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Withコロナ時代に置き忘れていること<国際交流編Vol.1>

私の教育のこだわりは、ICTアクティブラーニンググローバル教育を融合した授業をすること。

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しかし新型コロナウィルスによる休校措置によって、現在はリアルな授業は行われず、学校全体でオンライン授業(授業動画配信)を行っています。

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学校全体のICTスキルは著しく上がりましたが、その一方でアクティブラーニングやグローバル教育は、ピタッと止まり完全に置き去られています。

これは本校に限ったことではなく、それまで大切にされていた多くのものが置き忘れられているのでは無いでしょうか?

姉妹都市

例えば、2019年12月に本校パソコン部を中心に全国の高校、特別支援学校、国外の小中高校(タイ、インドネシア、韓国)、合計8校とコラボして掛川城プロジェクションマッピングを行いました。

その時に関わっていただいた韓国の学校は、掛川市の姉妹都市の横城郡の小学校でした。

それ以外にも掛川市は、アメリカのコーニング、ユージン、イタリアのペーザロなど様々な海外の姉妹都市があります。

このような姉妹都市事業はいまどうなっているのか?

このような時こそ、姉妹都市の現状を確認しあったり、励ましあったりすべきなのでは?と思ったりもします。

国全体、世界全体が内向きになっている今こそ、もう一度外に目を向けることも必要なのでは?と感じるようになってきました。


Withコロナ時代の私ができる国際交流とは?


それでは私は?というと、海外の友人に要素を聞く程度しかできていないことも事実です。

海外の友人たちとの会話の中で、インドネシアのバリ島の話が出てきました。

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観光がメイン産業になっているバリ島は、新型コロナウィルスの影響で全く経済が機能していない、とのことでした。

あの美しい観光地であるバリ島の人たちの仕事がなくなっている。

ホテルで働いていたような観光産業の方々は続々と解雇されているそう。

そのような中で私ができる国際交流、国際貢献ってなんだろう?

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足りない物資を送る?

寄付を募って送る?

どちらも何か上から目線で、交流というよりも支援の雰囲気なってしまうことでなんとなく嫌な思いになりました。


バリ島とオンラインミーティングしてみた


それならば現地の様子を直接現地に住んでいる友人に聞いてみよう、とオンラインミーティングをしてみました。

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メンバーは、インドネシアの教育に興味を持ち、春休みにインドネシア研修に一緒にいくはずだったメンバー。日本の教育者(吉川、江藤由布先生)、起業家(戸田佑也さん)の3名と現地のコーディネートをしてくれた日本人の友人(小野寺さん)と行いました。

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現地の様子を聞いていくと、観光産業は非常に厳しい状況にあることが改めてわかりました。

その一方で、多くのバリ島の方々が職業を変えて力強く生活していこうとしていることも聞きました。

たくましく生活していこうとしている彼らに単なる寄付をすることが正解なのか?という思いを抱きました。

本当ならバリの美しい自然や、歴史ある文化、美味しい食べ物などを直接バリ島で楽しむことで応援したい

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そのような話の中で出てきたのが、バリ島の様子をスマホで実況中継をすることでバーチャルツアーをするというアイデア!

日本とインドネシアをZoomでつないで、小野寺さんがバリ島を散策する様子をライブで話しをしながら日本で見る。そしてそのバーチャルツアーの対価として日本から謝礼を送金する。

このような仕組みができないか、ということに。

そのデモバーチャルツアーをゴールデンウィーク中にやろう!ということになりました!

・・・Vol.2に続く


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