HLAB TOKYO 2019 Daily Report

Daily Reportとは、HLABサマースクールの様子をお届けしている企画です。それぞれの地域の1日を期間中に毎日更新することで、参加者やプログラム内容などの様子を現地からお届けします。サマースクールでは何をするのか、何を学べるのかを分かりやすく伝えていきます。

Day 1

ドキドキとワクワクの混ざった表情の高校生を文京シビックホールで迎えました。今日から9日間過ごすことになる鳳明館では、高校生、大学生、全員の緊張をほぐすためのアイスブレイク、そしてオリエンテーションを行いました。今の思いや緊張、この1週間への想いを風船に詰めこんで飛ばしました。ウェルカムディナーを終えて、夜は初めてのリフレクションでした。それぞれが今まで感じていた想い、今日感じたこと、考えたこと、このサマースクールへの意気込みなどをハウスのメンバーと共有できたのではないでしょうか。リラックスしながらも学びを得られる、そんなサマースクールを共に作り上げていきます！

Day 2

サマースクール2日目、今日から本格的にプログラムが始まりました。海外メンターによるセミナーから始まり、早速英語での授業が行われました。セミナーの後、大学生によるフリーインタラクションを行い、高校生が真剣に大学の進路や専攻の話を熱心に聞く姿が見られました。続いて最後に目玉のワークショップである「偏愛マップ」を実施しました。高校生がそれぞれ 「愛してやまないもの」を書き出し、他の参加者との共通点や興味深い点を見つけ親睦を深めることができました。高校生にとって盛り沢山の1日となりました。

Day 3

サマースクール3日目。高校生達も朝から晩までアクティビティ満載で、頭も心も体もフルに使う日々に慣れてきた様子が見受けられました。セミナーも2日目。昨日は新しいコンセプトや考え方、そして英語での授業に戸惑うこともあったようですが、本日は昨日より一層セミナーの内容に魅了されている高校生の姿を見ることが出来ました。午後には物理学者である村山斉先生による「Dark Side of the Universe」という暗黒物質についてのフォーラムがありました。英語に溢れた日ではありましたが非日常を正に体感出来た１日だったのではないでしょうか。

Day 4

サマースクール4日目。今日は前半のセミナー最終日を迎え、テーマのまとめを行いました。昼食後には、文京シビックホールに移動し、HLAB ヘッドコーチの横山匡様による自己分析ワークショップが行われました。高校生が自分とはどういう人間か、を発見できる良い機会となりました。そのあとは鳳明館に戻り、セミナーアウトプット企画を行いました。高校生たちがセミナー前半の3日間の学びを振り返り整理し、翌日に全体の前で発表します。今日は発表のためのポスターを作成しました。

Day 5

5日目、サマースクールの折り返し地点を迎えました。これまでのプログラムから、様々なバックグラウンドを持つ高校生・大学生・社会人と時間を共に過ごしたり、交流したりする中から、自分に対しての新たな発見ができた高校生。午前中に行ったセミナーアウトプットの発表から、セミナーでの学びを体験にすることができていました。毎年高校生、大学生を問わず大人気のタレントショーでは沢山の「やりきった感」のある笑顔で会場が溢れていました。アラムナイ（卒業生）を迎えたホームカミングでは、たくさんの高校生とアラムナイの交流が生まれ、サマースクール後の過ごし方へのイメージが見えるようになったことでしょう。夜に高校生のみで行ったリフレクションは、5日間過ごした経験をもとに、対話し、高校生同士がお互いから教え学びあえることが再認識できた場となりました。

Day 6

サマースクール6日目。今日から後半のセミナーが始まり、高校生にとっては新たな分野に触れる機会となりました。お昼の後、グループに分かれハッカソンが行われ、2日間の教育プログラムを考案しました。高校生間の間のチームプレイが見られ、仲が深まった企画でした。そして、期間中最後のフリーインタラクションがありました。毎日異なるゲストのみなさんにお越しいただけることに、感謝の気持ちは募るばかりです。残り3日、残された時間を大切に、最後まで高校生と向き合っていきます。

Day 7

サマースクールも終盤に差し掛かった本日は、現在ボストンコンサルティンググループでご活躍なさっている津坂美樹様による「この時代に生きるあなたへ」をテーマとしたフォーラムがアークヒルズで行われました。午後に行われたハウス企画では、7日間生活を共にしてきた仲間とロゴを作りました。ハウスのつながりを象徴するものが作れたはずです。明日はサマースクール 最後のセミナーアウトプット、セミナーで得た学びを自分達の言葉で表現する時間です。高校生がどの様に学んだ内容を、考えを言語化するのか楽しみです。

Day 8

最終日も間近に迫ってきました。今日は後半のセミナーの最終日でした。セミナーを通して興味のある分野もでてきたのではないでしょうか。前半のセミナーと同じように後半のセミナーのアウトプットを行いました。その後、高校生それぞれが未来の自分に対して手紙を書くお手紙企画が行われました。サマースクールを通して自分と向き合うことができたのではないでしょうか。そして最終日前日の最後の企画はFarewell Dinner。サマースクールでの思い出や出会いを振り返りながら、最後の夜楽しいひと時を満喫しました。

Day 9

HLAB TOKYO 2019最終日。開会式として東洋大学白山キャンパスで閉会式を行いました。振り返ってみてこのサマースクールはどのような経験だったでしょうか。大学生含め、参加者の皆さんはどのような発見や学びに出会えましたか。今まで出会ったことのないユニークな考え方を持つ仲間、複雑で今までの自分について考えさせられた課題、様々な生き方があることを身を以て教えてくださった社会人の方々。共に取り組んだ沢山の企画や活動が参加者それぞれが意義を感じられるものであれば嬉しいです。参加しようと一歩勇気を出して応募してくれた皆さま、本当にありがとうございました。是非、これからも大学生メンターや高校生の仲間と連絡を取り、お互い助け合えるような関係を築き上げてください。