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保険のカンタン1分講座

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保険オタクのCEOが 「業界未経験の社内メンバーに、“とことんラクして・わかりやすく・たのしく”保険について知ってもらおう!」 ってコンセプトで書いていくで~。 とはいえ、みん… もっと読む
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「保険のカンタン1分講座」のコンセプト

【講座のコンセプトは?】 ①「1記事1分で読める量」が目標 ②面白いトピックを含めて、わかりやすく説明することが目標 ③保険を売る仕事をしていないから言えることもある 【どんな人が書くの?】 ・大学時代から保険業界の研究をしていた関西人の保険オタクです ・「保険の請求もれをなくす」というミッションの会社のCEOです ・「保険の販売には関わらない」って決めている変わった会社です IBの井藤です。 とつぜんですが、、、 弊社には2021年4月現在、15名のメンバーがいます

保険のカンタン1分講座

まず、以下のリンク記事をご一読ください! 以下、記事の予定です^^ 1.きほん編2.保険商品編 3.保険業界のレキシ編保険について知っていることの点と点がつながるよ。 保険業界にいる人も、客観的に業界のレキシを知る機会はなかなかないと思う。 ドラマチックやで~。 4.保険との付き合い方編「誰に聞けばいいの?」って疑問を、今まで学んだことを踏まえて解説していくで~ 伏線回収のコーナー。 5.保険の請求もれ編「え、そんなことでも保険金受け取れるの?」って気づきのきっかけ

【4ー14限目】「医療保険に入らなくてよい説」について考察

仮に、健康な40歳の人が、 医療保険【入院日額5000円(1入院につき60日限度) / 手術給付金10万円 / 保険期間=終身 / 払込期間=終身 / 保険料=月額3000円】に加入したとしよう。 90歳まで生きたとして保険料の払込総額は180万円。 360日入院すれば、払い込んだ保険料の元が取れるね。 「手術を伴う22日の入院」を7回とかでも元が取れる。 なお、平均入院日数は約16日。 1984年の平均入院日数が約55日だったころに比べると、3分の1ほどの短さになって

【4ー12限目】結局どの保険に入ったらいい?(考え方)

さ~て、みなさんお待たせしました! 「結局、どの保険に入ればいいの?」って質問にお答えしていくで。 まずお伝えしておきたいのは、次の3点。 ①保険の入り方に正解はないで 例えば「死亡保険に入らない」と決めた次の日に亡くなるかもしれない。 保険は「入るのも覚悟、入らないのも覚悟」ってこと。 ②保険は万能じゃないで 「生きていくうえで起こりうるリスクを、すべて保険で備えようと思ったら、月々数十万円の保険料を払っても足りへんで」ってこと。 ③保険の基本的な考え方はギャンブル

【4ー11限目】信用していい保険営業さんの条件5つ

あくまでも私の意見やで。 ―――――――― ①デメリットやリスクの話を自ら説明する人逆に、メリットの話しかしない人はアウト判定していいよ。 そもそも、重要事項説明をしない人、保険業法300条の話をできない人は、危険だと思う。 ②自分が加入している保険と、その根拠を教えてくれる人逆に、教えてくれない人は怪しいよね。 「どんな保険に入ってるんですか?」って遠慮なく聞いてみよう。 ③請求するときにどうすればいいか説明できる人保険の価値が発揮されるのは、請求するとき。 その説

【4ー10限目】保険の正しい情報ってどうやったら出会えるの?

「セカンドオピニオン(第2の意見)」といって、 「保険の比較情報」そのものを比較する ということをおススメするで。 要は、 営業さん一人だけの話を聞いて決めずに、いろんな意見を聞こうよ ってこと。 以下、聞きに行く先の一例ね。 ・「保険ショップ」「無料相談のFP」「銀行」など乗合保険代理店  良い点・・・複数の保険会社の商品を教えてくれるかも  気を付ける点・・・「手数料が高い」とか、売りたい商品を勧めてくるかも ・保険会社の一社専属の営業職員、代理店  良い点・・・

【4ー9限目】比較サイトや雑誌のランキングの裏っ側

保険を比較したい! ってことで、「保険比較サイト」や「雑誌の保険特集」で情報収集するのも一つの手。 ただし、その情報を鵜呑みにする前に知っておいてほしいことがある。 前提として、保険っていうのは単純に比較することがとても難しい・・・ なぜかというと、例えば、 ・「三大疾病」の定義が各社バラバラ だったり、 ・手術給付金の範囲が各社バラバラ だったりするもんだから、 「同じ条件にして比較する」ってことがほとんどの保険商品で不可能なんだ。 この前提条件を踏まえて、情報収

【4ー8限目】やっぱネット保険って安いの?

