フライングサパ(配信)観劇しました
8/11(火)、宝塚歌劇団宙組『FLYING SAPA-フライングサパ-』千秋楽でした。
宝塚は私の趣味の一つでもあって、特に宙組が好きです。地方在住でなかなか他の組まで観劇することが叶わず…
昨今の状況もあって、今回の公演はライブビューイングの他、U-NEXTと楽天での配信もあり。初めて楽天のLIVE配信で宝塚を観ました。
大画面だったり、直接劇場に赴いて舞台を見るに越したことはないけれど、家で落ち着いて見ることができるというのもなかなか良かったです。
あらすじやネタバレは特に拒まずに目に入れていたため、なんとなく内容を把握した状態でした。説明が多いという声がたくさんあったけれど、特に理解しづらかったということはありませんでした。
地球を離れた人々が水星(ポルンカ)に住み着いてから15年という設定、近未来のようで少し現実離れした感覚があります。
まあでも手塚治虫作品好きの私にとっては「あるある」というか…
なぜ地球を離れなくてはならなかったのか、主要人物たちの抱える過去、辛さ、憎しみ、などがクライマックスに行くにつれて明らかになっていきます。
総統の掲げる正義と、サーシャの父ロパートキンの思う(多分地球人的な)正義、どのような立場で物事を考えているのかによって何が正義であるか変わる。ありがちなことですが各々の持つ「正義」が争いにつながることはよくあります。
どちらの気持ちも描かれているから、どちらかを悪者にするわけでもなく、そうなるしかなかったのがつらいと感じました。
穂稀せりさん、もともと好きなジェンヌさんで、もっと起用されてほしいなと思っていたんですが…難民ブコビッチという重要な役どころで、たくさん見れてとても嬉しかったです。
歌もお芝居もお上手で、今回はシリアスな表情ばかりだった(歌もなかった…)のですが、最後天瀬はつひちゃんが挨拶している隣で優しい表情をしていてなぜか安堵しました。
本公演でももっとたくさん見れることを期待したいです。
ゆりかさんのオバクも素敵だった。
組子の皆さん、他組の報道なども受けて緊張感やプレッシャーがすごかったと思うけれど、無事に最後までやり遂げることができて、お疲れさまでしたと言いたいです。
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