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6人目🇹🇷19歳のトルコ人に気付いたら口説かれていた話by木木

こんにちは、ハヤシです。


次にティンダーを開いたのはドイツ。

19歳、トルコ人。顔が美形少年系、身長180程度。
独特の変わったプロフィールを書いていたのでライクしたところマッチング。
19歳には見えない大人っぽい顔だち。ドイツで大学に入るためにドイツ語を勉強しているとのこと。

プロフィールに何が書いてあったかというと
「俺は金持ちになりたい」のみ。独特のオーラが全開。最初のメッセージが

🧑「自分のタイプ診断ってやったことある?俺はINTP(論理学者)なんだけど」


この診断はNERIS Type Explorer Testといった名前で世界で認識されているごく普通の性格診断テストです。16の性格診断などといった名前でお見掛けしたことあるかも。


👩🏻「えーわからない。なに?」
🧑「とにかくやってみてよ。面白いから損しないと思う。君の結果待ってるから。」

しかたない、やってみるか....
※やってみて結果なかなか面白かった

👩🏻「ESTPだった」

🧑「起業家のタイプか!いいね、俺興味深いかも」

そんなこんなで、切り口はいたって面白い会話からスタートしたのでした。

お互いドイツに住んでいるので、ドイツの文化や生活の話題をするのですが、思う所は彼の発言がいちいち頭がいい。意見が明確なところやそんなところに目を向けるんだと感心。ハヤシ、頭のいい人は好みです!

🧑「そういえばこの戦争の時期にトルコでも事件があって、それを日本人が助けたんだよ。知らない?これ」
👩🏻「えっごめん知らない」
👩🏻「そっかーじゃあトルコ人はみんな日本にポジティブな気持ちがあるの?こう友好的というか」
🧑「全員がそこまで詳しく日本の歴史を勉強するわけじゃない。僕は興味があって個人的に勉強したから。」

自分で日本なんかの歴史を積極的に勉強.........頭が下がります。と真面目な話をしていたなか

🧑「そういえばドイツ語の学校ってどこに行ってる?xxxかyy?」
👩🏻「私はxxxに通ってる。あなたは?」
🧑「えっ?俺も同じだよ!まじかよ、クラスは?先生は?」

まさかの語学学校同じだったことが判明(笑)小さい町に住んでるあるある

🧑「クラスに日本人はいないけど、確か下の階に日本人の男が住んでた気がする。名前は知らないけど」
👩🏻「Kっていう私の日本人の友達は、xxx通りの隣の学生寮に住んでるよ!」

🧑「うわああ まじかよ。俺の家はそこだ(笑)」

きたーーーーーーまさかの友達と一緒の学生寮という事実が判明(笑)狭い街の外国人あるある

速攻で友達Kにお問い合わせ開始

👩🏻「あのさ!あのさ!同じ寮にトルコ人の背が高い男の子住んでない?」
🧑🏻「いや住んでないと思うけど、なんで?(笑)」

👩🏻「上の階に住んでるって人に会って。
絶対同じ寮なはず」

🧑🏻
「上に住んでる人?うーん、洗濯でしか上のフロアに行かないから、よく知らない(笑)」

後日、友達Kの家(兼、彼の家)に訪問することに。

シェアキッチンなので、Kと一緒にご飯を食べた後、団らん。
K、Ipadで静かにマンガ読む。(日本人留学生のあるある)

🧑🏻「ちょっと一服しようよ。下に行こう」

アパートのメイン玄関に行くと一人の先客が。

🧑「Hey」

🧑🏻👩🏻「Hi」

背が高くすらっとしていて美少年系の顔。

えっつこれもしかして?

🧑「あれ、ここ住んでる?誰の友達で来た?」

🧑🏻「俺はここの2階に住んでる。彼女は俺が連れてきた友達」

🧑「あーそうなんだ。僕は生活リズムが夜型だから、君とはほとんど会ってなかったよね(笑)

間違いない。私氏とメッセージしてた彼だ!
次の瞬間、彼が視線を私に移して

え、そういえば君って、もしかして.....」

👩🏻(えっ...?)


🧑「日本人??」


いやいや、日本人ですけども!!そこじゃなくて!まだ気づいてくれないの、結構Tinderで話したのに!

