町の過去を知り いまと未来を思う写真展・長万部写真道場+ ローカルカラーの時代

長万部町で、かつての生活を記録した写真が大量に見つかりました。その数、数千枚。昭和20-50年代に活動していた地域のアマチュア写真家グループ「長万部写真道場」が残した作品群です。鉄道の中継地点として栄えた町の生活、開拓農家の奮闘、アイヌの人たちの暮らしぶり・・・。スナップショットがドキュメンタリーとして目の前に展開されます。
写真を長万部町で展示する展覧会は、今年で2回目。今回新たにカラー作品も整理・展示され、モノクロ写真とは違った説得力を発揮しています。さらに昭和初期に長万部町民がアイヌ文化保存のため発行した写真絵葉書の複製も展示され、「写真」が果たしてきた、これから果たす役割を考えさせられました。
写真展・長万部写真道場+は、長万部町学習文化センターで3月17日まで

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