マガジンのカバー画像

スライドで授業する世界史

111
運営しているクリエイター

#ICT

89.イギリスのアメリカ進出

①イギリスの海外進出 大航海時代ではポルトガルスペインが各地に植民地を形成した。スペインはポルトガルを併合し、太陽の沈まぬ国と言われていた。 全部スペイン王フェリペ2世の領地。フィリピンなどはフィリペ王子の島で名前がついた。 アルマダ海戦でスペインがイギリスオランダに敗北すると、スペイン植民地がイギリスとオランダに奪われていく。 イギリスは新大陸に植民地を苦労しながら作った。技術を蓄積しながら数回。ローリーという人物が開拓に成功し、ここのエリザベス陛下の土地という意味

88.名誉革命

①ステュアート家の王政復古 フランスのルイ14世のところへ亡命していたチャールズ1世の息子たち。 チャールズ2世とジェームズ2世。 長いことフランスにいたためにゴリゴリのカトリックとなっていた。そしてルイ14世にかりがある。 王政復古はいいが、イギリス国教会がなくなるのは貴族たちはよしとはしなかった。だから議会でこのカトリック息子たちの横暴を防ぐ方法を考えた。 審査法:公務員がイギリス国教会のみ 人身保護法:国王が勝手に逮捕することはできない。 カトリックかどう

87.独裁は王がやることではない。

①王がいなくなった後。 リーダーを貴族の不満によって処刑してしまった。次に政治を行うのはクロムウェルだ。 クロムウェルがイギリスを引っ張るということで市民たちも応援した。こいつらを水平派という。 そしてクロムウェルは水平派を弾圧した。文字もかけない奴らが政治なんかわかるわけないだろう。愚民は黙ってろということ。 学がない者は何もいう資格はないし、戦えもしない。弾圧されたとしても対抗する手段すら知らない。不満だけ言ってストレス発散して酒飲んで寝ていろ。 ②クロムウェル

86.ピューリタン革命

①スコットランド反乱 ステュアート家だけではこの反乱を抑えられないから貴族も手伝ってもらおうと協力を要請するも貴族はこれを拒否。理由は議会を停止したから。 議会をしぶしぶ開くチャールズ1世。 チャールズ「さあ、議会を開いだぞ。兵を集めるから金を出せ!」 議会「我々はそんな話はしない。代わりに11年間にも及ぶチャールズ1世の独裁を強く非難する!」 チャールズ「うるさい。やはり貴族どもは・・・。議会を解散する。」 これが短期議会。 ②続くスコットランド反乱。 つい

79.ナンバー2プロイセン

①三十年戦争後 三十年戦争の講和条約、ウェストファリア条約。この条約で神聖ローマ帝国が事実上崩壊した。ドイツはもっとバラバラになった。 ドイツで一番力が強いオーストリア=ハプスブルク家。そしてナンバー2がプロイセンのホーエンツォレルン家。 しかしプロイセンは貧しい農業国。貴族たちは地主(ユンカー)と呼ばれ、地代で生活を送っていた。 ②ホーエンツォレルン家 プロイセンをドイツの強大国として成長させたのはフリードリヒ・ヴィルヘルム1世。敷地をグラウンドにして飾りなどなく

78.ロシア絶対王政その3

①ロマノフ家の家系図 ピョートルが風邪でなくなると、奥さんが代わりに皇帝となる。ノルマン人系だからサリカ法典とか関係ないし。 そして次、エリザベータの時に七年戦争。後少しでプロイセンを倒せるという時にエリザベータが肥満で死亡。そして次のピョートル3世はなんとプロイセンを敬愛していたため、戦争から離脱!無能! ピョートル3世は人形遊びばかりしていて精神的に幼いとされている。ここに世継ぎがなかったためにドイツから嫁いできてもらった。名前がエカチェリーナ。ドイツから田舎のロシ

77.ロシア絶対王政その2

①コサックの反乱。 領土が拡大してくると反乱が起きる。コサックだ。 コサックが減税を求めて反乱を起こしたスチェパン=ラジーンの乱を契機にしてロシアは考えていた。 コサックに頼らない常備軍が必要だ。 ②ピョートル1世の留学? ロシアもヨーロッパの先進国に追いつこうと技術者を集めて吸収しようと必死だった。そんなところに一人の少年が。ピョートルである。ピョートルは外国のおじさんんたちが見たこともないような船や武器を作るもんだから夢中になった。そして大人になったとき、自分も

