見出し画像

大人になってから授業を聴いても
私がよく分からない律令国家の成り立ち。

よーは、戸籍を作って政府がそれを管理して
税金をとるかわりに政府は国民を守る。

国が乱れないために決まり(法律)を作って
国をまとめる。

今、当たり前のように成り立っている
日本国であるが、

昔は野蛮な国だったと。

稲作を行うようになり
生きるために土地が必要になると
土地の奪い合いがおこる。

頭のいいやつが出てきて
自分で米を作らないで人を働かせる。

そんな中で小集団が出来て、
たくさんの土地を持って小作人を働かせる
豪族たちが出てくる。

その豪族たちがまた土地を拡大しようとして
争いあう。

そんな中で、
「隋」という国に目をつけられ、

それをあかんやばしと思ったのが
聖徳太子さん。

争いあってたら他の国にほろぼされてまうわーん
と、国を1つに纏めようとした。

んで、蘇我氏と物部氏とゆー豪族が
最終的には「ワシが国をまとめんねん。」と、
戦争になり、

聖徳太子は仏教を支持する蘇我氏の味方について
物部氏を滅ぼしたと。

聖徳太子、聖人ぶってるけど、
そんな時もあったのよ。

と、ようやく律令国家の成り立ちを私が理解したのが
漫画である。

「聖徳太子」池田理代子

その前の、何やら豪族たちが争ってんねん、

が分かりやすかったのは

「火の鳥 ヤマト編」手塚治虫

聖徳太子、17条憲法作りましたのよ。

これ、よく中学生に質問されるのが、

「当時、憲法をどうやって国民に伝えたの?」

ということ。

テレビも新聞もない、
立て看板とかしたの?

てか、内容が「朝早く出仕」って?

うん。これは、役人のための憲法なのよ。

冠位十二階の役人さんたちね。

聖徳太子は小野妹子に隋の煬帝を訪問させ、
「なんのようだい?」と言わせ、(?)
対等になりたいと言って烈火の如く怒らせるが
何とかうまく国交できることになり、
めでたしめでたし。

蘇我馬子さんもお疲れ様なのだが、
その後で蘇我蝦夷さんと入鹿さんが、
何を血迷ったのか

聖徳太子の血族を滅ぼしてしまった。

「俺の天下だぁ〜!」って、
勘違いも甚だしいよね。

蘇我さんは娘たちを聖徳太子はじめ
天皇になる可能性のある皇子たちに嫁がせてて
聖徳太子の一族よりも他の皇子の子供の方が
天皇になった方が都合がよかったのね💦

んで、怒った中臣鎌足さんが、
中大兄皇子と一緒に蝦夷さん入鹿さんを切る。

その辺をやっと私が理解したのが、

「額田王」藤田素子

「火の鳥 太陽編」手塚治虫

である。

授業の説明きいても教科書を読んでも
さっぱり分からんが、漫画ならよく分かる。

「天地と天武」も読んでみたいが、
ちょっと揃えると高くて買うのに躊躇している。

壬申の乱で中大兄皇子の子供の大友皇子は
中大兄皇子の弟の大海人皇子(天武天皇)に敗れる。

この中大兄皇子こそ天智天皇で、

「あきのたのかりほのいほのとまをあらみ」

とよんで百人一首の1首目を飾った人。

2種目の持統天皇は天武天皇の皇后様よ。

この方も、跡目争いで色々画策して、
天武天皇の他の奥さんの子供を天皇にしたくなくて
色々血を流したのよ。

「石川郎女」香坂鹿の子

石川郎女さんは万葉集で
天武天皇の息子との恋についてめっちゃ詠んでる人ね。

持統天皇の息子に言い寄られてたけど、
他の天武天皇の息子の大津皇子とよい仲になり、

色々あって大津皇子ははめられて殺された😭らしい。

律令国家は大化の改新で
かなり制定が進んだけど、

国を1つにまとめる為にやってることは
結構、野蛮なのね。

血族同士の争いあいなくして
今の日本はなかったのね😭😭😭

からの、
大化の改新で活躍した中臣鎌足さんは
藤原の姓を賜わり、

ここからは藤原氏の天下に繋がっていくのよ。

そして、繰り返す。

持統天皇の息子、草壁皇子の息子の珂瑠(文武天皇)に
藤原鎌足の息子の藤原不比等の娘が嫁ぎ、

藤原家は天皇の親戚になると。

ここからは、

「長屋王残照期」里中美智子

「女帝の手記」里中美智子

「火の鳥 鳳凰編」手塚治虫

でよく理解出来ます😃

漫画って、素晴らしい🙌

この世をば我がよとぞ思ふもちつきの
かけたることもなしとおもへば

藤原道長さんがそんな歌を読むまでには
藤原さんは色々大変だったのよ😰

生粋の藤原の血が入った
孝謙天皇とゆーおじょーちゃまが
反抗期おこしたりね💦

平安時代には
和泉式部や紫式部や清少納言などの
平和極まりない時が訪れるけど、

平和の影にはたくさんの血が流れたのね😓

ちなみに、
万葉集や百人一首は

歴史の流れが分かると
数倍面白いです🙌

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?