北海道の熊おやじ〜北海道の179市町村の歴史と観光スポットを水彩画と油絵で紹介します〜

広大な北海道を絵の題材探しに179市町村を30年ほどかけて旅をしてきました。北海道のビ…

北海道の熊おやじ〜北海道の179市町村の歴史と観光スポットを水彩画と油絵で紹介します〜

広大な北海道を絵の題材探しに179市町村を30年ほどかけて旅をしてきました。北海道のビューポイントを町の歴史や観光を含めて水彩や油絵で紹介します。 ❖作品の一部は販売もしております❖ https://home.tsuku2.jp/f/aura/tukutukugaro

記事一覧

岩子岳(雲石峠から)

岩子岳(いわこだけ) 道南のマッターホルンと言われるだけあって標高は801.6mですが、鋭く天を突く奇峰の山容が興味をそそります。 道南の八雲町と旧熊石町の境に雲石峠…

ゆり根街道(真狩村)

真狩村で「ゆり根」栽培が始まったのは昭和36年からでした。 国内生産の99%が北海道産で、真狩村は道内作付の約3割を占めます。 ゆり根が店頭に並ぶのは11月ですが、毎…

万里の長城(下川町)

下川町は葛西紀明のジャンプの町です。 この町に世界遺産でもなければ、国立公園でもない「万里長城」があります。 公園の廻りを囲む2キロの万里の長城。 昭和61 年から…

士幌町から

遠くに見えるのは然別湖の山々です。 「しほろ」の名は、アイヌ語のシュウウォロー(広大な土地)が転訛したとの説が有力です。 士幌の本格的な開拓が始まったのは明治31…

親子岩(様似町)

親子のように大小3つの岩が仲良く海上に並んでいます。 アイヌの酋長とその妻子にまつわる悲しい言い伝えが残されているといいます。

あざみの歌(真狩村)

真狩村は細川たかしの出身地ですが、もう一人、真狩村をふるさとの音楽家がおります。 作曲家で八洲秀章という人です。 八洲が生まれた郊外の畦道に碑が立てられています…

地球岬(室蘭市)

地球岬は、100mにおよぶ断崖絶壁が連なる展望台から太平洋を一望できる国内でも有数の景勝地です。 断崖絶壁の先端を見下ろすと灯台が建っています。 見下ろす灯台という…

ペンケトー(釧路市)

ペンケトーは、道東釧路市にある湖です。 国道241号の双湖台から見ると北海道の形に見えます。

シャクシャイン城址(旧静内町)

シャクシャインは17世紀中ごろの東蝦夷シブチャリ地域(北海道静内)のアイヌ一部族の首長です。 新ひだか町(旧静内町)にある真歌の丘(真歌公園)にシャチがありました。 …

旧愛冠駅(足寄町)

道の駅「あしょろ銀河ホール21」は、「ふるさと銀河線」の足寄駅舎として造られ、その後2006年に廃止された場所です。 道の駅からまっすぐ北に向かって国道242号車を走る…

アゼチの岬(浜中町)

道東浜中町、霧多布半島のアゼチの岬からの景色です。 琵琶瀬湾に突き出た岬で、小島・ゴメ島・嶮暮帰島を望め、真夏の落日は絶景ポイントになります。 正面に見えるのが…

銀河鉄道の里(旧穂別町富内)

旧富内線(とみうちせん) 大正12年、国鉄富内線(日高線鵡川駅から)が鵡川~富内まで開通し人口が急増します。昭和20年には穂別炭鉱(現・杵臼)が開坑し,最盛時の昭和36年…

ピア21しほろ(士幌町)

「道の駅ビア21しほろ」が新しく変わりました。 この絵は道の駅の裏手から描いたものです。 十勝は広い平野ですが、道の駅の規模も拡大し周りの景色と合わせて大きく変わ…

襟裳岬(えりも町)

開高健は と語ったところが襟裳岬です。 岬の先端には流木もありました。

大雪山(鷹栖町から)

大雪山と言う山はありません。道南の駒ヶ岳と同じで、山々の集まりを総称して「大雪山」と言っています。 大雪山の山々の稜線は中々見れるものではありません。 鷹栖町を…

ポロト湖(白老町)

白老町にあるアイヌ国立博物館ウポポイはポロト湖の岸辺にあります。 博物館を右手に見て湖を左に進んでいくとキャンプ場があります。 自然を生かしたキャンプ場です。ハ…

岩子岳(雲石峠から)

岩子岳(雲石峠から)

岩子岳(いわこだけ)

道南のマッターホルンと言われるだけあって標高は801.6mですが、鋭く天を突く奇峰の山容が興味をそそります。

道南の八雲町と旧熊石町の境に雲石峠をはさんで名峰雄鉾岳と対峙しているのが岩子岳です。

かなり前になりますが、雲石峠を通った時に気になる山を見て写真に収めました。

ゆり根街道(真狩村)

ゆり根街道(真狩村)

真狩村で「ゆり根」栽培が始まったのは昭和36年からでした。

国内生産の99%が北海道産で、真狩村は道内作付の約3割を占めます。

ゆり根が店頭に並ぶのは11月ですが、毎年夏の間、黄色の百合の花が道路脇に植えられ「ゆり根街道」が続きます。

万里の長城(下川町)

万里の長城(下川町)

