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やさしさに包まれたなら♪

私はユーミンの歌が好きです。
理由は、歌詞と伴奏の楽器とユーミンの歌声が
心地良いからです。


今回はそんなユーミンの曲の
『やさしさに包まれたなら』の歌詞について思ったことをそこはかとなく書き綴ってみたいと思います。

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『やさしさに包まれたなら♪』

                        作詞・作曲 新井由美


小さい頃は 神さまがいて
不思議に夢を叶えてくれた
優しい気持ちで 目覚めた朝は
大人になっても 奇蹟は起こるよ

カーテンを開いて 静かな木漏れ陽の
やさしさに包まれたなら きっと
目にうつる 全てのことは
メッセージ

小さい頃は 神さまがいて
毎日愛を 届けてくれた
心の奥に しまい忘れた
大切な箱 ひらくときは今

雨上がりの庭で くちなしの香りの
やさしさに包まれたなら きっと
目にうつる 全てのことは
メッセージ

カーテンを開いて 静かな木漏れ陽の
やさしさに包まれたなら きっと
目にうつる 全てのことは
メッセージ
​

冒頭の「小さい頃は神様がいて、不思議に夢を叶えてくれた〜♪」という出だしは
なんとも可愛い発想ですよね。



この歌は、日常の出来事に目を向けて綺麗だと思える心を持ち続けようというメッセージが込められていると思います。

具体的には、下のような想いが込められているのでは?と勝手に想像を膨らませています。


小さい頃は日々の生活がキラキラしていて、
夢や希望に溢れ、なんでも挑戦できました。
できるという揺るぎない自信が
成功へと繋げてくれていました。
まるで神さまが見守っていて、嬉しいことを引き寄せてくれているような日々でした。

しかし、年を重ねるごとに失敗や挫折、辛い経験も増えていきます。
勉強したのにテストで良い点がとれなかった、
部活動でレギュラーからはずされた、
友達と喧嘩して謝ったけどさらに関係が悪化した
受験に失敗した、人に裏切られた、
勇気を出して告白したけど、フラれた、
仕事で思いもよらない失敗をしてしまった、
大切な人が亡くなった。

挫折を味わう中で、自分はできない、出来たとしてもこれくらいが関の山と
自分自身で限界を決めてしまうようになると、
やがて、世界がくすんで見えてしまいます。
同じ生活、同じ景色、変わりばえしない
日々の繰り返しです。

そんな大人となった、あなたに問いたい。
日々の忙しい中に、
彩があることに気づいていますか?
カーテンを開ければ、
心地よい木漏れ日が差してきます。
雨上がりの庭には、
ほんのりと甘いくちなしの香りに、
水滴がついた葉がきらきらと輝いています。

そこには、子どもの頃に輝いていたあの日々と
変わらない景色があります。
もし、同じものを見て綺麗だと思えないのなら、変わったのはあなたの心ではないですか。

「目にうつるすべてのことはメッセージ」
日常の出来事に目を向けて
(光、音、匂いなどの五感を全身で受け入れて)
綺麗だと思える、キラキラとしたあなたでいてください。

小さい頃にいた神さまは今でもいます。

こんな思いが込められていると思います。



そう思いながら『やさしさに包まれたなら』を聴いてみると、、





「やっぱりいい曲だな〜」

と思うのです。


電車の中、この曲をイヤホンで聴くのが
最近のマイブームです♪

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