w/ 終了です。

対バンツアー w/ が青森公演をもって無事に終了。

ドレスコーズ、Creepy Nuts、BRADIO
そしてペトロールズと回った東北ツアー

自分で言うのもなんだが
凄くいい組み合わせであり
今見ておくべき人達を呼べたんじゃないか。
最高の対バン相手、w/ だった。

僕は他人のライブや演奏にそこまで影響されないタイプで、日頃ライブもほとんど観に行かない。
しかしながら、今回の4組には本当に影響されたし、あんなのされなきゃおかしいだろう!という内容ばかりだった。

なにより嬉しかったのは
自分たちがいいライブができた!とか
呼んだバンドのライブが凄かった!ではなく

OKAMOTO'Sのファンが心底楽しんでいてくれたこと。

これに尽きる。

デビューしてから様々なイベントに出てきたから余計わかるのだけど
お目当が出てくるまでのオーディエンスが醸し出す

"この人達には興味ないんですけどぉ"

という空気は、お目当じゃないバンドにとってはエゲツない。
貴方が想像している何倍も。

それをひっくり返すのが醍醐味であり
そんなものに負けていてはダメなのだけど
事実、あれは本当にエゲツないのだ。

今回は自分達のツアーだから、個人的にはそこがとても心配だったわけ。
我々のお客さんがそのエゲツない空気を出すか出さないかでこのツアーの良し悪しが決まると思っていたから。

「ファンはバンドの鏡」

よく言ったものである。

結果、協力してくれたバンド全員から

"OKAMOTO'Sのお客さんは優しい"

"すごく音楽的なリアクション"

"まじまじと見られた"

という言葉をもらった。

それを聞けただけで
ツアーは成功だった。

毎ステージ、誇らしい気持ちで舞台に出て行けたのはみなさんのおかげです。
本当にありがとう。

楽しい対バンツアーはあっという間に終わってしまって、気がつけば夏フェスシーズン。
8月2日にアルバムを出し
中野サンプラザでの単独公演があり、その直後からは年またぎの全国ツアー。

もう7年続いているバンドのルーティーンだけど、今年はなにかが違う。
変革と充実がグルグルしている変な年。

まだまだやれることがたくさんある。

青森から車で走って7時間
そろそろ東京につく。

そのままバンドでスタジオに入り
途中の曲を仕上げる。

帰って寝る頃
テレビにはベースを持ったまま
ジャージを着て体力測定する自分が映るはず。

隣には、僕が日本で1番好きなベーシストと
日本で1番ベースに愛されている男がいる。

地上波で3週連続
ベーシストが真面目にふざけている画が映る。

いい時代だ!


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