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観光客が行かない標茶町の旅・前編

観光客が行かない「標茶(しべちゃ)町」の旅  人口6,884人 (2024.8.末) 


標茶町

今年も涼しい北海道を目指して津軽海峡を渡ってきたキャンピングカーをたくさん見ました。特に人気なのが道東です。
昔と違い設備が整ってきましたから、何日でも好きなだけ滞在できます。     

  

           

釧路平野は道東の釧路川、阿寒川の下流に位置する沖積平野で、釧路町,鶴居村,標茶町,釧路市の1市3町村にまたがっており、湿原は標高5~8メートルの砂丘の北側に約80%を占めています。

塘路駅(とうろえき)

釧路駅を出発したノロッコ号の終着駅は「塘路駅」になります。


ノロッコ号


この鉄道はJR釧網線(釧路~網走駅)が本来の路線です。
それを行楽の時季に塘路駅までを往復しているのです。

「塘路駅」があるのは標茶町になります。
ラムサール条約に登録された湿地として有名な釧路湿原がすぐそばにある駅で、この駅から湿原まで歩いていくこともできます。

ログハウス風の塘路駅舎には「湿原に出会える塘路駅」という看板が掲げられており、これが全国でも珍しく、駅舎は「ノロッコ&8001」と言う名の喫茶店になっています。

小さな駅舎には、鉄道関連の品が展示され、近隣の塘路湖は、絶好のカヌーポイントとして親しまれています。

細岡展望台


細岡展望台


広大な釧路湿原を高台から見下ろすことができるのは標茶町にある「細岡展望台」で、釧路湿原の約45%は標茶町域なのです。
細岡展望台からは蛇行する釧路川、湿原の背景には雌・雄阿寒岳や天気が良ければ斜里岳も見えます。テレビで映し出される風景はここです。
この場所は釧路駅から3つ目の釧路湿原駅で下車して歩くこともできますが、車が一番便利です。



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