令和元年の補正予算案3600億円の中で昨年度高採択率の補助金「小規模事業持続化補助金」とは

補助金ポータル編集部です。

経済産業省の資料（2019年12月13日公表）によれは
令和元年の補正予算として最も多く予算がとられているのが
「中小企業生産性革命推進事業」の3600億円です。

今回は、「中小企業生産性革命推進事業」における
三つのうち最も採択率の高かった
「小規模事業持続化補助金」についてご紹介します。

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補助率2/3以内で50万円！小規模企業の経営を支援する
「小規模事業者持続化補助金（商工会地区分）」【2019年度】

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今回経済産業省の補正予算の中で最も予算が高かった事業が
「中小企業生産性革命推進事業」の3600億円でした。
この予算の中に含まれる補助金は３つ

・ものづくり・商業・サービス生産性向上事業（ものづくり補助金）
・小規模事業者持続化補助金（持続化補助金）
・サービス等生産性向上IT導入支援事業（IT導入補助金）

という三つの補助金です。補助上限額の高い順番で紹介すると

・ものづくり補助金：最大1000万円（補助率2/3）
・ID導入補助金：最大450万円（補助率1/2）
・小規模事業者持続化補助金：最大50万円（補助率2/3）

という形になっていますが、採択率で比較してみると、

・小規模事業者持続化補助金：86％～92％
・ものづくり補助金：50.9％（1次のみ）
・IT導入補助金：30％～40％程度

ということになっています。
IT導入補助金の採択率は公表されておりませんがIT導入補助金の知名度が高まったことにより多くの事業者からの応募があり結果、かなり採択率が低かったとされています。

またものづくり補助金に関しては、そもそも申請方法が煩雑であること様々な原因からいままでも採択率が最高で平成29年度の採択率55％が最高となっています。

一方で、小規模事業者持続化補助金については採択率が80％以上であったことが昨年度のデータで発表されています。つまり今年確実に獲得していきたいねらい目の補助金が「小規模事業者持続化補助金」であるといえます。

対象となる事業は、販路開拓棟のための取組であることと、事業効率化（生産性向上）のための取組であることであるとされています。実際に採択者の取り組み事例をあげていくと

・自社Webサイト開設による新たな顧客開拓および業務効率化の取組
・不動産案件を紹介する専用HPの作成
・ブライダルのパンフレット作成
・ECサイト構築

などがあり、比較的ホームページの制作などの事業取組が目立っています。まだホームページをお持ちでない事業者様やリニューアルを検討している方は是非利用を考えてみてはいかがでしょうか。

さらに、補助金の対象としては生産性を上げるシステムである倉庫管理システムや労務管理システム、POSシステム、経理・会計ソフトなどの導入に関しても対象となるようです。

対象となっる事業者は
・事業サービス業（宿泊・娯楽業除く）常時使用する従業員数5名以下
・サービス業のうち宿泊業・娯楽業 常時使用する従業員数20名以下
・製造業その他 常時使用する従業員数　20人以下

詳しくはこちらの記事をご確認ください。
昨年度の場合は4月の後半から申し込み受付が開始されました。
今からであればまだ3か月ほどの準備期間があります。
まずは補助金ポータルにて補助金の詳細や申請方法などを確認ください。
https://hojyokin-portal.jp/shokibohojo/?utm_source=newsletter&utm_medium=email&utm_campaign=20200115

補助金ポータルでも小規模事業持続化補助金についての
無料相談も行っておりますのでお気軽にご相談ください。

◆無料相談窓口はちら◆
https://hojyokin-portal.jp/inquiry/

【中小企業生産性革命推進事業における三つの補助金の過去記事一覧】

ものづくり・商業・サービス生産性向上事業（ものづくり補助金）
（補助額：１００万円～１,０００万円、補助率：中小１／２ 小規模２／３）
中小企業が行う、革新的なサービス開発・試作品開発・生産プロセスの改善に必要な設備投資等を支援します。
https://hojyokin-portal.jp/monodukurihojokin/

小規模事業者持続化補助金（持続化補助金）
（補助額：～５０万円、補助率：２／３）
小規模事業者が経営計画を策定して取り組む販路開拓の取組む等を支援します。
https://hojyokin-portal.jp/shokibohojo/

サービス等生産性向上IT導入支援事業（IT導入補助金）
（補助額：３０～４５０万円、補助率：１／２）
中小企業が行う、バックオフィス業務の効率化や新たな顧客開拓獲得等の付加価値向上に資するITツールの導入を促進します。
https://hojyokin-portal.jp/it_howtoapply/

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