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【今日のニュース5/26】エヌビディア、2~4月は純利益15%減

〈ポイント〉
・売上高は前年同期比46%増の82億8800万ドル
・2~4月期に英アームの買収中止の違約金支払いにより純利益は減少
・ロシアと中国のロックダウンリスクに警戒

〈解説〉
米エヌビディアが25日発表した2022年2~4月期決算は売上高は前年同期比
46%増、純利益は15%減の16億1800万ドルであった。
データセンター部門が好調で83%増となり過去最高の売上。クラウド事業者や大企業によるデータセンター投資が堅調で直前期比15%の伸びとなった。自然言語処理など人工知能(AI)計算用半導体の販売数が伸びた。
ゲーム部門は31%増の36億2000万ドル。GPU(画像処理半導体)や専用ゲーム機向けの製品販売が堅調だった。暗号資産の相場下落からマイニング用の半導体などの売上高は大きく縮んだ。
エヌビディアは2月に英半導体設計大手アームの買収を断念したことによる違約金13億5300万ドルを計上したころで純利益は減少となっている。
今後はロシアへの直接出荷の停止や中国のロックダウンによる影響が見込まれる。売上高ベースで5億円ドルのマイナス影響を織り込んだ。

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