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劇団四季「アラジン」を観た後の爽快感

こんばんは、まっすーです。

プロフィールにも書いていましたが、
私の趣味の一つに舞台鑑賞があります。
市民ミュージカルに出たことがきっかけで興味をもつようになりました。
舞台の良さは、なんといっても臨場感があるところだと思うんです。
役者の息づかいや感情がダイレクトに伝わってくる、そんでもって一発勝負で失敗は許されない。
そんな臨場感がたまらなく好きなんですよね。


、、とはいっても、万人が舞台好きというわけではなくて、友人の中には、
「舞台だと、いきなり歌を歌い始めるから違和感があって、どうしてもついていけない。」
という人もいます。



喝!!
そんなこと言ってるようじゃ、舞台の真骨頂は味わえません!!
そんな方には劇団四季の「アラジン」をお勧めします。
これなら、歌のはいりも原作アニメと似ていて違和感はないし、エンターテインメントだし!
舞台好きの人も興味がない人も一緒に楽しめると思うのです。


アラジンの舞台は一言でいうと「見終わった後に、全力を出し切った後のような爽快感をもたらしてくれる」作品です。
今日は、昔の記憶をたぐり寄せて
劇団四季「アラジン」の舞台がいかに爽快感をもたらしてくれるかをお伝えしたいと思います。
(観たのは3年前くらいです。うろ覚えな記載もありますが、ご容赦くださいm(__)m)



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【劇団四季「アラジン」を観て】

今日は劇団四季「アラジン」の舞台を観る日。
原作アラジンは見たことがあり、ストーリーも知っているが、劇団四季の舞台が楽しい!という評判を聞き、チケットを予約したのだ。

会場に入ると
ペルシャ絨毯のような幕が垂れ下がっていた。
予約していた後部座席へと向かう。後ろの席は全体が見渡せるところがいい。
開演まで時間があるため、グッズコーナーで買ったパンフレットを見ていると、
開演前の注意事項アナウンスが、ジーニー🧞‍♂️の声で、始まる前からワクワクした。




そしてついに開演!!

「ビーーーーーーーーーーーー(ブザーの音)」

語りが舞台前に現れた。
「Lady and gentlemen !ようこそ我が街アグラバーへ」
「むかしむかし。はるか遠く。魔法息づくアラビアンナイトの物語 ・・・

        ・・・どうぞご覧あれ!!」

拍手と共に幕が開けた。
砂漠の王国アグラバーの活気溢れる様子が歌とダンスで表現され、舞台からパワーが満ち溢れるようだった。
最初からこのテンションで大丈夫か?
盛り上がりどころで力を発揮できず、このテンションが徐々に失速するのでは?
そう思ったが、心配はご無用!!だった。

ジーニーの登場でさらにハイテンションな盛り上がりをみせたのだ。
ジーニーが地面からぐるぐる回って現れると、待ってましたとばかりに皆、拍手喝采。
「はい!1億2000万のジーニーファンの皆様、お待たせしました。ランプの魔神ジーニーです!」
観客席は熱狂した。
その後のリズミカルなタップダンス。ころころと変わる舞台装置。ディズニー曲のメドレー  。
約7分間という長いダンスのはずだったが、マジックや面白いダンスの振り付け、きらびやかな衣装や小道具の変化に釘付けで、あっという間に過ぎていった。

きらめきあり、ぱっと弾けるような笑いありの
第一章であっという間に終わってしまった。

ー 休憩 ー


そして、第二章。
今まで笑い中心だったものが、一転。
ゆるやかに物語が展開されていく。
原作と違って、アブー(アラジンの親友の猿)の代わりに3人の男友達がいたり、
ジャファーのオウムの代わりにオウム返しする召し使いがいたりと、アレンジが加えられていたところも良かった。

そして、魔法の絨毯で空を飛ぶシーン。
アラジンが
「僕を信じて」
と手を差し出すと、
「なぜだか分からないけど、信じるわ」
手をとるジャスミン。

そのタイミングで舞台に白い星がきらめいた。
アラジンとジャスミンが魔法の絨毯に乗り、
「A whole new world」を歌う。
絨毯は前後左右上下、あらゆる角度で自由自在に夜空を飛んでいく。
アラジンとジャスミンが交互に歌ったり、ハモったり、触れ合い、愛を確かめ合うような歌声はとてもロマンチックだった。


その後、邪悪なジャファーが悪事を働こうとするも、アラジンとジーニーが力を合わせて阻止し、ジャスミンを救出する。

急展開を迎えながらも
最後は圧倒的なハッピーエンド!!
壮大な歌声で幕を閉じた。


終わった後、思わず立ち上がって拍手をしてしまった。
周りもスタンディングオベーション。
今までこれほどまでに、笑いと華やかさのある舞台を観たことはあっただろうか。
どのキャストも主役なみの力量で演じていて、これがプロなんだと改めて感じた。

終わった後の爽快感が半端ない。

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最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
これを読んで、舞台に興味ない方が、ほんの少しでも、「舞台って楽しいのかも」と思っていただけたら幸いです🍀