まとめ① THE TEAM -5つの法則-

偉大なチームに必要なのは

「リーダー」ではなく「法則」だ。

この本の腰巻の部分を見て興味がわいた。
自分の中で、チームとは偉大なリーダーの存在なしには良いチームは作れないものだと思っていた。この本では、そのようなチームに対する誤解や、偏見、イメージなどを払拭しチームをより科学的により論理的に解き明かしてくれていた。

この本を読んで自分の中でパラダイムシフトが起こった。

この本を読んでいくうえで、チームに対していろいろな気付きだったりメンバーに対してのアプローチ方法だったりと自分のやっている行動について振り返れることができ、自分がすごくもったいない行動をしていたことに気づかされた。

今回は、5つの法則のうちの1つを紹介していきたい。

法則1.Aimの法則【旗を掲げろ】

法則に入る前にチームとグループについて違いを説明したい。
・チーム=共通の目的を持った2人以上の集団
・グループ=共通の目的を持たない2人以上の集団

この前提を当てはまるなら登下校中の学生、大学のサークル、部活、極論を言えば、一緒に旅行をする友人、外食に行く家族なども当てはまる。

〇目標を確実に達成するのが良いチームという誤解

チームとして何を目標にするかによってメンバーの思考や行動は大きく変わる。すなわち、目的意識の有無によってチームの活動は左右される。この現象を心理学ではカラバース効果といいます。

その前提に立つと目標を確実に達成するのが良いチームこれは必ずしも間違っているわけではないが、それよりも大切なことは、目標を適切に設定するのがいいチームとなる。

〇あなたのチームは何を目標にするのか?

目標には3つのタイプがある。

行動目標
チームメンバーが具体的に取り組むべき行動の方向性を示したもの。

成果目標
チームとして手に入れるべき具体的な成果を示したもの。

意義目標
最終的に実現したい抽象的な状態や影響を示したもの。

これらは上の方ほど具体的なアクションが明確で下の方に行けばブレイクスルーが起きやすい。

*ブレイクスルー・・・本質的な課題を打ち破る革新的な解決策のこと。

3つのうちどれがどれが自分のチームに適切なのか?
それはメンバーの能力レベル、思考力、行動力などにより決まってくる。

代表的な例にサミュエル・ハヤカワの「抽象のハシゴ」がある。

3人のレンガ職人に「あなたはどんな仕事をしているのか?」と質問した場合3パターンの回答が考えられ、1つ目は「レンガを積んでいます」という回答。これは仕事を「作業」のレベルでとらえている。2つ目は「教会を作ってます」という回答。これは目的のレベルで仕事をとらえている。3つ目は、「みんなが幸せに過ごせる場所を作ってます」という回答。これは意義レベルで仕事をとらえている。

Aimの法則の「行動目標」「成果目標」「意義目標」という考え方は、この抽象のハシゴの考え方がベースになっている。

〇意義目標がなければ作業と数字の奴隷になる

もし意義目標がなく、行動目標や成果目標しかなければ時にメンバーは「作業」と「数字」の奴隷になってしまう。
しかし、多くのチームが意義目標の重要性を十分に理解してない。

意義目標には「なぜやるべきか?」「チームが何のために存在し、どんな影響を与えていくべきか?」などメンバーは自らの生むべき成果や取るべき行動について意思を持つことができる。

そうして、メンバーがより自発的に行動し、成果を上げるチームが作られる。

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中央大学学友会サッカー部。 日常で気づいたことや今まで生きてきた中で学んだことを発信していく。
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