miu(ほっかむ)

思考停留所。 片肘ついて読み飛ばし頂ければ幸いです ・イラストレーター ・絵や文を…

miu(ほっかむ)

思考停留所。 片肘ついて読み飛ばし頂ければ幸いです ・イラストレーター ・絵や文を書くのが好き miu illustration アトリエほっかむ http://hockam.com  掲載の文章、写真、イラスト、グッズは全てオリジナルです

マガジン

  • 中国に「ほっかむねこ」を 盗作販売される弱小作家の記録

    ある日の朝、知らないサイトに自分のキャラクター達が勝手に売られている事を知る。 いつか商品化したかった筆箱 ポーチ、メモ帳など まさか無断で勝手に作られるなんてー 作家に一銭も支払わず我が物顔でコピー品を平然と売り続けるー相手は、中国。 悪い夢なら覚めてほしいけれど覚めないうちは記事にします。拡散希望

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    ミニタオルハンカチ きのこねこ #猫

    ★design:きのこねこ おすすめ ▶︎ 猫好きさん、きのこ好きさん、猫や生き物と暮らしている方、落ち着いたデザインが好き、秋の贈答品 小休憩のお供にいかがでしょうか。 性別年齢問わず必需品のハンカチは贈り物にも人気。 【入数:1枚】 その他のデザインも掲載しております。 必要な際には別途お求め下さい。 【素材について】 裏面:綿 →吸水性がよい 表面:マイクロファイバー →ふかふか&色鮮やか
    1,450円
    ほっかむねこ屋・アトリエほっかむ
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    ミニタオルハンカチ シャンが大きくなるまで #猫

    ★design:しゃんが大きくなるまで おすすめ ▶︎ 猫好きさん、猫や生き物と暮らしている方、落ち着いたデザインが好き 小休憩のお供にいかがでしょうか。 性別年齢問わず必需品のハンカチは贈り物にも人気。 【入数:1枚】 その他のデザインも掲載しております。 必要な際には別途お求め下さい。 【素材について】 裏面:綿 →吸水性がよい 表面:マイクロファイバー →ふかふか&色鮮やか
    1,450円
    ほっかむねこ屋・アトリエほっかむ
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    ミニタオルハンカチ ほっかむねこず #猫

    Design :ほっかむねこず 小休憩のお供にいかがでしょうか。 性別年齢問わず必需品のハンカチは贈り物にも人気。 【入数:1枚】 色違い・その他のデザインも 掲載しております。 必要な際には別途お求め下さい。 【素材について】 裏面:綿 →吸水性がよい 表面:マイクロファイバー →ふかふか&色鮮やか
    1,450円
    ほっかむねこ屋・アトリエほっかむ

記事一覧

乳離れ

人生最後の経験になるだろうから.... スパッと止めるのも寂しい気がして続けてきた授乳を、「真剣に卒業しよう」と考えたのは娘が1歳7ヶ月を迎えた頃。 最近の我が子は…

20

少子化とクーポン

「産み控え」の解消を狙い「クーポンを支給」する新たな方針が波紋を呼んでいる。 私が記憶に新しい育児クーポンといえば、杉並区で発行された「ゆりかご券」。 母子手帳…

電子書籍リリース!絵描きの家のねこたち(1)ーそよぽんはマグカップで水を飲むー

待望の電子書籍、配信が始まりました! 作品を描いたり売ったりで生きる絵描きと 共に生きるねこ達との小さな日常や事件を集めました。 100ページ越えフルカラー、ボリュー…

猫の忖度

少し涼しくなってきました。 ハイハイを覚えて益々パワーとスピードがアップした子供は、猫を見るたびに大はしゃぎ。 この頃の子は、猫とも似ています。 「四足歩行」であ…

絵と愛と年の差とか

なかなかこんケースの同じとが見つからんで、他んとに変えようかと思ったばってんが、やっぱりこれがよかなぁ.... 福田農場でその話ばしたら、今度の連休に作家さんがくる…

