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58.百年戦争の続き。

①フランスに救世主現る。

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続き。惨めなシャルル7世のもとに噂が流れてきた。神の声が聞こえる少女がいると。少女はフランスを救ってくれると。

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名前をジャンヌ=ダルク。ジャンヌはシャルル7世のもとへ足繁く通う。それを拒否するシャルル。ジャンヌは訪問をやめない。シャルルは一計を案じた。

シャルル「そこのお前。服を変えよう。玉座に座れ。私は橋に隠れていよう。」

中に入るジャンヌ

家臣「玉座に座っておられるお方が国王陛下じゃ。挨拶を。」

ジャンヌ「あのお方ではありません。・・・。」

あたりを見回すジャンヌ。

ジャンヌ「やっと会えましたね。国王陛下。」

会場は騒然となる。

シャルル「お前は本当に神の声が聞こえるのか。」

ジャンヌ「はい。小さい時から頭の中で声がします。フランスを救えと。」

シャルルはジャンヌを軍に参加させる。そしてオルレアンへ赴かせる。

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ジャンヌは手傷を追いながらなんとオルレアンの街を解放する。

これにフランスの士気は蘇った。パリめがけて進軍を続けるフランス軍とジャンヌダルク。もう誰にも止められない。

②ジャンヌを妬むシャルル7世。

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もうどこに言ってもジャンヌダルクの人気は絶頂だった。

民衆「ジャンヌ!ジャンヌ!ジャンヌ!」

横で見ているフランス国王。シャルルは次第にジャンヌへ嫉妬心を積み上げていく。

ある時、ジャンヌはイギリス兵に捕まってしまう。イギリスは身代金を要求した。しかし、シャルルはこれを拒否!

シャルル「ジャンヌはもういらない。煮るなり焼くなり好きにしろ。」

イギリスは唖然呆然。仕方なく、宗教裁判にジャンヌをかけることになった。

イギリス裁判官「ジャンヌ。お前は神の声が聞こえると言ったな?本当か?」

ジャンヌ「本当です。」

イギリス裁判官「嘘をつくな。お前が聞いているのは神の声ではなくただの幻聴だ。嘘つきめ。判決、火あぶりの刑。」

火あぶりの刑は最後の審判で魂が肉体に入れなくて復活できないという最悪の殺し方だった。

ジャンヌは死ぬ時、何を思ったのだろう。漫画ドリフターズのジャンヌダルクは人間を恨み抜いて転生していたっけ。

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イギリスは神がかり的なフランスの進軍になすすべなく、破れた。

百年戦争はこうして幕を閉じたのだ。

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