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◆6 「忙しい」は理由にならない

「忙しいから今はできない」、「忙しかったからできなかった」と「忙しい」を理由に、その場をしのいだり、後回しにした経験が1度でもある人はいるではないでしょうか。

もちろん、体調不良など健康面を害することはよくありませんが、忙しいを理由に期限ぎりぎりまで、放置したことのある人も多いと思います。学生時代のテスト前がまさにその状態です。

今回は、「最優先順位を決める」が、いかに自分の生活に重要となるかを簡単に書いていきたいと思います。

●忙しい理由

忙しいにも、問題があるものと、比較的に少ないものがあります。その理由はとして考えられるものは、主に3つだと思います。

①多くの仕事を任されている・頼まれている
③期限ギリギリまで放置している
③時間を作ろうとしていない

①から順番に解説していきます。

「①多くの仕事を任されている・頼まれている」

これは、一番良い子ことではないでしょうか。仕事を溜めているわけではなく、次から次へと仕事を頼まれているのであれば、それは信頼されている証拠ではないでしょうか。
「あいつに頼んでも…」と思われているのであれば、仕事は来ないですよね。①は優先順位をつけて、1つずつ計画的に終わらすことで、時間も作れますし、その1つひとつの仕事が多様なものであれば、より勉強になります。

ということで、①は自分のキャパシティーを把握していれば、あまり問題はないのかなと思います。

続いて②です。

「②期限ぎりぎりまで放置している」

これについては、「パーキンソンの法則」というものがあります。

その法則によると、人は頼まれたことが完了するまでにかかる時間と、その期限までに差が生じると、実際に必要となる時間よりも、多い時間をかけてしまうそうだ。
つまり、無駄な時間を浪費していることになる。そうならないためには「ゴール(目標)」を明確にし、優先順位を決めて物事を進めることが必要になります。

ゴールを明確にし、今頼まれている仕事等の優先順位を決めることで、無駄な時間を消費することなく、自由な時間を作ることが可能になります。優先順位の決め方は、4つに分類した箱に今すべきことを当てはめるだけで、簡単に決める子ことができます。

分類の仕方は、以下の4つです。
Ⓐ急ぎのものかつ、重要であるもの
Ⓑ急ぎではないが、重要であるもの
Ⓒ急ぎであるが、重要でないもの
Ⓓ急ぎでも、重要でもないもの

4つを、学生時代のテストに置き換えるとわかりやすいと思います。

Ⓐは「明日がテストの強化の勉強が進んでいない」というイメージで、締め切りに追われているものを指します。

Ⓑは「テスト2週間も前から、もう勉強をはじめ前日もいつも通り過ごせる」といった状態のことです。急ぎで重要だが、時間に余裕があるため焦らずに物事を進めるということを指しています。

Ⓒは「テスト勉強していたとことろに、電話がかかってきたり、訪問者がある」といった状態です。相手にとっては今聞いてほしいことかもしれないが、自分にとっては勉強の妨げになるものというイメージです。でも、本当に重要な電話の場合もあると思うので、一概にそうとは言えませんが…

Ⓓは「明日はテストで、勉強もはかどっていないのに、ゲームしたり漫画を読んだりしている」といった状態のこと。明日テストなのに、ついつい部屋の掃除をしてしまったりすることもこの1つになります。

このように、自分の今していること、しなければならないことは、Ⓐ~Ⓓのどこにあてはまるか、一度分類してください。どこに分類されることが多いですか。

Ⓑが一番多いという方は、ゴールを明確にし優先順位を決めることができているということです。簡単に言えば、タイムマネジメントがしっかりできているとうことになります。

ですから、ぜひⒷに当てはまるものを増やしていってほしいと思います。時にはⒹのように急ぎでも重要でもないことをすることは、意志力の再生には必要になりますが、ⒶやⒸばかりだとその時間すらつくることができないと思います。趣味や娯楽に時間が欲しい人こそⒷを増やし時間に余裕を持ってほしいと思います。

最後に③についてです。

「③時間を作ろうとしていない」

これについては、単に責任を負いたくない事や、逃げたいという気持ちが強いことを表していると思います。

食事などに誘われても、メンバーが微妙で断ったり、その仕事をすることで業務量が増え、許容範囲であってもめんどくさく、「忙しいから」と断る経験のある人は少なくないと思います。

食事の場合は、プライベートのことですので、別にどういう対応をしても問題ないのかなと思いますが、仕事が忙しいからを理由にするのはよくないと感じます。

仕事を頼まれるということは、チャンスの一環でもあり、新たな知を得る機会でもあります。そしてなにより、信頼されている証だと思います。もしくは、信頼をつかむきっかけになります。自分のキャパシティーを超えてしまってはいけませんが、まだできる余裕が少しでもあるようであれば、「やることはありますが、時間はありますので」と話を聞くだけでもいいので何もアクションを起こさないことだけはしない方がいいと思います。

何より、あいつはいつ頼んでも断られると思われたら最後、そういった話もなくなるかもしれません。信頼を築くことは簡単ではないですが、壊すのは簡単です。「忙しい」だけを理由にしてしまうと今までのことがチャラになってしまうのかもれないので気を付けてください。

なんせ、忙しいのはみんな同じですから。そこに優先順位をつけれるかどうかだと思います。

「忙しい」を理由に簡単に断ってしまう癖のある方は、1度成長のチャンスだと思い、受けてみてください。少し、楽しくなるかもしれませんよ。でも絶対に無理だけはしないでください。

ここまで、書いてきましたが、「忙しいは理由にならない」・「最優先事項を決める」の大切さが伝わっていれば幸いです。

最後までお読みいただきありがとうございました。
私が伝えたいことは何事も「自分事」に捉えることが大切ということです。
誰か1人にでも何かのきっかけなればと思い発信しています。

こちらも合わせ読んでみてください。
次の記事も読んでいただけるとありがたいです。
長々とありがとうございました。

\MI-HA/


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