津波から全力で逃げた日

うとうとと授乳中、午前4時に鳴り響く警報で飛び起きる。「緊急速報:津波情報が発表されました」 海が目前の我が家は「海に近づかなければ大丈夫」とも言ってられないぞ…

そして母になる

些細な事も一瞬で世界に発信できる時代 自分史上ない大きな変化があったが 世界史上ない緊急事態の真っ只中には 生活も医療も人の言葉にも怯える毎日 口を閉ざし部屋に篭り…

月次支援金、申請レポート

売上減少フリーランスへの救済策、申請しました。 一時支援金の申請は終わっていたので、税理士などの承認を得る「事前確認」というやや面倒な作業が今回はパスできたのは…

緊急事態宣言下、腹痛で救急搬送された話

「妹が埼玉から泊まりに来る」という小さなイベントすらも見合わせる慎重な大型連休も彼方へ通り過ぎた2021年5月某日、都内某賃貸マンションで事件は起きる 初夏の光が眩…

まっすぐの見本

小学生の頃、二つ上の兄の同級生にyちゃんという子がいた。 私はその子がまったく好きではなかった。 彼女は、曲がっていた。 yちゃんは下級生いじめが大好きだった。私も…

虹と涙    (短編

今日、虹と別れた。 味も素っ気もないファミリーレストランの片隅で花占いのように繰り返す。 どうしようもない、どうしようもあった、否、やはりどうしようもない。 ぽ…

タマタマはお腹のなか。猫の陰睾丸、摘出手術.... #去勢

3月から我が家の一員となった「こち」、生後半年。 去勢手術の時期になりました。 (手前は先住猫の、そよ 7.5kg) 万全を期すべく、キャリーも新調。 家にあるキャリ…

こころをもってかれやすいひと

久々にエッセイ漫画描きました。 こころをもってかれやすいひと # モヤモヤを抱えて歩くのは しんどいので できれば切り離したいのですが 物心ついた時からそんな感じな…

こちふかば、ねこ

都会の弱小個人事業主が狭い賃貸の室内飼いで猫を迎えるのは覚悟がいる。 特に「途中から新たに飼育数を増やす」場合、よほど何も考えてないか、よくよく考えた上でないと…

ヤギ乳の話

しばらく田畑を見ていないので 土のにおいとか草のにおいとか 昔は当たり前にあったそれらが懐かしいこの頃 友人から「ヤギ乳の癖が強くて飲めないんだけど どうしたら飲…

棒の話

山の子は、棒が好き。 いい棒を見つけたら拾わずにはいられない。 幼い頃は、棒を兄弟で取り合った。 どっちが先に見つけたかで喧嘩になり とっておきは隠しておく必要が…

乳離れ

乳離れ

人生最後の経験になるだろうから....
スパッと止めるのも寂しい気がして続けてきた授乳を、「真剣に卒業しよう」と考えたのは娘が1歳7ヶ月を迎えた頃。

最近の我が子は、食欲が凄まじい。
私でも一口で食べられない量の白飯をおさじに山盛り救ってはユンボのようにスイスイと口に運び、おかわりをせがみ、自分の皿が空になると親のを欲しがる。野菜室を開けると「トート!」と叫びトマトを探し出す。

栄養は十分だろ

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少子化とクーポン

少子化とクーポン

「産み控え」の解消を狙い「クーポンを支給」する新たな方針が波紋を呼んでいる。

私が記憶に新しい育児クーポンといえば、杉並区で発行された「ゆりかご券」。
母子手帳の発行時に貰えるもので、使用方法はとても限定されていた。

何かの役には立つだろう、と
とても前向きな気持ちでそれを貰った。
マッサージや家事代行など色々あるのだが、当時の状況は度重なる緊急事態宣言渦の都会。家族友人に会うことすら回避する

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電子書籍リリース!絵描きの家のねこたち(1)ーそよぽんはマグカップで水を飲むー

