見出し画像

Reluxを卒業し、アフリカでドローンを飛ばしてきます!|退職エントリ @hnhn2_7

こんにちは、よしみひなこです。

実は2020年6月末で、(学生インターンを含め)3年弱働いたLoco Partnersを退職することになりました。次のチャレンジについて詳しく説明できるタイミングになったら報告をと思っていたのですが、ちょっと先になりそうなので一旦このタイミングで。お世話になった多くの方(全然書ききれなかったけど)へのお礼と、自分への備忘録として文章に残したいと思います。

いままで何をしていたのか

Reluxという宿泊予約アプリを運営する、Loco Partnersという会社で働いていました。

記念日やプロポーズなど、大事な旅行で宿を決めるとき、何千もの候補より、信頼できる人からのおすすめから見つけた方が素敵なところに出会いやすかったり、結果満足度も高かったりするじゃないですか。

それと同じ原理で、宿からの広告料などは一切もらわず、日本全国の素敵な宿だけを厳選し、信頼できる情報としてカスタマーに宿をおすすめするサービスです。

画像1

カスタマーひとりひとりに素敵な旅行体験を届けるべく、熱い想いを持った優秀なメンバーが日々奮闘しながら作っているとっても素敵なサービスなので、ぜひ使ってみてください!

(再掲)

大学3年生の秋からインターンを初めてそのまま新卒として入社し、SNSマーケや人事、社長室での事業立ち上げや他社提携、新卒採用責任者、法人営業などたくさんの経験をさせてもらいました。

編集部にジョイン、基礎を叩き込まれた

画像2

(▲編集部時代から一緒で、そのまま同期になったほのか)

インターンとして入社し、最初に配属されたのは編集部でした。実務はもちろんですが、大前提となる会社のValueや仕事へのスタンスをとにかく叩き込んでもらった半年間でした。

人に依頼するときはリンクや締め切りを必ず添える、定時ギリギリに依頼しない、報連相はしてしすぎることはない、結論ファーストで話す書く、当たり前を徹底して信頼を築く、オーナーシップを持って最後までやり切る、言葉の細部までこだわるetc…

一つ一つはすごく小さなことですが、それを丁寧に、(ときに厳しく、)しっかり叩き込んでもらったことは、その後のすべての仕事のベースになっているし、カルチャーを守り後輩に伝えていくという意味でも、この時の上司だったりなさんとさくさんの両名は常にわたしの中でロールモデルになっています。

一番しんどくて一番成長した、社長室での日々

画像3

(▲一緒に社長室で苦しんで、そのまま同期になったななせ)

そののち人事部への配属を経て、2018年の秋頃からは創業社長の篠塚さん(以下:篠さん)直下に配属となりました。中国系のユニコーン企業と提携事業を進めるオーナーになったときのことは、今でもトラウマレベルで(笑)鮮明に覚えています。

提携内容もほぼ決まっていない状況から、双方の思惑がある中で一緒に企画を練り、実行していく日々。なんの経験もない中でいきなりオーナーを任されたものの、当然右も左もわからず、半ば怒りにも近い感情を原動力に走り続け、ただ振り返ってみるとめちゃくちゃ充実し、成長した期間でした。

何がつらかったかを考えてみると、一番は「できない自分と対峙せざるを得ない状況」だったと思います。振り返ってみると、わたし自身はわりと器用なタイプで他人に深入りもしないので、親以外の人にすごく怒られるとか、失望されるとか、「できないやつ」という評価を受けることがあまりない人生でした。

それが、社長室にいった途端にメールのやりとり一つでも篠さんに添削され(というか有難いことにしてくださり)、プレゼン資料は相当に赤を入れられ(というか以下略)、それでも最終的に使い物にならず篠さんが作成した資料で進行するとなったときには、悔しくて往訪に向かうタクシーの中でこっそり泣いたこともありました。 

一方で、社長室にいたときのわたしはたしかに何もできなかったけど、篠さんは失望や「できないやつ」という評価は一切しない人でした。諦めず、粘り強くフィードバックをしてくれて、本当に落ち込んでいるときは美味しいご飯をご馳走してくれて、すっごく時々は褒めてくれる人だったので、めちゃくちゃつらくて本当につらくて毎日会社の共用スペースで泣きながら仕事をして、帰りもめっちゃ遅くて、何をやってもボコボコにされる毎日でもなんとか頑張れたし、「自分って全然できないな」「プロ意識ってこういうことなんだな」というのを改めて体に刻み込むことができて、本当に貴重な期間でした。

当時教えてもらったスライドやビジネスメールの作り方、交渉の仕方、ビジネスマンとしてのマインド、仕事の要諦、仕事の体力などなどは当然その後の仕事の基礎になっているし、今から思うとあれこそが青春でした。篠さん、持田さん、きゃりーさん、たくさんご迷惑をおかけしましたが、本当にありがとうございました。

19新卒として入社、新卒採用を担当

画像4

そのまま新卒として入社し、新卒採用を任せてもらうことになりました。一瞬話がそれますが、ベンチャーって出入りが激しい分ポジションが空きやすくて、チャンスを掴みやすいのがめちゃくちゃメリットだなと思います。わたし自身、入社直後の5月に前任の新卒採用責任者が卒業したことで、貴重なポジションを得ることができました。