76.ロシア絶対王政その1

①ロシア=ノルマン人が作った。 ノヴゴロド国。キエフ公国。こうした国がロシアが源流。この国々はモンゴル人によって征服された。モンゴルは強力な騎馬を用いて瞬く間にユーラシアを飲み込んでいった。 あの馬鹿でかいモンゴルだが、財産は兄弟で分配するという決まりから領土も分配され、細かーくなっていく。そしてヨーロッパ方面バトゥがキプチャクハン国を立てた。 ヨーロッパ方面はワールシュタットの戦いで進軍がストップしたため、ドイツやフランスまでは来なかった。 ②モンゴル人からの独立

75.30年も戦争するなんてあり得なくない?

①きっかけは反乱。 ハプスブルク家神聖ローマ帝国はカトリックの守護者。しかし、ここにルターが現れて宗教改革が起こった。 結果、アウクスブルク宗教和議で領邦ごとに宗派を選んでいいことになった。 問題はベーメン。ここは以前、異端者フスがいた地域。まだまだカトリックへの恨みは根強い。しかしベーメンの領邦はカトリックでいくと言い出した。ベーメンの人々は当然反乱するに決まっている。 ②ベーメンに応援する領邦。 ベーメンを支援するザクセンをはじめにするルター派の領邦。 それに

74.朕は国家なり。

①ルイ14世の内政。 ルイ14世は思っていた。自分の権力はまだうわべだけのもので貴族の皆もどこかよそよそしい。いつか寝首をかかれるかもしれない。だから自分の権威を強めることにした。 この時代は地上の支配者は神の代理人である教皇である。教皇が各貴族よりも権威は上だった。だから昔は十字軍も派遣できた。神の要請だから。 しかし、ルイ14世の権威を強めるため、神学者ボシュエは王権神授説を唱えた。神から地上の支配を代わりに任せられたのは王である。ということである。これを浸透させれ

73.フランス絶対王政

①ユグノー戦争の後。 無事フランス王になったアンリ4世。しかしアンリ4世に不幸が起こる。 アンリ4世はユグノーとカトリックに改宗したために急進派カトリックに暗殺されてしまったのだ。これから新しいフランスを築くという時になんと愚かなことを。 ②ブルボン家の跡取り。 アンリ4世の息子はルイ13世。まあ政治に興味がない。補佐する人間がいる。 宰相だ。ナンバー2。 宰相の名前はリシュリュー。怖い顔している。 リシュリューはブルボン家に力を集中させるために地方の支配構造を

72.ユグノー戦争の終わり。

前回の続きは上にあります。 ①戦争はまだ続く。 サンバルテルミの虐殺の後もユグノー戦争は続いていた。ヴァロワ家の家系図でさらっとやる。 戦争中にヴァロワ家の人間はほとんど死んだ。 カトリーヌは病死してしまったし、息子のアンリ3世も暗殺され、シャルル9世は虐殺事件から精神に異常が見られ、廃人。残ったのはマルグリートだが、サリカ法典で女性は王にされないので、ブルボン家のアンリ4世に王位継承が回ってきた。 ②改宗を繰り返すアンリ4世 アンリ4世はサンバルテルミの虐殺から

63.大航海時代(スペイン)その2

①冒険者その2:マゼラン スペインはまだ香辛料をまだ手に入れていない。早く手に入れなければ!ということでマゼランポルトガルとは反対の方向へ船を出してインドへ。南アメリカ大陸のマゼラン海峡を通ってどんどん進んでいく。 マゼラン海峡はこれ。 到着したのがフィリピン。マゼランはここの王であったラプラプ王に殺されてしまうが、仲間たちはなんとか逃げて本国へ帰っていった。そして香辛料を手に入れる。 マゼランはフィリピンで死んだので正確にはマゼラン艦隊が世界一周を成し遂げた。アメリ

62.大航海時代(スペイン)

①スペインの冒険者 以上4名です。今回はコロンブスとマゼラン行きます。 ②コロンブス イサベル女王は焦っていた。ポルトガルは一足先にレコンキスタを完了し、海へ繰り出していた。もうすぐインドへ着いてしまう。 どうにかしてポルトガルより早くインドへ到着したい。 そこへ一人のジェノヴァ人がスペインへやってくる。コロンブス。 コロンブス「女王陛下。我々の周りで地球は丸いという説を唱えている人物がおり私もそれを証明したく思います。ポルトガルと反対側に船を出してインドへ行きま