🧑「そうか~最近中国人のルームメイトが多いから珍しいなって。あ、僕はここ結構長くずっと住んでるかも。よろしく」

👩🏻「実は私あなたの名前もう知ってるよ。ハヤシだよ。前にちょっと話したよね?(オンラインでね)」

🧑「えっ嘘?君があのTinderのハヤシ?うわ、すごい、こんな小さい子だと思わなかった(笑)
それに今の君はとてもおとなしそうな見た目だから、チャットで話したイメージとちょっと違ったんだ。そうか。全然気づかなかったな。」

その後Kも交えて一服しながら談笑。彼とKはヘビースモーカーなので3本くらい一気に吸い出す。盛り上がる会話約30分。

🧑🏻「ごめん俺これから日本の家族と電話しなきゃだからさ、部屋戻るわ。あとは二人で楽しんで。ハヤシはまた明日学校で」

いきなりの二人きり展開で緊張するハヤシ

👩🏻(えっっと話題話題話題.....)

🧑「普段何してるの?」
👩🏻「ドイツ語の勉強と、あとはよくKと一緒に何かしたり、かな」

🧑「例えば何してる?」
👩🏻
「そうだなぁ、先週末はバーに行った。バーはしごして、みんな踊ってるクラブみたいなところ行ったかな。」
🧑「バー?いいね、僕酒飲むの好きだから」
👩🏻
「どのくらいいつも行く?」
🧑「ゼロ」
👩🏻
「ええええっ?どういう意味?」
🧑「ゼロだよ。一緒に行く人がいないから」
👩🏻
「ええそんな。いるでしょクラスメイトとか仲良いい人。」

意外。こんなに華やかなルックスで、コミュニケーションもできる人が友達いないだなんて。

👩🏻「どうして誰もいないの?」
🧑「それは僕が聞きたいよ」

フレームなしの丸眼鏡をかけた目はとても綺麗だったけど、奥からどこか少し悲しい印象に見えた。気のせいかな。それにしても長いまつげで本当に美しい顔でした。

彼がテーブルのワインを飲みほした後

🧑「じゃあ、バーに一緒に行こう。」
👩🏻「うん、いいよ。いつ?」

🧑「今」


今ぁ~~~?!

👩🏻「えっ(笑)今行きたいの?」
🧑「うん、もし君がOKならだよ。正直僕はいつでもいい」

ハヤシ、安定のちょっと動揺

🧑「それに、君はかなり素敵だし」
👩🏻「え、今何か言った?私?」

🧑「なんでもないよ。とりあえず僕は今からシャワー浴びるから、その間に行きたいか考えてね。じゃあ後で」

うそ、私のこと今褒めた?彼真面目だし、年下だし、全然口説いてくる感じじゃないから少しビビったわ。

ハヤシ、後でアポとるのもめんどくさいので、今日行くと決断するの巻

🧑「Hey, じゃあどうする?」

👩🏻「いいよ、今から行こう!」

🧑「その返事待ってた」


二人で飲み屋エリアを散策。

私のお気に入りのバーに入ったところ、金曜夜ともあって超満員。にぎやかな感じ、スタンディング席のみ空席。

👩🏻「ここはどう?私のお気に入りの店だけどいい雰囲気じゃない?」
🧑「ここじゃなくて、僕は落ち着いて話せるところがいい」

えっ待って。私にぎやかにお酒飲んで明るく話すのかと思ったら、落ち着いて話したいの?この人?!想定外のハヤシ。
というわけで移動し、彼が以前来たことあるというバーに。

着席し、お互いにビールで乾杯。
勢いで来てしまったが二人だけだ。よく考えたら私全然英語できないんだった....どうしよう会話持つのかなぁぁぁぁぁ急に不安になってきたぁぁぁぁ

さらにカクテル注文し、なぜかショットまで

👩🏻「ねぇごめん。私ちょっと酔っていい感じだから英語もよくわからなくなってきた。てかもともとうまくないの。ごめん。」

🧑「そんなこと関係ない。何か言ってみて?単語でもとにかく何でもいいよ!試してよ!僕は理解してみせる。だって今、君と話したいから」

この時私は気づいたのです。この人、本当に素敵な人なんだって...

