ったものを買ってはもらいたい。
ただ
買ってもらう=差別化がいる?なのだろうか。

人の目に触れさせるには確かにパッケージや何やら工夫は必要だし、値段もお手頃にしとかないと買ってはくれない。
ただ美味しく作ることだけではダメなんだろうということはわかる。

けれどそのために必ず差別化がいるみたいに言われるとモヤッとしたものがある。
意図的にはお客様の手に取ってもらうための工夫をしろということなんだろうけど。

どの作物も誰が作った作物も基本的にどれも美味しい。
土づくりを頑張っています = 当たり前
減農薬してます。 = みんなそうしたい

当たり前にやっているようなことを前面に押し出して、これをアピールポイントにすることに違和感もある。

差別化するためにただ値段を下げる人がいるが、それだけはやめて欲しい。
全体の相場が下がり、購入する人以外得する人はいないし、安いだけで買う人は次の安いものにどんどん移っていく。つまり一回買ったら終わりで次は無い。

差別化しようと考えることは楽しいと思える時もある。
ただ、そういう事をしなくてもモノが売れるならそれに越したことはない。

そう、そして自分達は他とどう差別化するのか、もしくはもう差別化できているのか、よく思いつかない。

差別化を考えなくともよい、豊かな時代が来たらいいなと思う。切実に。


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