企業(コミュニティ)価値を高めるワードセンスの源泉は『厨二病』

こんにちは、ひろです。今日の記事では、企業(コミュニティ)価値を高めるワードセンスについて考察します。

良いセンスのワードは魅力的な世界観を生み出し、魅力的な世界観のビジネスは多くのお客さんを惹きつけます。便益(ベネフィット)で差別化しづらい時代において、お客さんが期待するコンテンツは『世界観』へと変動しています。

ディズニーリゾートではディズニーの世界観を楽しみ、MacユーザーはAppleの世界観を味わいます。そして「ディズニー好きの男子」というだけで、「優しい男性、面白い男性」というイメージを与えることができます。女子がスタバに集まるのも、「おしゃれでセンスが良い」と見られがちだからです。

製品スペックで差別化できないコミュニティにおいて、そのコミュニティのブランドイメージこそが価値の源泉です。そしてコミュニティのブランドイメージを表すものが『世界観』であり、すなわち『ワードセンス』なのです。

魅力的な世界観は、魅力的なワードで作られます。魅力的なワードが魅力的なストーリーを作り、魅力的なストーリーが魅力的な世界観を生み出すのですね。

では、どうすれば『魅力的なワード』を生み出せるのでしょうか?

それは『厨二感』を持つことです。マンガや映画を見るときに、厨二になった気分で世界観を味わってみましょう。

「この主人公のセリフ、なんか変だけど面白いな〜」って思いながらマンガを見ていけば、いつの間にか自分の中にも同じような世界観が生まれます。すると、その主人公のようなセリフが自然と出てきます。

自分の言葉はいつも触れているコンテンツに影響されます。例えば女子高生と話す機会が多ければ、なんの違和感もなく「ぴえん通り越してぱおん」とか言えます。(いや、これは気のせいです。言えません。←)

ちなみにこの記事の第三段落で「ディズニー」とか「スタバ」という例えが出たのも、今この記事を書いている場所が『スタバ』だからです。周りに女性が多いので、女性が好きそうなコンテンツが思い浮かんだわけです。

大人向けのビジネスをしていると、子供心をくすぐるような面白さを忘れてしまいがちです。特に個人でビジネスを頑張っている人って『厨二病』な人が多いので、いつまでも『厨二感』を忘れないようにしたいものですね。

僕もアラサーなのですが、常に子供のような純粋無垢な心を持ち続けなきゃいけないなと改めて感じました。

ということで今日は以上です。最後まで読んでいただきありがとうございます。

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