映画「大逆転」〜遺伝か環境か?〜
①成功するのは遺伝か、環境か?
ホームレスの男を資産を与えて金持ちにしたら犯罪を犯さなくなるのか。
金持ちの資産家から全てを奪ったら犯罪を起こして堕落するのか。
おじいちゃん二人が若者を実験台にして人生を翻弄していくー。
こういう二元論的な話は娯楽としてみると面白いですね。完全に割切れる事はないって事はわかっちゃいるけどなぜか見てしまう。
②エディ・マーフィって本当にあんな笑い方するんだ。
何気に初めて聞いたのでびっくり。笑
③途中でストーリー変わっていない?
貧乏人が金を持ってなんとなーく、礼儀正しくなったり、金持ちが落ちぶれて壊れたりしているけど後半からおじいちゃんたちへの復讐劇になってコメディ感がすごかった。
まあゴメディではあるんですけどノリが昔っぽいし、海外っぽいなと。ゴリラの件は個人的にサブイボものでした。
④教育学の観点から
ゲゼルという心理学者は「人間は遺伝で決まる!」といった人。
ワトソンという心理学者は「人間は環境できまる!」といった人。
これでだいぶ対立していたらしい。ちなみにワトソンは行動主義を唱えていいます。心と行動は繋がっているから、身体を動かせば心が変わるって話です。
TEDでも「ボディランゲージが人を作る」って話があります。面白いのでぜひ。
そして結局、環境閾値説というものが出てきます。
心理学者ジェンセン。
「遺伝と環境が相互に関係している。」
そう言われればそうだけども!理論化するのが難しいんだろうなあと。教育系の理論って総じて「言われてみれば至極当然だよね」系が多い感じがする。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?