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-第1話-「可愛い新入社員にはバットを振らせよ」社会人1・2年目の女性社員3人だけで商品作ろうとしたらすごい苦労したけどすごい強くなった話

社会人1・2年目の女性社員3人だけで商品を作ることになった

ちょっと破天荒な話

こんにちは。
木村石鹸で商品開発と広報を担当しているえむです。
新卒で入社してからはや1年が経ちました。
「入社したら自分のしたいことをしてほしい、何なら商品開発をしてほしいと思っている。」
と社長に言ってもらってから、入社2ヵ月目で本当に商品開発が始まるとは・・・。

色んなことに挑戦したい3人娘(入社1年目、2年目) × 社長の一言

木村石鹸には「とにかく、いろんなことに挑戦したいんだ!」
という勢い満点の人が新卒で入社してきている傾向にあると思います。
同じ想いを持ってこの会社に新たに集まった新人3人女性(技術開発部1名、コンシューマ事業部2名)。

KSKポーズ失礼します。(Kimura Sekken Kougyou)

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私の入社直後、社長から「3人で商品を作ってほしい。」と話がありました。

おそらく大手企業などでは商品開発が出来るポジションにつくまで、数年かかるのではないかと思います。
ですが、木村石鹸に入社した私の場合、入社1ヵ月、商品知識ゼロという段階で商品開発会議が始まったのです、、、!

開発企画開発会議を進めていきながら、なぜ大企業では経験者が商品企画をするのかがすぐに分かりました(;'∀')
それはシンプルに、商品知識・商品企画の際のあらゆるプロセスについての知見、経験ががある方がスムーズに物事を進めていけるからなんですね。

商品知識・商品企画、開発、製造に関するあらゆるプロセス。。。
これらを私は1mmも知らないまま、2年目の先輩(現3年目)に引っ張ってもらい、、、
こうして私たちの商品企画開発はスタートしたのでした!
ガッツあるのみていう感じですね!笑


自分だったら何が使いたいか、欲しいかを考えてみた

まず最初に、3人の身の周りにこんな商品があったらいいなというアイデア持ち寄り会議をしました。
女性3人が集まると、やはり化粧品系が多かったですね。
色んなアイデアが挙がる中、

◯「自分たち自身が気に入って、友達にも全力でお勧めできるもの」
◯「日々頑張る自分へのご褒美や癒しが欲しい。。。」(若者疲れてる...?笑)
◯「今まで木村石鹸になかったような商品を作って、木村石鹸の存在を若年層にも知ってもらいたい」

このような要素が共通していたので、
そこを突き詰めて商品企画開発していこうということになりました。


繰り返されるコンセプト練り練り会議

会議の様子

●●:「私は「女子力」という言葉が好きじゃないです。。。
女性はこうあるべきだという決めつけのようなものに感じるからです。」
△△:「確かにね~。そこまで深く考えたことはなかったけど、そうだよね。」
□□:「みんながそうしているから私も同じようにするんじゃなくって、
自分が自分らしく楽しく過ごせる選択をすることで日常がより楽しくなりそうですよね!」
一同:「日々頑張る自分へのご褒美や癒しが欲しい。。。」
△△:「”癒し”とか”楽しさ”っていうジャンルの商品がつくれたらおもしろそう!!!」
●●:「自分の機嫌をとる方法を多く知ってると強そう!!」

。。。このような会話から「自分の機嫌は自分でとろう」というコンセプトを軸に商品を企画開発しようということになりました。

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ボディスクラブって何なの

日頃から癒しに使っているアイテムで入浴剤やボディスクラブ、アロマなどが挙がりました。
その中でもボディスクラブという商品は、私は使ったことのないアイテムでした。

ボディスクラブってなに、、、
・古くなった角質を除去して肌をツヤツヤにします。
・ボディスクラブに入っている粒子(スクラブ)が肌となじむことによって、毛穴の奥にたまった肌の垢や汚れを落とすことができます。
・商品によって、素材に塩やさとうや軽石が使われていて、バリエーションが豊富。

私以外のふたりはボディスクラブについて、こんな想いがありました。
・ボディスクラブは、お風呂場で使うこともあり、リラックス出来るアイテム
・明日も頑張ろうという気持ちのスイッチにもなるアイテム
一方で、
・持ち運びできるサイズのボディスクラブがない
・一般的には大きなサイズの商品が多く、同じ一つの香りを使い切るまでに飽きてしまう
 →衛生的に少し気になっちゃう。。

一同:「ボディスクラブ、めっちゃやりがいのありそうな商材やないですか( ゚Д゚)!」

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そこで、
・持ち運びが出来るサイズ
・香りのレパートリーを数種類セットにする
・リラックス+楽しむ
→△△:「ハーゲン◯ッツみたいなかわいいパッケージとサイズ感で、混ぜるを楽しむボディスクラブがあったらおもしろそう!」

上記のイラストのようなものをイメージして、
そんな夢のようなボディスクラブを作ろう!!!と3人は目をキラキラさせて、プロジェクトは進んでいくのでした。

次回は、”第2話 さっそく容器選定するの巻”です。

バックナンバーはこちら↓



(つづく)

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