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HLAB Spring School レポート

自粛期間が続いている中で、HLABでは、4月24日から26日にかけて大学生運営委員向けのSpring Schoolが全面オンラインで実施されました。

このSpring Schoolは、サマースクールで行われるリフレクションや企画を大学生運営委員が体験することで、今まで高校生を対象に届けていた価値を運営委員に届けることを目標として企画されました。

オンライン上での開催であったにもかかわらず、局や地域も異なる50人を超える大学生運営委員やアラムナイが参加し、自分自身を見つめ直しながら、HLABでサマースクールを運営する楽しさを実感することができました!

Day1

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この日は大学生運営委員の中から有志で集まったSpring School 実行委員のメンバーが企画してくれた企画が2つと、リフレクションが行われました。

1つ目の企画は『答えのない問いを考えよう』、2つ目の企画は『おなかをみせあおう』です。企画では、「当たり前を疑う」をスローガンとして、「喧嘩をするのは良いことか?」「期待とどう付き合うか?」などといった答えのない問いについて話し合ったり、自分の人生のエモーショングラフを作成し、少人数のグループで発表したりしたことで、自分自身、そして他者への理解を深めることができました。

また、夜にはリフレクションも行われました。リフレクションとは毎晩決まった時間にその日感じたことや悩みを参加者同士で共有する時間のことで、自分を振り返り、相手を理解することができる、サマースクールの肝とも言えるHLABらしいコンテンツです。今回のSpring Schoolでもサマースクールと同じようにハウス(チェックインとリフレクションを行う固定のメンバー)が割り当てられ、ハウスのメンバーと深い話をすることができました。

Day2

2日目の朝は、ハウスのメンバーに1日の目標やどんな1日にしたいかを宣言するチェックインを行ったことで、自分の思考を整理してから1日をスタートさせることができました。

そんな2日目に行われた企画は『しゃべくりセッション』と『Mis Grandes Experiencias(私の重要な経験)』です。『しゃべくりセッション』では、話し手、利き手、タイムキーパーに分かれ、役割をローテーションさせながら自分について話し、班のメンバーの話を聞いたことで、実際のサマースクールで高校生と対話する際にも活かせるような、話し方、聞き方を学ぶことができました。『Mis Grandes Experiencias(私の重要な経験)』では、 「今の自分を形作る経験、感情9個」についてアルファベット、漢字一文字または数字に表し、語り合いました。この企画では、自分の人生で大切な9つのイベントを思い起こして文字にしたことで、より自分を形作ってきたこれまでの経験を見つめ直すことができました。

リフレクション

(写真はハウスでのリフレクションの様子)

夜には1日目同様にリフレクションも行われました。ハウスのメンバーとは1日前に初めて知り合ったメンバーとは思えないほどに打ち解けることができ、HLABコミュニティの居心地の良さを実感することができました。

Day 3

Spring Schoolもいよいよ最終日。

チェックインから始まり、この日も『答えは未来に』、『今こそ、宣言しよう。』という2つの企画が行われました。『答えは未来に』では、アラムナイの方々と交流することができ、Day1, Day2 で行った自己分析の結果を活かしながら5~10年後の理想について語り合うことができました。

最後の企画は『今こそ、宣言しよう。』です。Spring School全体での収穫を次のステップへとつなげていくための具体的な目標を打ち立て、参加者同士で共有することができました。閉会式後には最後のリフレクションが行われました。ハウスのメンバーとはオンライン上でしか話したことがないとは思えないほど絆を深めることができました。

運営メンバーの声

塩満理恵 (お茶の水女子大学 1年)

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実は、私は高校生としてサマースクールに参加したこともなく、今年運営委員として参加したのがHLABと関わる初めての機会でした。

ですが今回、Spring Schoolの運営に携わったことや、参加者として企画などに参加したことで、どんなに自己開示をしても、どんな自分でも受け入れてもらえるというHLABコミュニティの温かさを痛感すると同時に、これは様々なバックグラウンドや価値観を持った人が集まるHLABだからこそできることなのだろうとも思いました。

HLABには、素の自分をさらけ出しても全力で受け入れてくれ、向き合ってくれる人、一緒に悩んでくれる人、成長させてくれる人がいます。今回のSpring Schoolの3日間を通じて、たくさんの素敵な出会いに恵まれ、新しい気付きも多くあり、改めてこの素敵なコミュニティの一員になることができて幸せだと感じることができました。今回得た新たな視点を活かしながら、HLABのこれからの活動に貢献していきたいです。今回得た新たな視点を活かしながら、HLABのこれからの活動に貢献していきたいです。

最後に

今回のSpring Schoolは全面オンライン、かつ大学生運営委員有志が一から企画して運営するという今までにない試みでしたが、無事に多くの人を巻き込みながら大成功という形で終えることができました。

今年度のサマースクールは中止になってしまいましたが、今回の企画を通じてHLAB大学生運営委員チームの一体感も強まった今、HLABの価値を届ける新たな形を大学生運営委員一同模索していきたいと考えております。

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