85. ステュアート家
①テューダー家断絶
「私はイギリスと結婚しました。」
そういったエリザベスは子供を作らずにそのまま家は断絶。
議会は次の王を選ぼうと探した。ヘンリ8世の姉がスコットランドへ嫁に行っている。その子孫のジェームズ1世をイングランド王として招くことになった。
ジェームズはスコットランドとイングランドを往復しながら小さな島の王になった。こうしてステュアート家が次の王朝になった。
②誤算だった議会。
なんとジェームズ1世は絶対王政を強制。イギリス議会のルールを全部無視した。議会は自分たちで招いてきた手前、強く言えずに黙っていた。次の王にはしっかりとイギリスの慣習を守ってもらうと。
次の王は息子チャールズ1世。
議会は必死にチャールズ1世にイギリス議会の慣習を守るようお願いした。これが権利請願。
議会「陛下。イングランドは議会を重んじます。たとえ国王といえども神と法の下にあります。勝手は許されませんぞ。」
チャールズ1世は権利請願を無視して議会を停止した。貴族たちは憤慨してストライキに入った。もう王のいうことなど聞かない。
チャールズ1世はイングランドのイギリス国教会をスコットランドにも強制。
そのため、スコットランドのカルヴァン派のプレスビテリアンたちが反乱を起こした。
スコットランドの反乱を抑えるには王の軍だけでは足りない。貴族たちの協力が必要だ。しかし、貴族たちはストライキをしている。議会を停止しているからだ。
チャールズはしぶしぶ議会を開いた・・・・。
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