🧑「それは何か君に問題ある?英語が間違っていたって、僕たちが一緒に会話していることに変わりはないだろう?」

確かに。なんか英語話すことに無駄な壁持ってたのかも。私。

🧑「ところで、気になってたんだけど彼氏はいる?」👩🏻「いないよ。」

🧑「なんで?君は正直とても魅力的だと思うよ。」
👩🏻
「そう?ありがとう。あなたは」
🧑「僕は今まで彼女がいたことない。」
👩🏻
「え。うそ?なんでよ!私にさっき、英語のことでとても素敵なこと言ってくれて私嬉しかった。
いい人だなって思ったの。不思議、それでもいないなんて」


🧑「まぁ過去はどうでもいいけどさ」

じっと目を見られた。

🧑「そして今日はめっちゃ楽しい。君と飲みに来れて本当によかった。じゃあショットまた飲もう!」

いや私そろそろ限界....これ以上飲んだら眠くて倒れてお持ち帰りされてまう....

🧑「大丈夫!今日は全部僕が払う!」

またさらにショット。ああー気分いいけど、どうしよう。

そこで、あることに気付いたハヤシ。

L字型の席で斜め前に座っていた彼が、いつの間にか私の隣に居て、なぜか私の髪の毛を少し触ってるし、距離近いし、最初とちょっと違う状況になっている。そしてなんだか恋愛やプライベートな話もしているし、彼が私に対して興味持っていることもなんとなくわかった。

待て待て。これはあれだ、ひょっとすると口説きモード始まっているんだ!

🧑「それにしても....君は本当に22歳?信じられない。小さいし、顔も18歳みたい(笑)可愛いけど」

酔っぱらっているなかでも、真面目な話をしたことは覚えています。

🧑「僕はずっと一人だった」

18歳でたった一人でトルコからドイツに来たこと、彼の母が厳しいせいでとても英語が上手になったこと、ドイツに来てからずっと孤独だったこと。だからこそ将来出世して、いろいろな意味で豊かな暮らしを求めていること。日本が大好きなこと。

話していくうちに深みがある人なんだなと、ハヤシは気になっていたのでした

🧑「ねえ....君はこれからどこに行っちゃうんだ?」👩🏻「どこに行っちゃうって?どういう意味?」

🧑「ハハ冗談だよ。さっき ”僕はずっと一人だった”って言ったけど。友達がいなかったわけじゃなくて、僕の気が合うなって思った人はみんな、すぐどこかに行っちゃうんだ。だから君もそうなのかなって.....」


👩🏻「私はどこにも行かないよ!」

二人で笑いながらこんな会話をしていたけど、年下のはずの彼の顔は、どこか大人でやはりまた寂しそうだった。

👩🏻「え、本当に全部おごってくれるの」

🧑「全く問題ないよ。楽しかった」

店を出た帰り道、タバコをふかしながら

🧑「本当はこういう時に、さりげなく手をつないだりするかもね。正直女の人とデートした経験も全然ないし、言い訳したくないけど僕はまだ19歳だハハハ」

🧑「君は何人とデートしたことがある?」

👩🏻「えっ?何人かな....」
🧑
「うわごめん。これはジェントルマンな質問じゃなかった」

とても寒い冬の夜の2時くらいだったこと、よく覚えています。


🧑「じゃあ、今日は本当にありがとう。まさか家で君に会うとは思ってなった」
👩🏻「こちらこそ。じゃあおやすみなさい」


その日を最後に、彼を学生寮でも全く見なくなってしまいました。
Tinderのアカウントも消去されていて連絡がとれず、同時期にKも他のアパートに引っ越してしまったためその学生寮に行く機会がなくなり、物理的にも会うチャンスがなくなりました。

まさか二回目がこんなに来ないなんて思ってなかったし、"どこかに行っちゃた"のは、あなたの方だよ.....
私はこの当時、かなりの英語初心者で、英語を話すことに対して恐怖心がありました。けど彼が私に言ってくれた何気ない一言のおかげで一歩前に進めた気がします。

目の前の誰かと話したい時、正しい文法を披露することよりも、相手に"自分の言いたいことを伝える"ことが大事なこと。
相手が本当に自分の話を聞きたいと言ったら、相手を信じること。そしてなんでも言ってみること。

約3か月後。

春か夏かくらいの暖かい日、友達と裏通りを歩いていました。すると、完全に忘れていたけど見たことのある感じ.....

向こうから来た一人の男がサングラスを外す、そして

🧑「やぁ.........久しぶり」

👩🏻「噓でしょ?何してるの?!私あなたにずっとありがとうって言いたかったの!」


よりによって私、なんで男の子の友達と一緒にいるの?ドラマみたいな感動の再開だってのに!(笑)


この続きはまたどこかで...


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25歳女子2人が、Tinderやってみたリアルすぎる記録。暇なし金なし男なし。
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