安いよ~ 安いけど、「じゃあ1番安いのか?」というと、そうでもないことが多い。 そもそも、ここでいう「安い」というのは、 同等の保障内容で比較したときね。 具体的には、 ✖ 貯蓄性の「終身保険」と掛け捨ての「定期保険」を比較して、「定期保険」の方が安い といった、保険種類の比較ではなく、 ✖保障内容が狭い「医療保険」と幅広い「医療保険」を比較して、保障内容が狭い方が安い といった、保障範囲の比較でもなく、 〇 「30歳男性が、この先10年で亡くなったら1000万円の死亡

【4ー7限目】保険の申込時に気をつけること

保険は保険金の請求をして、はじめて価値がうまれる。 しかし残念なことに、「請求したら保険金が出なかった!」「告知違反だと言われた!」など保険会社とトラブルになるケースが後を絶たない。 トラブルにならないためにも、Aさんの事例をもとに保険加入の正しい流れをチェックしておこう! ―――事例――― 保険ショップで保険の見直しをしたAさん。 申し込みはパソコンを使ったペーパレス手続きでおこなった。 Aさん 「担当者の感じが良かったので、おススメしてくれたプランで申し込みを決

【4ー6限目】保険会社に直接いけば保険料って安くなる?

結論、 保険会社で直接加入しても、保険代理店や営業さんから加入しても、保険料は変わらんで。 ・・・・・補足情報・・・・・ 保険料に「割引」が適用されるのは、「団体」で契約した時のみ。 基本的に「自分が勤めている会社を通じて、決められた保険を契約する」以外で割引はないよ。 なので、気を付けてほしいのは、 「保険代理店や営業さんから加入した方がお得」ってこともないってこと。 仮に、 「私から保険加入したら、〇万円キャッシュバックするね」とか 「保険相談で5000円分のギフ

【4ー5限目】保険の営業さんの給料をのぞいてみよう

聞きたくてもなかなか聞けない話だね~ さて、 保険の営業さんの給料は、「固定給」と「歩合給(成果報酬)」の組み合わせからなる。 「完全固定給」だと、勤続年数や役職など、会社ごとでさまざまな評価基準があるよ。 今回は「完全歩合制(フルコミッション)」や「固定給+歩合給」の人の給与体系の例をみていこう。 (※あくまでも伝聞・事例であり、正確な内容ではないので悪しからず・・・) 保険乗合代理店A社の営業社員さん私は完全歩合制でやっているよ。 保険会社から代理店に入る手数料の

保険簿が日本経済新聞社×金融庁共催「FIN/SUM 2021」にて最優秀賞を受賞しました

日本経済新聞社と金融庁が共催する日本最大級のフィンテックカンファレンス「FIN/SUM 2021」のスタートアップコンテストにて、最優秀賞にあたるNikkei Awardを受賞しました。 保険に特化したスタートアップがNikkei Awardを受賞するのは初めてです。 (コンテストの結果はこちら) 2021年4月20日に日本経済新聞朝刊の特集でも取り上げていただきました。 ~~~~~~~~ 評価いただいたポイントは大きく3つです。 1.「保険の請求もれ」という潜在的か

【5ー26限目】コロナでも請求もれは発生するで

※2021年4月8日現在 各保険会社によって対応が異なるので、正確かつ最新の情報は保険会社に確認してね。 「入院した」「療養施設に入った」「医師の指示で自宅療養した」「亡くなった」という場合、まずは「請求できるかも」という前提で保険会社に聞いてみよう。 【参考】請求もれをふせぐチェックシート 療養した🔗 亡くなった🔗 ――――――――― 「こんな場合でも保険金支払われるかも」事例集case 1医療保険に加入しています。コロナの疑いで検査を勧められ入院しましたが、陰性で

【5ー25限目】地震・津波で請求できる意外な保険

請求もれをふせぐために、地震・津波の被災時にチェックしてね。 「え、そんなことでも保険金受け取れるの?」とか「そんな保険入ってたっけ?」って気づきのきっかけになるといいな。 ――――――――――― 【地震・津波に被災・・・加入保険のチェックポイント】 ①家や家財の倒壊・損傷火災保険は地震・津波のとき保険金が支払われないけど、地震保険に入っている可能性があるよ。 また、地震被害のための特約をセットで加入しているかも。 ②自動車の損害自動車保険も地震・津波のとき保険金は