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ほっかいどう暮らし119 道東で蕎麦を食べる

今年の4月より、ご近所の飲み友達のコーイチさん(50代初め)とゆういちさん(40代後半)と僕の3人で「道の駅スタンプラリー」を回っています。

前回冒頭で道南方面の道の駅を巡った話を書きましたが、実はその前日の打ち合わせでコーイチさんが「せっかく函館に行くなら

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なんて言っていました。

当日はよほど蕎麦屋とラッキーピエロを楽しみにしていたのか、上ノ国町の名物「てっくい丼」(ヒラメの天丼)も食べず

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松前町の「本マグロ丼」も我慢していました。

ところが行く先々の道の駅でお土産を買い、福島町の「横綱千代の山・千代の富士記念館」などに寄っていたら、かなり時間が遅くなってしまい

ゆういちさん 「残念だが、函館の蕎麦屋はムリだな」

コーイチさん 「....」

僕 「じゃあ帰り道にあるラッキーピエロに寄ろう。先に電話で予約しておけば、すぐに受け取れるから」

そこで帰る途中にある七飯町のラッキーピエロに電話をしたら

「ただいま大変に混み合っておりまして

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...さすがに2時間も待ってはいられません。

コーイチさんが気の毒なので「せめて八雲のハイウェイオアシスで、軽く蕎麦を食べて帰ろう」と寄ってみると

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終了〜〜っ!!

その後も「あ〜、蕎麦食べたかったな」「どれだけついてないんだ?俺」とブツブツ言ってるコーイチさん。

そこで

僕 「わかったわかった、今度おいしい蕎麦を食べに行こう」

ゆういちさん 「満足するまで付き合うよ」

となだめ、その日は途中のコンビニで買った

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シベリアを食べながら帰りました。

さて次の週末、相変わらず3人でお酒を飲みながら「次はどの辺りの道の駅を回ろうか」と話し合っていたら

コーイチさん 「新得町だな」

ゆういちさん 「いやいや、新得町に道の駅はないから」

と言ったら

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そこで翌日は新得町でそばをメインに、道東方面の道の駅を回ることになりました。

翌日、狩勝峠を越え国道38号線をひた走り、伺いましたのは「季節には蕎麦の白い花が咲き誇る」という

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通称「そばロード」の中にある

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新得そばの館 レストラン玄穣 さん

開店前に到着しましたが、後から後から人がやって来て開店時にはほぼ満席になっていました。

何にしようか迷ったのですが、ここはやはり

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せいろ(大盛)

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きれいなそば。せいろは「そば本来の風味が味わえます」とメニューに書いてあったのですが、まさにその通り、そばの香りが感じられます。とてもいい香り。

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出汁香る上品なつけ汁は少し甘めで、強いそばの香りを柔らかくまとめてくれています。

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白濁した蕎麦湯。好きなやつ。

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ごちそうさまでした。堪能いたしました。

その後は道の駅のスタンプラリー。まずは鹿追町の道の駅へ。

「道の駅 しかおい」でスタンプを押したところで

コーイチさん 「鹿追町もそばの産地だから。ここもそばを食べておかないと」

僕 「確かに『鹿追そば』も有名だけど...さっきそば食べたばっかりじゃないか」

ゆういちさん 「そんな立て続けにそばは食べられないよ」

と言ったら

コーイチさん 「鹿追町のそば屋には、美味しそうな『ごぼう天そば』がある」

すると

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えっ?ええ〜〜っ?!

そこで向かいましたのは、鹿追町西町にあります

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そば処 しかめん さん

こちらで注文しましたのは、やっぱり

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ごぼう天そば

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まずは目を引く大きなごぼう天。パリパリ、シャクシャクした歯応えでおいしいです。汁に浸すとまたおいしい。

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そばは名産の「鹿追そば」。美味しくなかろうはずがありません。お腹いっぱいのはずですが、スルスル入ります。汁は大人も子どもも楽しめる優しいお味。

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ごちそうさまでした。完食してしまいました。

食後は士幌から音更の道の駅でスタンプを押し、帯広に入った頃には

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もうすっかり遅くなっていました。

ゆういちさん 「こりゃあ、帰ったら8時は過ぎそうだな」

僕 「明日も仕事だから、今日は飲まないで解散しようか」

と言っていたら、突然コーイチさんが

「しまった!忘れたっ!!」

と大きな声。

財布でも忘れてきたか?まさか大事なスタンプ帳を置き忘れてきたんじゃ?!

と思ったら

コーイチさん 「JR新得駅にある『駅そば』に寄るのを忘れてたっ!そばの産地の立ち食いそば、これは食べておかないとっ!まだギリギリ間に合うから

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いやいや、コーイチさん

それは無理だから〜〜〜っ!!

おしまい

...って言うか、どれだけ蕎麦好きなのさ?!

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