下川町は葛西紀明のジャンプの町です。

この町に世界遺産でもなければ、国立公園でもない「万里長城」があります。

公園の廻りを囲む2キロの万里の長城。
昭和61 年から始まりました。
何故作ったのかと聞きますと「農地造成の際に、大量の石が出るのでそれを何かに使えないものかと考えた末に思いついたものだとか」本家の中国の許可も取ってあるとのことです。

築城は、「モッコ」を使い人力による築城を基本に、

もっとみる
士幌町から

士幌町から

遠くに見えるのは然別湖の山々です。

「しほろ」の名は、アイヌ語のシュウウォロー(広大な土地)が転訛したとの説が有力です。

士幌の本格的な開拓が始まったのは明治31年になってからでした。
岐阜県で設立した美濃開墾合資会社の一行(43戸)が中士幌に入植し、大地の開拓を始めました。

親子岩(様似町)

親子岩(様似町)

親子のように大小3つの岩が仲良く海上に並んでいます。

アイヌの酋長とその妻子にまつわる悲しい言い伝えが残されているといいます。

あざみの歌(真狩村)

あざみの歌(真狩村)

真狩村は細川たかしの出身地ですが、もう一人、真狩村をふるさとの音楽家がおります。

作曲家で八洲秀章という人です。

八洲が生まれた郊外の畦道に碑が立てられています。
八洲と聞いても分からないと思いますが、代表作の一つ「あざみの歌」といえば分かる人が多いと思います。

「山には山の愁いあり、海には海の悲しみや、ましてこころの花ぞのに、咲きしあざみの花ならば」

です。

地球岬(室蘭市)

地球岬(室蘭市)

地球岬は、100mにおよぶ断崖絶壁が連なる展望台から太平洋を一望できる国内でも有数の景勝地です。

断崖絶壁の先端を見下ろすと灯台が建っています。
見下ろす灯台というのは珍しいです。
日本の灯台50選にも選ばれた八角形の白い灯台で、1920年に点灯を開始しました。

「地球岬」の由来はアイヌ語で断崖を意味するチケプですが、どうした訳か読み方が似ているということで地球と名付けられたといいます。
「地

もっとみる
シャクシャイン城址(旧静内町)

シャクシャイン城址(旧静内町)

シャクシャインは17世紀中ごろの東蝦夷シブチャリ地域(北海道静内)のアイヌ一部族の首長です。

新ひだか町(旧静内町)にある真歌の丘(真歌公園)にシャチがありました。
シャクシャインはこのシャチで殺害されたという説があります。

旧愛冠駅(足寄町)

旧愛冠駅(足寄町)

道の駅「あしょろ銀河ホール21」は、「ふるさと銀河線」の足寄駅舎として造られ、その後2006年に廃止された場所です。

道の駅からまっすぐ北に向かって国道242号車を走ると利別川を何度も渡り陸別町に向かいます。

この絵は利別川の橋からを画いたものです。
利別川にえぐられたのか真っ白い土肌が見えました。

後で調べてみると近くに「愛冠(あいかっぷ)駅」が保存されているといいます。
旧ふるさと銀河線

もっとみる
アゼチの岬(浜中町)

アゼチの岬(浜中町)

道東浜中町、霧多布半島のアゼチの岬からの景色です。

琵琶瀬湾に突き出た岬で、小島・ゴメ島・嶮暮帰島を望め、真夏の落日は絶景ポイントになります。

正面に見えるのが「小島」ですが、その奥に平たいテーブル状の島が「嶮暮帰島(けんぼうきとう)」です。

この島を一躍有名にしたのは、ムツゴロウこと畑正憲でした。
昭和46年4月から翌年まで一年間住んだ無人島です。

銀河鉄道の里(旧穂別町富内)

銀河鉄道の里(旧穂別町富内)

旧富内線(とみうちせん)

大正12年、国鉄富内線(日高線鵡川駅から)が鵡川~富内まで開通し人口が急増します。昭和20年には穂別炭鉱(現・杵臼)が開坑し,最盛時の昭和36年には人口1万を超えました。(昭和40年に閉山)

この鉄道は、ひだか町の「道の駅樹海ロード日高」の近くまで開通します。更に北部の占冠村を通る根室本線金山駅まで達し、道東十勝へと繋がる計画でした。

「ほべつ銀河鉄道」

昭和61

もっとみる
ピア21しほろ(士幌町)

ピア21しほろ(士幌町)

「道の駅ビア21しほろ」が新しく変わりました。

この絵は道の駅の裏手から描いたものです。

十勝は広い平野ですが、道の駅の規模も拡大し周りの景色と合わせて大きく変わっています。

道の駅の在り方も変わってきました。 

大雪山(鷹栖町から)

大雪山(鷹栖町から)

大雪山と言う山はありません。道南の駒ヶ岳と同じで、山々の集まりを総称して「大雪山」と言っています。

大雪山の山々の稜線は中々見れるものではありません。

鷹栖町を通った時に、初めてこのような「大雪山」を見ました。

ポロト湖(白老町)

ポロト湖(白老町)

白老町にあるアイヌ国立博物館ウポポイはポロト湖の岸辺にあります。

博物館を右手に見て湖を左に進んでいくとキャンプ場があります。
自然を生かしたキャンプ場です。ハイキングや森林浴・水遊びと自然に親しむことを目的として開設されました。

小鳥の声で朝を迎えられるのがキャンプ場ならではといえるでしょう。