言葉の解像度

最近よく本を読んでいる。

科学、統計、思考法、生き方、世界のデータ、英文法……

いろいろなジャンルの本を読む中で、こんなことに気づいた。

それが


「言葉の解像度」


である。

私は小説も読むが、それ以外のジャンルを読むことが多い。

それ以外のジャンルの本を読むとき、だいたい著者はなにかの現象や考え方などを具体例を交えながら説明してくれる。

その解説を読んで、頭にすっと入ってくる時と、自分でその説明を咀嚼する必要があるときがある。


頭にすっと入ってくる解説を読んだ時、私は感動する。

万人が理解できるように言葉の解像度を極限まで高める工夫をしていることが分かるからだ。

そのことを本当に理解している人が、読んだすべての人に分かるように、たくさんの工夫を凝らして解像度を上げた、そのことが私の胸を打つ。そして、その人は本当に聡明な人だと心から尊敬する。


この文章は頭に浮かんだことを書いているので、推敲もほとんどしておらず、決して練られた文章とは言えない。


しかし、時間をかけて工夫すればきっと、読み手全員に咀嚼させずにすっと飲み込める文章を書けるのだろう。

頭のいい人が書いた工夫を凝らした文章のように、私もいつか人々の胸を打つ文章を書いてみたい。

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