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新幹線に乗りながら仕事してみたい

新幹線に乗りながら仕事がしたいです。

別に新幹線に乗るほど忙しい生活は送ってないし、そもそも遠くに移動する用事も全くないけど、新幹線に乗りたいです。

そして、仕事がしたい。

新幹線の中でノーパソをカタカタしたいんです。

もしもシェンロンに「願いなに?」と聞かれたら、「新幹線の中でノーパソをカタカタして、その姿を不特定多数の人に見られたい!できるだけの多くの人に!特に女子に!!」とイキイキ答えるくらい、新幹線で仕事がしたいです。

ちょっとシェンロンの無駄遣いな気もするけど、変身を得意とする嘘つきの豚が「パンティーが欲しい!」と言うよりは幾分かはマシでしょう。

人はある程度の年齢になって、十分に大人の生活を送ってからでも、「やっと大人になれたな」と思わされるような場面が時々あります。

それは人によっては、子育てだったり、海外への一人旅だったり、お尻の穴を酷使するプレイだったりと、いろいろとあると思います。

でも僕の場合は新幹線でのカタカタです。

この行為になぜそんなに憧れるかというと、まずは移動手段。

「高い料金を払ってでも早く目的地に着きたい」という姿勢が垣間みえるところが大変素敵です。

僕の普段の移動手段は電車か徒歩だし、長距離なら夜行バスです。

「自分のお金でタクシーに乗る」なんていうブルジョワな行為は、もう何年もしてません。

お金がもったいなのもあるけど、そもそもそんなに急ぐ用事がないのです。

そして、憧れる2つ目の理由は、なんといっても「できる感」です。

新幹線でノーパソをカタカタしてる連中が、なにをしているのかが全然わかりません。

パワポとかを使ってるのかしれないし、ワードとかエクセルを使ってるのかもしれない。

そもそも、パワポとエクセルとワードの違いがよくわからない。

しかも、そんな複雑そうな作業を、英語を使いながらこなしてる人の姿を見かけたら、もう大変。

嬉しさのあまりに息が止まるか、逆に過呼吸になるので、どちらにしろ呼吸法が大事になってきそうです。

「新幹線で、ノーパソを開いて、英語を使いながら、資料を作る」なんて行為は、「精神と時の部屋で、悟空と一緒に、重りをつけながら、修行する」と同じくらい興奮する行為なんですね。

「オメェースゲーなー。おらワクワクっすっぞ!」と、ついつい口にしてしまうかもしれません。

じゃあ、野沢雅子本人が、新幹線で、ノーパソ開いて、英語使って、資料を作ってる、なんて奇跡の場面に遭遇した、一体どんな気持ちになるんだろうか。

たぶん、「声優さんも大変なんだなぁ」という気持ちなると思います。







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