電子書籍リリース!絵描きの家のねこたち(1)ーそよぽんはマグカップで水を飲むー

待望の電子書籍、配信が始まりました!
作品を描いたり売ったりで生きる絵描きと
共に生きるねこ達との小さな日常や事件を集めました。
100ページ越えフルカラー、ボリュームたっぷりの一冊・・・が、
な、なんと・・・!こちらで試し読みできます⇩

絵描きの家のねこたち(1)ーそよぽんはマグカップで水を飲むー

配信ストア: LINEマンガ ピッコマ
Kindle、楽天kobo、コミックシーモア、セブンネ

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猫の忖度

猫の忖度

少し涼しくなってきました。
ハイハイを覚えて益々パワーとスピードがアップした子供は、猫を見るたびに大はしゃぎ。

この頃の子は、猫とも似ています。
「四足歩行」であり「10㎏以下」であり、発する言葉は「あー」とか「なー」だとか。

3人...じゃない、3匹でも無い、2匹と1人で、わーっと走って寄ってくるもので.....
親としてあってはなりませんが、うっかり名前を呼び間違えたこともあります

とは

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絵と愛と年の差とか

絵と愛と年の差とか

なかなかこんケースの同じとが見つからんで、他んとに変えようかと思ったばってんが、やっぱりこれがよかなぁ.... 福田農場でその話ばしたら、今度の連休に作家さんがくるって聞いて。年季の入ったほっかむスマホケースを持って現れたのは、私の祖母ぐらいの年代の女性。他のケースに買い替えも検討した上で、やはりこれを、と、出展を待って下さっていたなんて...感動も束の間、ちょうどご希望のサイズがない。あー。そう

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津波から全力で逃げた日

津波から全力で逃げた日

うとうとと授乳中、午前4時に鳴り響く警報で飛び起きる。「緊急速報:津波情報が発表されました」
海が目前の我が家は「海に近づかなければ大丈夫」とも言ってられないぞこりゃ
赤子を抱き猫をハードキャリーに詰め込み
当面のミルクやオムツやらをリュックに入れて
3人と2匹が空の真っ暗な中で脱出。

闇雲に「近くの高い場所」を目指し近隣の山を軽自動車で登るが....
3ヶ月の乳児とでかい猫を2匹抱えて
よくわ

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そして母になる

そして母になる

些細な事も一瞬で世界に発信できる時代
自分史上ない大きな変化があったが
世界史上ない緊急事態の真っ只中には
生活も医療も人の言葉にも怯える毎日
口を閉ざし部屋に篭り生きて育む10ヶ月と幾日

【 ①引越し
皺寄せについて本気出して考えてみた 】

2021年の春、救急搬送され入院した。妊娠5ヶ月。
原因不明の腹部激痛に緊急手術を目前にし
怖くて怖くてMRIの轟音の中で涙が溢れた。
結局、大きくなっ

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月次支援金、申請レポート

売上減少フリーランスへの救済策、申請しました。

一時支援金の申請は終わっていたので、税理士などの承認を得る「事前確認」というやや面倒な作業が今回はパスできたのは良かったです。専属の税理士がいない私も、Twitterから無料対応してくださる善良な税理士さんに依頼しzoomで完了しました が・・・
「 背景が意図せずハワイになっている 」という理由で
肝心の証明書類や確定申告書がボケて見えづらいとい

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緊急事態宣言下、腹痛で救急搬送された話

緊急事態宣言下、腹痛で救急搬送された話

「妹が埼玉から泊まりに来る」という小さなイベントすらも見合わせる慎重な大型連休も彼方へ通り過ぎた2021年5月某日、都内某賃貸マンションで事件は起きる

初夏の光が眩しく差し込む朝、腹部に嫌な痛みを覚えた。やがて良くなる事を期待し暫く耐えるもみるみる増悪化。
やがて身動きひとつ取れなくなり、ついに観念して救急車を呼んだ。
薄いわヘロヘロだわで他人に見せるにはみっともない部屋着が気にはなったが、救急

