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「全裸監督」を1日で全部観た。あえて難しく考えてみた。

①むき出しのヒューマニズム。

 閉塞感のあった近代日本の貞操観念をぶち壊す。信念を持って仕事する人はみんな素敵です。仕事の種類は関係ないんだと改めて実感しました。

 無理やり教育系の話にすると、「全裸監督」の世界観はルネサンスの時代に似てます。

イタリアのトスカーナ地方で起きた運動、「ルネサンス。」

中までの神々の時代だった世界観で、キリスト教会の教えを信じて暮らしていました。つまり自分がどう思おうとも教会がいうことが絶対なんです。

それは毎週毎週教会のミサにいっていれば信じるでしょ。

十字軍の失敗などキリスト教会の権威が失墜していくと人々は「人間らしい生き方」とは何かを探していく。そしてミケランジェロやダヴィンチらが文化で人間らしさを表現した。

「全裸監督」では、性の閉鎖的な環境を近代が作り出していたものを破壊してうやろうとAVに革命を起こした。みんな好きなのにシモの話をすると皆はばかる雰囲気は今よりも昔の方が激しかった気がする。

ルネサンス  =  神からの解放

全裸監督   =  性の解放

②小雪の娘への抑圧。

 ここにもキリスト教的倫理観が登場してますね。

 モーセの十戒にも登場した「姦淫するな。」

制限されると人間は欲望が爆発されるものですね。私自身、子供の頃にゲームを親から禁止されると大人になってゲームをしまくるようになりました。

 親からの抑圧、宗教的な抑圧が黒木香を生みだしたのでしょうか。


ちなみに、副音声にして見たら村西の会社の人たちまとめて村西軍団って呼ばれてた。笑



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