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つい難しいことばが口をついて出てきてしまう同志へ

こちらの記事は、2024年7月発売の小鳥遊著作「『発達障害』『うつ』を乗り越え@小鳥遊がたどりついた 『生きづらい』がラクになる メンタルを守る仕事術&暮らし方」(ナツメ社)の内容に関連したものです。

難しい言葉、使いがち

「来月から、株式会社Aにジョインします」とか、もう「ジョイン」は「ジョイン」であって、日本語で言えば「入社」なんだけど、ちょっと自分の中では違くて「ジョイン」と言いたい、みたいな感じです。

私は、そういった難しい言葉はできるだけ排除して伝えたい派なのですが、それでもおそらく頭の中で変換候補第1位は「ジョイン」になってしまうような気がします。一回「ジョイン」と思い浮かんで、「えーっと、『ジョイン』に代わる日本語は……『入社』!、、、うーん、なんか違う。『参加』だとちょっと軽すぎる……えーっと、『参画』はちょっと硬い!ええい、しょうがないから『入社』にしておこう!」みたいな感じかと。

もう、口に出してしまおう

その間、何も口に出さないのはちょっと間が空きすぎなので、どうにか埋めなければなりません。そこで、いったんは口に出してしまってから、そのあとに分かりやすく解説をするという策を採っています。「来月から株式会社Aにジョインします。Aの人たちと一緒に仕事をすることになります」といった具合です。

これ、カタカナ言葉だけでなく、日本語で難しい言葉を使ったときも同じようにして対策できます。

そういった言葉を発したときに漂う「???」という雰囲気を感じることができたら、すかさずその言葉を言い換える説明を付け加えるこの方法は、聞いている相手に対してとても優しいんじゃないかと思っています。


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