相手の欠点を褒めると喜ばれる
相手のことを褒めると喜ばれます。
でも、褒め方にもコツがあります。
特に、「褒められるのが慣れている人」に対しては工夫が必要です。
顔が良い人に対して「美人ですね」とか「イケメンですね」とか言っても全然効果はありません。
慣れているからです。
そういう人に対しては「手が綺麗ですね」とか、「声が素敵ですね」とか言った方が良いらしいです。
あと、「他の人ではなかなか気づけない、その人だけがこだわってるポイント」を見つけて褒めると、さらに喜ばれます。
着ているジャケットの裏側の刺繍とか、足の爪のネイルとか、体脂肪率とか、その人が住んでる家の外壁と内装の色彩バランスなど、普通ではなかなか気づけないような個人情報すれすれのラインも意外と喜ばれるそうです。
でも、相手の家の壁や壁紙、脂肪と筋肉の比率を知るのが面倒だという人には、もっと簡単に相手を喜ばせる方法があります。
それは、相手のコンプレックスを褒めることです。
例えば、太っていることを気にしている人がいれば、その人に対して「安心感があって素敵な体つきだと思う」と言ったする。
例えば、自分の口臭に悩んでいる人がいたとしたら、「自分の口が臭いことにはなかなか気づけない。それを気づけてるあなたはすごい。臭いのにすごい。臭いけどすごい」と念をおして伝えてあげて、「どんなに口が臭くたって、すごいものはすごいんだから自信を持って良いよ」と教えてあげる。
でも別に、ふくよか系のやつとか口臭強めのウィルキンソン炭酸みたいなやつではなくて、顔が良かったり、金を持ってたり、顔が良くて金を持ってるのに自分だけを愛してるくれるやつ、みたいな抽選倍率の高い希少種に好かれたい場合はどうすれば良いのでしょうか。
その場合でも相手のコンプレックスを褒めるのが最適なことに変わりませんが、でも、果たして、そんなタイプの人たちにコンプレックスなんてあるのでしょうか。
おそらく「現時点で多くを持ってる」というタイプの人たちの1番のコンプレックスは、「もしも今後、自分が今持ってるメリット(若くてキレイな顔や大金など)がなくなったら、自分の魅了がなくなるではないか」という、「今がピークかも」的な不安とかになるのではないでしょうか。
そうとなれば話は簡単。
「老いても一生アイラブユー」とか「金がなくてもフォーリンラブ」みたいなオシャレなセリフを浴びせれば続ければ、相手を翻弄できます。
そしてこの時に大事になってくるのは、相手に危機感を与えることです。
「あの大人気だったアイドルの現在の顔w」とか「元金持ちの今の生活がマジで悲惨w」みたいな、2チャンネル系の情報をバシバシ与えてから挑みましょう。
少し汚い手法に感じるかもしれませんが、「相手のコンプレックスを攻めて、危機感を与えて、そこに漬け込む」という戦略はみんなやってます。
英会話教材とかはよくやってます。
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