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『虐待児の詩』 青い鳥の記憶

「友が居た」


友が居た

流離いの果てに 野垂れ死んだ
友が居た

図体も 態度も 横柄さも
誰より デカく

存在感が 服着て 歩いてる
そんな 奴だった

心に 六尺玉を 炸裂させた儘
疾風の 如く 消え去った

##友が居た

彼奴が 炸裂させた 六尺玉は
心の奥で 輝き 続けてる




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