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楽天が決算発表!241億円の赤字!モバイル事業の投資が大きな負担になるもその他の事業は順調そのもの

どうも天村聡生です。

今回は「楽天が決算を発表しました」のでその内容をお伝えしていきたいと思います。


2020年5月13日に楽天株式会社の2020年度 第1四半期 決算説明会というのがおこなわれました。

本来だったら集まって会議するんですが、今の社会情勢を受けてオンラインでの説明会になりました。

結論を先に言いますと、モバイル事業での先行投資で莫大な資本を投下したので、その分が大きな赤字になっているものの、そのほかの楽天の根幹となるような楽天市場などの事業に関しては順調に売り上げを上げているようです。

ただやっぱり241億円の赤字ですって言われたら、誰だってびっくりすると思うんで、この記事では内容を詳しく見ていきたいと思います。


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売上収益はプラス18.2%ただし…

ニュースでは241億円も赤字が出ているっていうことで騒がれているんですが、売上収益事態は前の年に比べて18.2%プラスになっていて、3,314億円という金額になっています。

ただし、楽天モバイルなどへの投資がかさんで、営業利益については約241億円の赤字になってしまいました。

4月8日に参入した携帯キャリアのMNO事業の売上高というのは成長を続けていて、392億3300万円となっていて、前の年の同じ時期と比べると54.7%プラスになっています。

今は自社回線エリアを拡大するために、通信基地局の整備を加速させている段階。

この投資の影響で営業損失は318億2800万円のマイナスになっていて、前の年の同時期と比べると251億円もマイナスが増えてしまったという結果です。


楽天グループの3つの戦略は順調

楽天グループは3つのビジネスカテゴリーにわけて中長期的な戦略をとっているようで、コアビジネス、成長フェーズビジネス、投資フェーズビジネスと分けられています。

まずはコアビジネスです。

こちらは楽天市場や楽天トラベルなどのもともと楽天を支えてきたサービスがここに分類されます。

このコアビジネスに関しては前の年の同じ時期に比べて売上収益は13.8%プラス、営業利益は3.1%のプラスという結果になりました。

成長フェーズビジネスについてはラクマとか楽天西友ネットスーパーなどがここに分類されていて、売上収益は前の年の同じ時期に比べて21.8%プラスとなっています。

そして最後に投資フェーズビジネスですが、こちらは携帯電話事業のモバイルや物流についてで、こちらも前の年の同じ時期に比べて売上収益は54.5%もプラスになっているんですけど、大きな赤字を抱えているという状況になっています。

何よりもやっぱり楽天には様々なサービスがあって、しかもグローバル企業なんで利用者の数も世界で14億人ぐらいいてると、さらに年間で楽天ポイントを発行している数は3200億ポイントもあったりして、
どれか1つのサービスで赤字を出したとしても、ほかのサービスがそれをカバーしてくれる仕組みを作れているんで、かなり企業として強いですよね。


逆風の中で強いEC事業と弱められた実態事業

ここ最近の経済事情を受けて、楽天市場などもともとオンラインでスタートした事業は好調のようです。

楽天市場や、医薬品などを扱っている楽天24、楽天ブックス、楽天西友ネットスーパー、電子書籍の楽天Kobo、楽天TVヨーロッパ、楽天証券、楽天モバイル、楽天エナジーなどは売り上げを上げた。

反対に実態事業は厳しい状況になっているようで、中でも楽天トラベルは大きく下がっているようですし、スポーツや楽天チケットなども下がっているようです。

このへんは仕方のない部分ではありますので、人の流れが戻ってくれば、また上向きになっていくんじゃないでしょうか。


で、やっぱり強いのがEC事業ですね。

この経済危機においても楽天市場を中心にしたネットでの販売はプラス57.5%と前の年の同じ時期と比べるとかなり大きくプラスになっています。

そして独占禁止法じゃないのか!とか騒がれていた送料無料問題。

3980円のラインで送料無料にするっていうことだったんですけど、結局それもフタを開けてみたら、送料無料にして良かったねーっていう結果になってます。

というのも送料無料を導入していない店舗に比べて、送料無料を導入した店舗は28.7ポイント売上が伸びている状況になっているようです。

ユーザーとしても送料無料はありがたいから、無料になる店舗とならない店舗を比べたときに、やっぱり無料のほうを選ぶっていうことですよね。


今こそキャッシュレス!強い楽天経済圏

クレジットカードの楽天カードをはじめ、楽天銀行によるデビットカード、電子マネーの楽天エディ、QRコードバーコード決済の楽天ペイ、そしてそれらをカバーするように楽天ポイントという国内最大のポイントシステムを保有している楽天グループ。

社長の三木谷さんも、説明会の中で思わず自慢してしまうぐらいに楽天のキャッシュレスは強固です。

さらに楽天ペイアプリの中に楽天エディ機能を追加したことによって、利用者数がプラス85%にもなるぐらいに、利用者の増加も進んでいます。

僕もおサイフケータイに機種変更したことによって、楽天ペイの中に楽天エディを追加することができて、本当にスマホひとつあれば買い物が完結するので、財布を取り出す回数がほとんどなくなったんですよね。

そういう意味で、現金を触ることに抵抗を感じてしまうようになった現代においては、楽天グループが取り揃えているキャッシュレスのラインナップは強いですね。


決算報告を受けて株価は?

決算があると株価は動くので、最後に株価の動きを見ておきましょう。

5月13日の決算報告を受けた翌日5月14日の段階の株価がこのようになっています。

963円となっています。

前日の終値が1001円だったんで、じんわりと下がってきている感じですね。

ただし大幅に下がっているわけではなさそうなので、株主も楽天がやっている事業をしっかりと理解して、モバイルに対する先行投資によって赤字が出ていることは将来的に見てプラスになるだろうと予想しているのかなぁって思います。


ではまた!

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