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認定看護師、認定理学療法士の価値とは?

医療職には認定看護師、認定理学療法士などの協会が作った上位資格が存在すると思います。

認定看護師などは、診療報酬上も加算がつくなど、メリットが多くありますが、療法士の認定資格(認定理学療法士、認定作業療法士、認定言語聴覚士)や、三学会認定資格である呼吸療法認定士などは、診療報酬では算定できないため、認定資格取得しても現状金銭的なメリットが起きにくい状況です。

そんな認定資格は、取得した方が良いのでしょうか?

ちなみに私は認定理学療法士を持っており、今年度更新予定です。

結論からお伝えすると
【職場】【キャリア】によるといったところだと思います。

職場によっては、認定理学療法士を持っていることで、金銭的な手当をつけるところもありますし、それによって出世またはその分野の病棟に配属されることもあります。
そのため、認定資格をどれぐらい重宝している組織なのか。によって変わってきます。

またキャリアの観点では、教員を目指す人にとってはその分野の認定、専門の取得は大きなプラスになるでしょう。
また、人とは違う、管理運営系の取得によって、管理職・出世の道も開かれやすいと思います。

私は、介護予防の認定理学療法士のため、現状ほぼ活かすことはできていませんが、キャリアに幅を持たせるために更新する予定です。
あくまで保険的な感覚です。

これから療法士の認定資格の取得は、難しくなっていくことが考えられます。
理学療法士協会等の職能団体離れも加速していますが、貴重な資格になることは間違いないでしょう。

自身の職場・キャリアを考え、取得更新していってもらえたらと思います。

長い目でみれば、勉強することに関しては、絶対プラスだと思いますので取得をお勧めしますが、認定資格取得だけが勉強ではありませんので、一つの手段だと思って、ご検討いただけたら良いと思います。

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