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一番シンプルな保育園を選ぶポイント

申し込む保育園を選ぶ際、第一子の方は特に「どの保育園を選べばいいのか?」「見学の時は何を見れば(聞けば)いいのか?」悩まれる方が多いと思います。
私も娘の保活の際は、選べる立場ではなかったので片っ端から見学、申し込みをしていましたが、その中でも「ここは当たっても入らないな」と思った園がありました。(結局全敗でしたが)

実際に通っている保護者の評価を見ることができる東京都福祉サービス第三者評価については以前の記事で触れたので、今回は保育士として働くようになって感じた保育園を選ぶ際の重要なポイントについて書きたいと思います。

保育士になって思った、保育園を選ぶ重要なポイントは、下記の2点です。

①1クラス当たりの子どもと保育士の人数


特に0歳児~2歳児クラスでは非常に重要な情報です。
保育園の職員の配置基準は児童福祉法によって定められていて、もちろんどの園もクリアしていますが、実際はもっと手厚く配置している園の方が多いと思います。

子どもの数に対する保育士の数が少ないほど、単純に目が行き届かなかったり手間を掛けられなかったりして、事故のリスクが高まり、一人一人に応じた保育が難しくなります。

子ども何人を職員何人で見ているのか。時間によって更にパートの方が入るのか。クラスの人数が多ければ、月齢によって2グループに分ける等対応しているか。
是非聞いてみてください。

②園長先生は信頼できる人柄か

保育園で子どもが一番長く接するのは保育士ですが、その保育士は、基本的には園長先生の指示により動き、評価されています。
保育士の保育観は十人十色ですが、それを統一して園の保育観を作るのは園長先生になります。
悪い言い方をすると、どんなにいい保育士がいても、子どもや保護者をないがしろにする園長先生の元では、いい保育は生まれません。

冒頭紹介した、私が保活をしていて疑問に思った園は、見学会に行くと20名ほどの大規模な見学会だったにも関わらず職員が見学会があることを知らず、しばらく外で待たされ、始まって園長先生がマイクを持って説明し始めたと思ったら彼女のスマホが鳴り、説明を中断して話し始めた、という園がありました。(しかも電話は仕事ではなくプライベートのような内容でした)

保育士になって振り返っても、あの非常識な園長先生の元では、働く保育士も子ども保護者の方も大変な思いをするだろうと感じます。

見学の短時間で人柄を見極めるのは難しいですが、社会人としての常識を持っているか、職員や子どもに乱暴な言葉を使っていないか、質問に真剣に答えてくれるか、等、確認してみてください。

※保活については、認証保育園の選考基準も書いてます。ご興味ある方はご覧ください。


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