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家計の出費は現金から?クレジットカードから?支払いで変わる家計の影響とは?

普段の買い物や支払いにもどんどんキャッシュレス化が進み、キャッシュレス決済を国も推奨しています。キャッシュレス決済の代表格といえるのはやはり「クレジットカード」ではないでしょうか。今では、プリペイドカードや交通系などの電子マネーも多く利用されるようになりましたが、やはりチャージして使うタイプよりも後払いのクレジットカードは、使い方によっては大変便利なものです。
ここでは、日頃の家計出費に現金とクレジットカードをどのように使うのが良いかを検証してみましょう。

第1章 現金とクレジットカード支払いはどちらが多いかを検証!

クレジットカードが普及しはじめてかれこれ40年。普段の買い物や公共料金支払いにもどんどんクレジットカードが使われるようになりました。では、実際にどれくらいの割合でクレジットカードが世間で使われているのか?を検証していきましょう。

現在のクレジットカードの普及は?
2018年度のクレジットカード会社の総合調査によると、約84%の人がクレジットカードを持っているようです。保有者1人当たりの保有枚数は3.2枚で、クレジットカード保有世帯のひと月の生活費の平均額は19.4万円。そのうちの7.1万円がクレジットカードによって支払われているという調査結果が出ています。つまり、生活費のうちの6割以上を現金で支払いしている計算になります。

今後のクレジットカード利用の見通しは?
2019年(令和元年)10月1日からは、消費税の増税に伴う事業者と消費者の負担軽減措置として、開始から9ヵ月間にわたる「キャッシュレス決済ポイント還元政策」が施行されました。これはクレジットカードや電子マネーを認められた中小企業以下のお店で使うと、利用総額の最大5%のポイント還元を受けられるサービスで、これを機にキャッシュレス決済の利用が伸びる可能性は多いにあります。

第2章 現金決済とクレジットカード決済のメリットとデメリットは?

クレジットカードの普及について調べてみましたが、まだまだ現金の出番も多く、現金を使わなくなることは考えにくいですね。
ここでは現金による支払いとクレジットによる支払い、それぞれのメリットとデメリットを解説していきましょう。

現金払いのメリットとデメリットを解説!
支払時に抵抗を感じずに使え、さらに残高が見えるので使った分の実感がわきやすい。
また無駄遣いの抑制になる。財布に多めに入れるとお金持ちの気分に浸れる。
支払時間が短い。災害時などの停電やインターネットのネットワークが不通時の現金しか使えないときにも活躍する。
一方で、財布に小銭がたまって重くなる。常に現金を持つリスクが生まれる。利用明細の管理(家計簿など)が大変。

クレジットカード決済のメリットとデメリットを解説!
クレジットカード決済ではポイント還元がある。小銭が出にくいのでお財布がスッキリする。利用明細が一括して見れるので帳簿管理が楽。不意の出費にも現金不足のような事態になりにくい。盗難リスクに対応している。
一方では、カードでの支払による衝動買いや使いすぎが起こり得る。お店などの独自の特典が使えない時がある。利用しないカードでも年会費が必要になる。支払時に多少時間がかかる(※逆のときもある)。クレジットカードを使えないお店もある。

第3章 普段の支払いはどっちがいいのかを検証!

現金支払いとクレジットカード支払いのメリット・デメリットについて解説しました。
では、普段の生活のなかで現金とクレジットカードをどのように使い分ければいいのでしょうかを考えてみましょう!

人の向き不向きを考える
上記のように現金決済、クレジットカード決済ともにメリットとデメリットがあります。
自分がどちらに比重をおいて使うのが賢明かを知っておくことも大切です。
・現金向きのひと
現金を持っていないと不安になる人。欲しいと思うとすぐに買ってしまう(お金遣いの荒い)人。小銭貯金をしている。家計簿管理が苦でない人に向いています。
・クレジットカード向きのひと
必要かどうかを見極めて買い物ができる人。ポイント管理ができる人。家計簿をつけている人。平日の昼間にATMに行きにくい人にも便利です。またインターネットでの買い物が多い人や海外旅行や出張が多い人にもお得で便利な決済方法です。

利用先の向き不向きを考える
現金はクレジットカードを使えないところで使う。お小遣いなど限度がある場合に使うと管理しやすくて便利です。
一方、クレジットカードはスーパーなどで利用特典やポイントなどがある場合や海外旅行などでは手数料が安い。またインターネットを利用する支払の際にも手数料がかからない場合が多くポイントも付くので、ネットでの利用に関しては経済性・利便性を考えてもクレジットカード決済が圧勝ですね。そのほか、電話代や公共料金の支払にクレジットカードカードを使うと毎月お得になります。

第4章 相談料無料!FPに相談して自分のお金の使い方を上手に管理しましょう

上記から判断して、常日頃からお金の管理が得意な人ほどクレジットカード決済を上手に利用するとお得に生活できると言えそうです。またそんな人も、そうでない人もFPに相談して日頃のお金の使い方を客観的に見てもらい、その癖を見直すとまだまだ改善の余地があることでしょう。自分は現金派かクレジットカード派か。それを知ることで、日頃の家計にも大きな影響がでます。無駄遣いをなくし、バランスよく現金とクレジットカードを使い分けましょう!

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