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Webライターが『自分に合っているか確認する』まで書き続ける

「なんでWebライターになろうと思ったんですか?」

Webライター養成講座の生徒さんから聞かれて、10秒程考えて

「記事を読んだ人の背中を押してあげたいと思ったから」

と答えた。

もっともらしい答えだけど、あの日から折に触れて「本当にそう思ったのか?」と自分に問いかける様になった。

もともとパソコン嫌いだった

初めてパソコンを買ったのが25歳の時。

近所の中古パソコンショップで買った13インチのノートパソコン。買う前は「ネット検索で遊ぼう」「パソコンで稼ぎたい」など、Webライターとは遠くかけ離れた気持ちを抱きつつパソコンの電源を入れた。

しかし、、、、

キーボードが叩けない

正確には「自分の名前が打てなかった」。

今思うと顔を毛布で隠して押入れに閉じこもりたい程恥ずかしいが、当時は真剣に悩んでしまった。自分の名前を打ち込むのに30秒掛かった(実話)。

そんな軽いトラウマがあり、パソコンを使う時には本当に憂鬱な気分だった。ひどい時には「指が痛くてキーボード叩けないから」と他の人に入力を代わってもらうなど、今では考えられない理由で何とかかわしてきた。

必要に迫られて職業訓練校へ

その後、組織への反発や職場内の孤立が原因で転職する事にした。

離職票を持ってハローワークへ行くと

「パソコンスキルはありますか?」

そう聞かれて言い返せなかった。自分のスキルの無さに悔しさとトラウマが蘇ってきた。

スキルアップと必要性を感じたので、就職活動と並行してWeb系の職業訓練校へ入学。そこではWeb制作の基礎やパソコンの構造、プログラミングなどパソコンに関わる基礎知識を学ばせてもらった。

その後にご縁があり入社したWeb制作会社で、Webライターを志す様になったのだ。

記事を書く事の楽しさや難しさを感じた

入社した会社では、運営している車買取コンテンツを担当する事になった。

一般的に車を買い取ってもらうのは購入した販売店もしくは車買取専門店だが、ガソリンスタンドやカー用品店などでも車を買い取ってもらえる※最近では個人間でも車の買取をしている人も多い。

記事を書くために資料を集めたり、実際に車買取の現場や販売店に取材もした。それ以外にも新車情報やドライブなど、車に関する企画を出す事も求められたので、多くの企画を出して制作するルーティンワークもあった。

当時は記事の書き方もよく分からないまま、課せられたノルマをこなすのに苦労した。しかし、この時に「記事を書く事の楽しさや難しさ」を肌で感じた。

その会社とは事情があり半年程度で退職したが、その時の感情が忘れられずにWebライターとして活動するようになった。

最初は駆け出しで原稿料も少なかったので、アルバイトや派遣社員として働く傍らで、コツコツと書いていき現在に至る。これまで書いた記事は500を超えた。

「自分に合っているかどうかが才能だってことだ」

これは高校の先輩でもある矢沢永吉の言葉。

やってみて自分の性格に合っているかは本人しか分からないし、Webライターとして独立して5年目になっても正直まだ分からない。

ただ、多くの記事を書く中で「この記事を読むのはこんな人かも」「記事の向こう側には困り果てた人が見える」など、自分が書いた記事から読者の人生を考える(妄想)事が習慣になってしまった。

Webの記事は基本的に「私があなたに代わって必要な情報をまとめました」とのスタンスなので、読者の人生まで考える必要は無い。でも、多くの記事を書く上で考えずにはいられなくなった、いや、考えてしまうのだ。

それならば、

Webライターという仕事が自分に合っているかどうかを確かめるため
自分が書いた記事で背中を押された人をこの目でみるため

この2つを追い求めていきたいから、行けるところまで頑張りたいと思っている。

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花野ようすけ | 福岡のオクトパスライター

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取材・キャッチコピー・LP・Webサイト制作・MEO | Webメディア運営「聴くけん!!九州」「HANA*BASE」 | 好き:サガン鳥栖・読書・サウナ・生ビール・チキン南蛮・チーズケーキ | 矢沢永吉さんは高校の先輩