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2024年上半期競馬場現地レポートまとめ

こんにちは、日向千秋です。

ダノンザキッド引退からあらゆることへのモチベーションが低下しておりnoteの更新も完全に怠っておりました。
夏競馬シーズンも終わりますが、折角写真とかも撮って来たし少しは振り返っていこうかなという具合です。
ローカルは逆に遠いので夏競馬は現地行ってないです。


1月7日

この日の目当ては6R新馬戦、出資馬のヘヴンズクライがデビューした日である。
フェアリーSの日ではあるが、その後に別の用事があったのでメインレースまでは残らず6Rまで見て帰りました。

パドック、2人引きでしたが大人しかったです。
グランプリロード、レイチェル・キング騎手を背に臨戦態勢。

短期外国人騎手のレイチェル・キング騎手を迎えてのデビュー。
結果は3着…新馬勝ちならず……。
鋭い末脚を見せてくれましたが残念ながら届かず……。
1着はスティンガーグラス。

ゴール前。

また目的だったヘヴンズクライの新馬戦以外で印象深かったのは4Rの障害4歳以上未勝利。
この日は初めて障害戦を内馬場から見ましたが、迫力が凄かった!
障害戦がある日に中山に行く方は是非やってみて欲しいですね!
レース内容は全くというほど把握できないけど!

4R 障害4歳以上未勝利、内馬場からの撮影。

1月21日AJCC

この日はダートに水が張る程度の雨。

2R3歳未勝利。スタート直後。

この日の第1の目的は5R 3歳未勝利戦。
ヘヴンズクライの出走である。鞍上もキング騎手が引き続き務めました。

5R 3歳未勝利戦、パドック。今回は1人引き。
グランプリロード、ヘヴンズクライとキング騎手。

前走のキレは見られず9着と凡走。200mの延長か馬場か馬の状態か、原因は今も正直わかりません。
結局この後も馬券にも絡まず、中央の未勝利戦を抜けることは出来ませんでした。そして地方の門別競馬場への移籍となった。
新天地での活躍と成長、期待しています。

ウィナーズレディさん、誰なのかは資料を持ち合わせてないのでわかりません。

さて気を取り直して第2の目的、メインレースである11R GⅡアメリカジョッキークラブカップ。通称AJCC。
本命も目当てもカラテです。2200mという距離は気になりますが、重馬場は得意な馬なのでやってくれるはず……。

パドックのカラテ、でかくて存在感が凄い。
やはりカラテと言えば菅原明良騎手とのコンビ。

カラテは前につけるもずるずる下がっていき10着…。
勝ったのはチャックネイト。キング騎手はこれでJRA重賞初制覇。
そしてボッケリーニさんはまたまた2着であった。

口取り式、チャックネイト。

2月18日フェブラリーステークス

1年の最初のGⅠとなる春のダート王決定性、フェブラリーステークス。
前年の覇者でチャンピオンズカップも制覇したレモンポップや前年のドバイWCや東京大賞典を制覇したウシュバテソーロ等は不在。しかし単距離中距離からの挑戦は勿論、芝転戦も含めて非常に面白いメンバーが揃ったと思う。

メインレース以外だと9RのヒヤシンスSで凄い馬を目撃していました。

9Rヒヤシンスステークスのパドック。ラムジェット。
三浦皇成騎手を背にしたラムジェット。

それは後の東京ダービー馬ラムジェット。
三浦騎手と初コンビで2勝目を挙げた前走。
このレースは5番人気ながら結果は3馬身の圧勝。
その後ユニコーンSを勝ち、更には東京ダービーの栄冠を手にしました。
三浦騎手に乗り替わってから4連勝。相性がよかったのでしょう。

さてメインレースのフェブラリーステークスについて。
私の本命はレッドルゼル。安田隆行厩舎最後のGⅠ挑戦となりました。
鞍上はダノンザキッドとのコンビも務めた北村友一騎手。

