アラスカ1人旅記録 vol.18


帰還編✈️

翌朝フェアバンクス空港で目を覚ました。
今日は夜まで予定がない。
とにかくチケットをゲットしなくては。
チェックインする機械にレイチェルさんにもらった番号を打ち込む、も何故か認証されない。
何度か試したがうまくいく気配がない。

とりあえず私はスタッフを観察し始めた。
誰に聞くか、人を選ぶのがここでは肝となるだろう。
何故か。
それは、ケータイを落として、ナンバーとパスポートしかない英語の喋れない日本人。
これが今の私だ。
こんなややこしい人とやり取りをしてくれるめちゃくちゃ優しい人を探すのが私が平和に生きて帰る道なのだ。

するとすれ違い様にニコニコと挨拶してくれたスタッフがいた。
この人だ!
と獲物を見つけたように目を光らせ話しかけた。(怖過ぎ)🤩

タロ 「アイロストスマートフォン」
スタッフ「オーマイガー🙄」

とお決まりとなりつつあるやり取りをして、
番号を見せながら、これまでの経緯を説明した。
このスタッフ女性はとてもやり手らしく、思っていたよりすぐにアラスカ空港分のチケットは手に入った。

ここで欲が出たタロコジ。
「申し訳ないんだけど、日本までのチケットも手に入れることってできないかな、、?」
と尋ねてみた。
瞬時に彼女の顔が曇る。
まずい、完全に迷惑な客だ。

しかし彼女はかなりのプロだった。
表情の曇りをすぐになくして、
「やってみるわ!」と言ってくれた。

なんていい人だらけなんだアラスカ😭

彼女はいろんな上司や窓口、PCでも何度も試し、
おそらく2時間以上時間をかけて日本までのチケットをゲットしてくれた。
本当に頭が上がらない。

デナリ国立公園の時と同じく私は
"Thank you your kindnest!!"
と彼女とぶんぶん握手をした。

「どう致しまして!」と言う
彼女も流石にげっそりしていた。
おまけに後から気づいたのだが、 
おそらく彼女は勤務時間を過ぎてしまっていたようだった。
申し訳ねぇ。
必ずまたアラスカに行って再びお礼を言わなくては、、。心に誓った。

続く。

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