【俳句】東京じゃ聞いたことないちちろかな

こんばんわ。
毎週金曜日(から日を跨いで土曜日)に
十句ずつ作るという今の連載形式は
誰に強制されたわけでもないのですけれど
続いていて、作句が習慣になっています。
勉強はまだまだ足りないですけれど
創作の方法が増えてちょっと嬉しいです。
今は作詞、小説、俳句の三本柱です。

さて、最近は暇なはずなのですけれど、
タスクをこなしているうちに時間が過ぎ、
逆に時間に追われている気分です。
いつの間にか秋ですし……
そんなこんなで今週も。

君は君だよドクターペッパー

煙の重さが肺を黒く染める

背筋伸ばせとアイロンかける

気に入っていたけれどなんとなく
メモ帳の中に埋もれていた3句。
でもひだりききクラブの自由さを
思い出して載せます。

パピコ一本吸う道中

真黒い扉てっきり闇かと

日陰歩かざるをえない散歩

気温より熱いたい焼きかじる

この辺は夏の句ですけれど、
夏の句だからと出し渋っていると
1年待つことになっちゃいますよね。

朝起きて顔洗う水ある国に

今思うとちょっと想像で書いた所の
大きい句ですね。

学生街の食堂も夏休み

有名な食堂、結局行ってないんですよね。

東京じゃ聞いたことないちちろかな

ちちろはコオロギです。
虫の声って蝉以外は都会だと
本当に聞かないですね。
田舎の旅館で秋を感じたい。

こんな感じで10句。
そろそろ帰省しようかと思うこの頃。
ではこの辺りで、
おやすみなさい、どうか良い夢を。


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