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《雑記》台風のゴーヤで頭がナポレオンズ。

これは安心して読めるおバカ記事です。
(芸人さんじゃないんだから…💧)


最近、心の台風もスゴかったけど…
今年は夏の台風もスゴかったなぁ…

色々とフラッシュバックするのが怖くてテレビを観ない私には、台風って『聞いてないよぉ〜』なダチョウ倶楽部的物体になってしまう。
だから、スマホさんにお天気アプリは入れておく。


*****


先月の台風のとき、もう海面がタプタプで…

まだ、日も出てるし…

一応、台風は明日の朝ってスマホさんは言ってるし…


念の為、傘を持って近くの漁港へ向かった。

浜はとうに海水で満たされ、砂が見える状態ではなかった。

漁港のコンクリギリギリに海面が来ていた。

低気圧が水を天に誘っているみたい。

不思議と何か呼び出されたような気がして私も家を出て来てしまったけど。




……あっ!
海面にゴーヤが浮いてる!

傘で取れるかな?

傘でゴーヤを引き寄せようとするも、
届きそうで届かない…


ああ…、
今度はナスが…!!

小さな小さなナスが2つ。



台風前の漁港で傘振り回して必死に野菜を拾おうとする謎の女…



やっぱり、ゴーヤのほうがほしい!!


…!?

はっ!!

待って!待って!

家に持って帰ってチャンプルーにするとき、中からゴーヤ太郎が出てきたらどうする?

いま、私、自分が食べるもの困って漁港でゴーヤ拾おうとしているのに、太郎を育てられるか?

自分が食べるもの困ってるんだぞ?

ん?
じゃあ桃太郎を育てたお爺さんとお婆さんは余裕があったのか?

いや、困っていなくてはわざわざ流れてきた桃は拾わんだろう。

だが、お爺さんが芝刈りに出ているということは、すでに村八分扱いの老人であった証でもある。

なかば姥捨状態の彼らは赤子を育てたというのか?!

何故!!??


目の前のゴーヤが
『どんぶらこ♪』『どんぶらこ♪』


頭を振る。 

歌ってない!歌ってないよ!



ゴーヤからは太郎は出てこない!

きっと!


だが、頭がぐるぐるしたからちょっと疲れた(これを私は『ナポレオンズする』と呼びます)。


私はゴーヤを諦め、南に歩いた。


いつもは少しだけ浜の残る場所も水で満たされていた。


種類のわからない貝殻もたくさんあるけれど、何故かこの一角は牡蠣殻が多い。

確か、何かの漁業?漁法?で牡蠣殻を使うとかなんか聞いた気もする。

いつものごとく、『全部身が入ってたらいいのに〜(笑)』とつぶやく。

浜が残っていたら、この牡蠣殻が波と一緒に転がりまわって鈴みたいに鳴るの。

以前に録音しようとしたら、音が高すぎて『音割れ』してしまっていた。

波の音に負けない音量だもの仕方ないね。



そしてそのまま帰宅して、私は物干し台を固定し直した。


*****




昨日、先週帰国したご近所さんと再会して、私は安心したみたいです。

せっかく楽しい旅行をしてきたご夫婦へのお出迎えがボロ泣きでは申し訳ないと思ったが、ボロ泣き(笑)。


ここのところのメンタルクリニックたらい回しだけでなく、気を許せる人が身の回りに一人もいない状態は相当キツかったみたい。

いやぁ、何だかんだ完全に一人では流石に私も強くは居られないんだなぁ。



先日、15~16年前にお世話になっていたケースワーカーさんに言われた。
『〇〇さんは見た目からはADHDの衝動性が見て取れないけど、頭の中は常に違うことを考えていってしまうからね。
難題は1個ずつ片付けていこうね』

た、たしかに…。
頭の中は衝動でいっぱいかも。
その衝動を行動にしてしまうとシバかれる環境にいたから、見た目からじゃわからないだけなのね…なるほど。



確かに、海面に浮いたゴーヤから『村八分』なんて単語までなかなか至らんわな(笑)。


本当に、PTSD持っていなければ天然物のコメディアンみたいなヤツなのに。

まぁ、この辺が私らしさかもな。

ただのネアカじゃなくて、影があって、深い。

それこそ、山も海もそう。

ただキラキラしてるだけじゃ
きっと、ちょっとつまんない。


私は自分が心に闇を抱えているなんて思ったことない。

いっぺん人から『心に闇があるんだね』と言われて、すごく言い返しちゃった。
珍しく。

『闇じゃないの。

影の部分なの、
光も持ってるから。

全部勝手に塗りつぶさないで

光がなくては影も生まれないけど、
影がなくては光も活きやしないのよ

それに、その境目にだって何かあるの』


話が深くなりそうだから、今日はおしまい。




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