レッドルゼルと北村友一騎手。後ろで存在感を放つはドンフランキー。

JBCクラシック馬キングスソードとJCBスプリント馬で去年2着のレッドルゼル等の実績馬。
南関東三冠馬ミックファイア、エーデルワイス賞他地方受賞複数賞の女傑スピーディキック、JBCスプリント馬イグナイターと地方競馬からの3頭が参戦。
令和の「最強」ドゥラエレーデ。
上がり馬オメガギネス。
まさかの芝からの転戦、シャンパンカラーとカラテとガイアフォース。
多種多様なメンバーです。

多いのでインスタに格納。

結果はペプチドナイル見事な勝利。
11人気と低人気でしたが王道の勝ちっぷりでした。
ダート組としては重賞も勝ってない馬だったし影の薄さも1番だったと思いますが、競馬は結果が全て。この日の主役はペプチドナイルです。

3着セキフウも大穴ですが、ダート重賞2勝の強豪。
初ダート2着ガイアフォースはわからん、なんだアイツ。

口取り式、ペプチドナイル。
口取り式、ペプチドナイル陣営。

4月28日天皇賞春&スイートピーS

府中のスイートピーステークスと裏開催である京都の天皇賞春、何よりも藤岡康太騎手追悼のために行きました。(4月末まで各競馬場に献花台が設置されていました。)
藤岡康太騎手はマカヒキの京都大賞典もあり実は好きな騎手です。5年後10年後の競馬界で重要な騎手に成ると思っていました。
マイルCSを見事に勝利で飾り、兄の藤岡佑介騎手も絶好調。子供も2歳を迎えるところであり、人生まだまだこれからというタイミングでの殉職となってしまいました。
こんな理由で競馬場には行きたくなかった、だがしかし行くしかなかった。

さてこの日地味に好きな馬が出走してました。
その名はオウケンボルト。青葉賞にも出走したフェノーメノ産駒。
この日も自己条件で頑張りましたが惜しくも2着…。勝ち馬のマイネルカンパーナとは僅差でした。
しかしフェノーメノ産駒、2勝クラスの番人オウケンボルトが賞金トップ10入りしてるんですよね……。

9R陣馬特別(2勝クラス)、パドック。オウケンボルトと横山和生騎手。
同上。

スイートピーSはゴールドシップ×ロージズインメイ、ビッグレッドファームの黄金配合コガネノソラが勝利。
その後のオークスは敗れたものの、古馬相手としたクイーンステークスでも勝利を上げ素質を見せつけました。

11RスイートピーS、パドック。

さてこの日の真のメインレースは京都11R、GⅠ天皇賞春
ターフビジョンで観戦しましたがこれもまた現地ともテレビとも違った盛り上がりを感じられるものです。
勝ったのはテーオーロイヤル、ダイヤモンドSに阪神大賞典の2連勝は伊達ではなかった!鞍上の菱田騎手や岡田稲男調教師、父リオンディーズにとっても初の中央GⅠ制覇となりました。(岡田氏はロイヤルの兄メイショウハリオでJpn1は既に制覇済み)
2着のブローザホーンも凄まじい切れ味を見せてくれました。
なによりも3着ディープボンドが先頭に立った瞬間の観衆の盛り上がりは凄かった。そのまま押し切らんとする気迫、古豪の意地を見せてもらいました。

6月2日安田記念

この日は安田記念、そして「香港年度代表馬」襲来の日。
まぁ一番は安田隆行元調教師のトークショーを見に行くべく行ったのですが、HPの締め切りの書き方が悪かったせいで申し込みできませんでした……。
このショックと雨が嫌であんまり写真撮ってません。

さて安田記念について。
前々年と前年覇者ソングラインや3年連続馬券内のシュネルマイスター、更にはソダシやジャスティンカフェ、何よりも我らがダノンザキッドが引退し一気に層が薄くなったマイル戦線。
しかし前年マイルCS覇者のナミュールが居る。更に僅差2着のソウルラッシュも居る。寂しくなりましたが決してトップは弱くはありません。