立場が人を育てるというのは絶対にあって、「新卒採用責任者」になったからこそ視座を無理やりにでも引き上げることができたし、社外のつながりも紡ぐことができました。

そこで頑張ってた内容は以下にまとめていただいているので、もし興味があれば読んでみてください。

1年目を振り返ると、今まで「自分がどれだけ頑張るか」だったわたしの価値観が、「チームでいかに最大のアウトプットを出すか」に変わった、大事な時期だったなと思います。

日々の仕事でチームの重要性を痛感し、そこから試行錯誤する中で、採用チームでMVT(Most Valuable Team)を受賞したり、全社忘年会の幹事リーダーとして、みんなにすごく良かった!と言ってもらえる会を作れたのは、自分の中で大きな成功体験となりました。

画像5

(▲MVT打ち上げ飲みの日に、組織デザイン部みんなで撮影したジャケ写風の一枚)

年末の全社忘年会は、前日に幹事みんなでAirbnbを予約して徹夜で準備をしたり、ムービーのBGMをWANIMAにするかビートルズにするかで1時間近く争ったり、当日フラフラになりながら何度もオペレーションのイメトレをしたのが懐かしいです。(同期だからこそ、ここまでやり込めた!)

画像6

(▲忘年会幹事を一緒にやった同期たち)

そして、たくさんお世話になった人事部長(&営業部長という二刀流)の徳さん。「経営者目線で常に考えろ」「人事の仕事がどれだけ大事か、ちゃんと理解すること。人事をなめるな」など叱咤激励してくれたり、「できなそうってことを実現する方がワクワクしない?」と背中を押してくれたり、「暇だとモチベ下がるっしょ?」とチャンスをたくさんくれたり、縁を繋いでくれたり、必要な時には寄り添って一緒に唐揚げ食べてくれたり、本当にいい上司でした。あと笑顔がチャーミング。

画像7

(▲写真中央が上司の徳さん)

採用やイベント企画の要諦だけでなく、行間を読むことや物事を動かすこと、人との関わり方、気持ちの乗り越え方など、本当にたくさんのことを教えてもらいました。めちゃくちゃありがとうございました。

これから何をするのか

実は採用業務のときに少し一緒に仕事をしていた夏目さんという人と、アフリカでドローン関連の事業を立ち上げます。

いまは道路も物流もあまり整ってない環境だけど、だからこそリープフロッグ(※テクノロジーによってステップを飛ばして発展しちゃうこと)てきな面白さがすごくあって、大学時代に途上国開発の勉強をしていたことも相まってとてもワクワクしています。

そして何より、すごく尊敬してる夏目さんと一緒に働けるチャンスを逃したら絶対後悔すると思ったし、家族みたいに温かいLoco Partnersの環境を飛び出して、裸の自分(物理じゃない)で勝負したときに何ができるのか、失うものがまだ何もない今だからこそ試してみたいとも思いました。

「幸運の女神は前髪しか掴めない」というイタリアだかギリシャだかのことわざがあります。人生は一回きりなので、後悔しないように、よりワクワクする道を選んで進んでいきたいな〜と思います!

さいごに

画像9

今回の意思決定にあたって、後悔や未練はないか?と聞かれたら、実は正直あります。大好きな夏目さんに誘われて舞い上がって「行きます」って言っちゃったけど、ほんとは今の時期だからこそLoco Partnersでできることがあるんじゃないか、今までの恩を返すべきときなんじゃないかってぐるぐる考えたりして、同期と旅行に行ったらやっぱりみんなが大好きで、この人たちと一緒に会社の未来をつくっていく道もあったよなぁって思ったりとか。

画像10

(▲同期のめぐとそうた、新婚旅行みがあってお気に入りの写真)

画像11

(▲同期のわたるはみんなのお兄ちゃん。慣れない営業部でたくさん助けてもらった)

でも、結局篠さんがいつも言うように「選択無意味論」なわけで、どっちの選択をしたって「ああすればよかったかも」と思うかどうかは自分次第だし、その時々の選択を正解にしていくしかない。なので、わたしはわたしの舞台で、覚悟を決めて頑張ろうと思います。社外だからこそ助けられること、提示できる可能性もあるかなと思うので、わたしにできることがあればなんでも気軽に言ってほしいし、できる限り(ちょっと無理してでも)ぜったい力になりたいと思っています。

さいごのさいごに

画像9

りなさんみやさんさくさんをはじめ、ぴよぴよだったわたしを採用し育ててくれた編集部のみなさん、わたしの苦手をサポートしながら自由に動かせてくれて、チームの楽しさを教えてくれた組織デザイン部のみなさん、粘り強く愛を持って鍛えてくれた篠さんはじめFH推進室のみなさん、突然の引き継ぎで迷惑をかけたのに気持ちよく送り出してくれた営業部のみなさん、ふざけた話も真面目な話もできる大大大好きな同期、Locoを選んで入社してくれた20新卒のみんな、ほか関わってくれた全ての皆様、本当に本当にありがとうございました。

またどこかで一緒に仕事できたら嬉しいし、プライベートでも引き続きよろしくお願いします。最後まで読んでくださって、ありがとうございました!コロナでちょっと先行きが不明ですが、頑張って生きていきます!

おまけ:よければSNSで繋がりましょう💛(きっとアフリカ情報も発信します!)

Twitter:https://mobile.twitter.com/hnhn2_7

Instagram:https://www.instagram.com/hinacoco27/


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?