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まっすぐの見本

まっすぐの見本

小学生の頃、二つ上の兄の同級生にyちゃんという子がいた。
私はその子がまったく好きではなかった。
彼女は、曲がっていた。

yちゃんは下級生いじめが大好きだった。私も何度かその被害にあった。
私が友達(仮にAちゃん)と二人で遊んでいるとき、yちゃんは足早に現れ、Aちゃんだけに用事がある、と連れて行ってしまうのだ。
もちろん、何か用事があるわけない事は目に見えて分かった。
自分がAちゃんと遊び、遠巻

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虹と涙    (短編

虹と涙    (短編

今日、虹と別れた。

味も素っ気もないファミリーレストランの片隅で花占いのように繰り返す。
どうしようもない、どうしようもあった、否、やはりどうしようもない。

ぽろぽろと言えば聞こえのいいそれは実際のところぐだぐだである。
池に呑まれそうな置き去りのお札をしまう気にもならない。
そこで、ふと伝票に目がいく。まだサラダしか注文していない。
最低限残っていた良識から、慌てて甘味を追加する。テーブルを

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タマタマはお腹のなか。猫の陰睾丸、摘出手術.... #去勢

3月から我が家の一員となった「こち」、生後半年。

去勢手術の時期になりました。

(手前は先住猫の、そよ 7.5kg)

万全を期すべく、キャリーも新調。
家にあるキャリーは先代猫から10年は使ってるもので扉の調子が悪く、病院で万一の開閉事故があったら大変です。

元野良の彼は食への執着が凄まじいながら、当日は朝ご飯抜き。

当然大騒ぎ。手術前12時間は食事を与えてならないと言われている為ですが

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こころをもってかれやすいひと

こころをもってかれやすいひと

久々にエッセイ漫画描きました。

こころをもってかれやすいひと

#

モヤモヤを抱えて歩くのは
しんどいので
できれば切り離したいのですが
物心ついた時からそんな感じなので
なかなか矯正は難しそうです

ただ
なんの自慢になるか分かりませんが
花やら虫やら通りすがりの動植物の存在に
即座に気付いてハッとさせられることは
たぶん、人一倍に多いので

ナメクジの様な感情も
花を見つけてやたら嬉しい感

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こちふかば、ねこ

こちふかば、ねこ

都会の弱小個人事業主が狭い賃貸の室内飼いで猫を迎えるのは覚悟がいる。
特に「途中から新たに飼育数を増やす」場合、よほど何も考えてないか、よくよく考えた上でないと決断はできないだろう。
何しろ室内飼いは逃げ場がない。
先住猫と新入猫との相性が極端に悪かった場合、
猫と人合わせ全ての居住者が閉じられた空間の中、不穏な気持ちで日々を過ごさねばならないのだ。

上京し、1匹の猫と暮らし始めはや4年。
2匹

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ヤギ乳の話

ヤギ乳の話

しばらく田畑を見ていないので
土のにおいとか草のにおいとか
昔は当たり前にあったそれらが懐かしいこの頃

友人から「ヤギ乳の癖が強くて飲めないんだけど
どうしたら飲みやすい?」と唐突にLINEが届いた

勿論、今の私がヤギと暮らしているわけではない

あれはもう30年近く昔のことだろうか
生まれ育ったは海と山に囲まれる田舎町

陽射しの強い初夏
所々へこんだ水筒には
搾りたてのヤギ乳とバニラエッセ

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棒の話

棒の話

山の子は、棒が好き。
いい棒を見つけたら拾わずにはいられない。

幼い頃は、棒を兄弟で取り合った。
どっちが先に見つけたかで喧嘩になり
とっておきは隠しておく必要があった。
そこら中に落ちているとはいえ
棒にも、良し悪しと好みがあるのだ。

よくしなる、長い棒は
つる草を張り、削った棒をつがえて弓矢として遊び
太く屈強な棒を持ち歩けばいつでも戦いごっこができ
小さい枝はポケットに入れておくと何と無

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