だが最も注目を集めたのはロマンチックウォリアー。正式名称は浪漫勇士の香港馬。香港で多数のGⅠを勝利するのみならず、去年は オーストラリアのGⅠコックスプレートも勝利。香港の年度代表馬に選ばれた怪物。
また同じく香港から今年1月に待望のGⅠ制覇を成し遂げたヴォイッジバブル(正式名称:遨遊氣泡)も参戦。

11R安田記念、パドック。ロマンチックウォリアーとジェームズ・マクドナルド騎手。
ヴォイッジバブルとザカリー・パートン騎手。
ナミュールと武豊騎手。
ソウルラッシュとジョアン・モレイラ騎手。
ガイアフォースと長岡禎仁騎手。
最後の直線。先頭のロマンチックウォリアーにナミュールとソウルラッシュが迫る。
ターフビジョン。悠然と駆ける世界最強。

日本を代表するマイラーとして日本を代表する騎手武豊を背にしたナミュールが追い込んできましたが、惜しくも半馬身差2着。
それに続く形で追い込んで来たソウルラッシュとモレイラ騎手のコンビは3着。
まさに最強の証明でした。
そしてしれっと4着ガイアフォース。2年連続だよ、なんなんだよ。

かつてネオユニヴァースとミルコ・デムーロ騎手がダービーを勝った時、デムーロは自身が非難されるかと心配したが素直に称えられたのが印象的だったという。
今回の安田記念もまさにその通りであり、ロマンチックウォリアーとマクドナルド騎手を称える声で大盛り上がりであった。
なんだかんだ日本競馬民の暖かさを感じた。

またやはりロマンチックウォリアーは非常に人気のある馬。
香港からの応援と見られる観客グループなんかも居たのも印象的であった。

ターフビジョン。
口取り式。人が多いので何とも言えないが画角となってしまいました。
雨の中の表彰。

ロマンチックウォリアーとジェームズ・マクドナルド騎手、ヴォイッジバブルとザカリー・パートン騎手、はるばる日本に来てくれてありがとう!

現地に行ってない上半期のレースについて

現地に行ったもの以外では日本ダービーと宝塚記念がやはり印象深い。
前者はダノックス悲願のクラシック制覇、ベテラン横山典弘による最年長GⅠ記録の更新。皐月賞を直前で回避から完全復活、まさにダービーポジションでの押し切り勝利。いいものを見せてもらいました。
あと京成杯でうんこ飛ばして走ってた馬なんだよな。
後者は菅原明良初のGⅠ制覇。京都大賞典競争中止からの日経新春杯の制覇、阪神大賞典と春天も推しながらも強い競馬を見せてくれたブローザホーン。ソールオリエンスやベラジオオペラ、ドウデュースやジャスティンパレスといった強豪を押しのけての戴冠となった。
菅原騎手の相棒とも言えるカラテが最下位というのは悲しくもあったが……これもまた競馬なのである……。
しかし両方エピファネイアじゃないか、今年の競馬はエピファネイアだぜ!

悲しいこともあるがそれでも競馬は続いていきます。
だったらせめて楽しんでいきたいなという心持ちです。

秋競馬も楽しみですが現地に行くかは未定。
レープロ的にコントレイルになるだろうホープフルステークスは行きたいかなーというくらいか。

あとがき このnoteの運用について

ダノンザキッド引退で定期更新コンテンツがなくなったので不定期にならざるを得ないなという状態です。
あと競馬関連については写真の整理と選定があまり得意ではないのも起因である。ここは本当に何とかしたいがいい方法がまるで思い浮かばない。

全体的な話となると書きたいことがないというわけではなく、むしろ書きたいこと自体は多いがまぁ全部書いてる余裕がないのが実情です。
ついでに記憶力に自信がなさ過ぎてある程度手元に資料を用意できないと書けないというのもあります。
なので特にライブイベントのレポートとかは正直向いてないんですよね、𝕏(旧:Twitter)でよくねってなるのが実情です。

今後の予定としてはとりあえずLaplacianの新作が出たら記事書きます。
これは来年ですね。
あとは思いつき次第です。

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