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奨学金300万円の借入、結婚への影響はありますか?FPが回答・解説しています。


今の日本は、世界でも有数の教育費がかかる国になっています。子どものうちから塾に通わせ、私立の小学校や中学校に行けば、それだけで年間百万円近い学費がかかることも珍しくありません。

そして、大学へ進学する際にもその大半の学生が何らかの奨学金を借りているのが現状です。

奨学金は、その用途が学費に限定されるとはいえ、学生本人が背負う「借金」であることに変わりはありません。そのために、子どもが大学を卒業後に社会人となり、恋人ができて、いよいよ結婚という時に、その借金が問題で破談になるという話しが、いま実際に起こっているのです。

そこで、今回は、奨学金という借金が結婚にどのように影響をおよぼすのか。またその対策について、お金のプロフェッショナルと呼ばれるFPが回答と解説をしていきます。

奨学金を利用している現役の学生さんや返済中の方はもちろん、その親御さんも是非とも参考にしてください!

第1章 奨学金の利用状況

ここ数年、奨学金の利用は全体でみると減少傾向にあります。それは、やはり奨学金が「利息」のある「借金」という概念がリスクとなっているからです。
利息の付く「貸与型」奨学金は減少し、返済義務のない「給付型」奨学金は、微増ながら増えています。しかし「給付型」は成績優秀者などに給付自体が限定されるため、実際に利用できる学生は大きく制限されてしまいます。

奨学金が返済できない
現在の経済や雇用情勢によって、奨学金の返済が出来なくなり、自己破産に追い込まれる若者や、その親の問題が様々なメディアでとりあげられています。
・就職活動に失敗して、正社員になれない。
・就職したが、ブラック企業で体調を崩し、働けなくなった。
・会社が倒産して、収入が無くなった。
・病気で失業した。
・非正規雇用のため給与が少ない。
など、理由はさまざまですが、実際にこのような理由で奨学金を返せない若者が増えています。

第2章 学生生活は学費だけではない

奨学金や学費という言葉の意味は、その多くが授業料にかかる費用をさいており、実際の学生生活にはその他にも様々な「お金」が必要になります。

学生の生活にかかるお金
学生となれば、勉強するために教科書やPC、その他に研修や留学などをしたい人もいるでしょうし、他にも交通費や食事代、交遊費もあればクラブ活動やサークル活動にもお金はかかります。また、家から離れた学校へ進学すれば、下宿代やアパート代以外にも家財道具をそろえるお金も必要です。

そんな中、子ども自身でアルバイトをしながらお小遣いは稼いでも、やはり少なからずの親からの仕送りは必要なのが現状です。昔も今も、親がある程度計画的に学資保険や定期預金などを利用して、子どもの学費を工面しておくことは大切ですね。

学費が無料になる?
2020年4月からは、いまの社会情勢に合わせて大学でも授業料の無償化(高等教育無償化制度)が始まる予定です。所得の制限がありますが、いま大学に通う学生にも適用される予定なので、現役生には心強い制度となるでしょう。

第3章 奨学金は借金か?結婚に影響するの?

奨学金は、確かに借金ではあります。しかし、巷で言うようなギャンブルや浪費によってできる借金とは全く違います。また、確かに低いとはいえ利息がつきますし、20年という長期の返済期間に渡るために大変ではあります。

奨学金は結婚に影響するの?
大学などの奨学金で得た学歴や経験は、奨学金で借りた数百万円のお金には代え難いものです。借金までして進学している学生が本当にその意味を理解しているならば、十分にその価値以上の力を身につけて社会に出ているはずです。
現にそのことを理解している人は、立派に社会人として活躍しながら幸せな家庭を持ち、前向きに奨学金の返済をしています。逆にネガティブな姿勢では、他の借金と同じように、返す気力がなくなったり、メンタルが持たずにギブアップしてしまう人もいます。

結局、奨学金を借りた本人が、どのような気持ちで学生生活を送ったかが大切です。それは、偏差値で計る学校レベルではなく、個々の人間レベルの問題です。

結局、奨学金の返済有無が結婚に影響するか否かは当人次第ということですね。

第4章 奨学金の返済に困ったらFPにすぐに相談してください。

もしもあなたが奨学金の返済に困っていたら、今すぐにFPに相談して下さい。FPはお金のドクターといわれるプロフェッショナルです。FPは、奨学金などの借金問題の解決方法にも精通しています。特に奨学金は「借金」とはいえ、それが直接社会的信用を下げることはありません。しっかりと返済する意思があれば、借り換えなどで負担を軽くする方法もあります。FPは、奨学金の返済に苦しむあなたの味方です。電話1本でいつでもご自宅まで無料で出張相談いたします。困ったときは迷わずにお電話くださいね!


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