〇〇が決まったときが、起業のタイミング。
むくり。
桑原です。
本日は「〇〇が決まったときが、起業のタイミング」というお話。
自由な働き方を求める人も多くいます。
起業もその手段の一つではありますが、なかなか一歩を踏み出せない方もいます。
そんな人に、私がオススメする起業トリガーがあります。
それは、
「社名」が決まったら起業する
というものです。
たったそれだけです。
起業したい方、興味がある方は、まず社名を考えましょう。
それだけです。
社名だけでなく、新規事業をつくる際も、同じことが言えます。
サービス名が決まったら、スタートさせましょう。
それだけです。
何事も、名前が、タイトルが、8割、いや、9割を決めます。
受け手の印象だけではなく、作り手の気持ちも、サービス名に全て注ぎ込まれるからです。
ちなみに、私が起業したときもそうでした。
個人事業主でスタートしたのですが、あるタイミングで法人化を考えるようになりました。
そのとき、社名から考えていました。
日々、社名のことばかり。
寝ても覚めても社名、社名、社名。
しかし、これがなかなか難しい。
社名って、一度決めるとそんなに変えられないものです。
ですから、どんな社名にすべきか、今までの自分のことを棚卸しせざるを得なかったのです。
社名を考えるとは、
「現在」の想い、考え方、できること。
「過去」の原体験、バックボーン、積み上げてきたもの。
そして、将来どうなっていたいのかという、
「未来」の姿を考える作業です。
自分のことを知るきっかけになるのが、「社名」です。
自分という商品の価値を見直すことになります。
見直した結果、生まれるものが社名であり、その結晶があれば、あとは社名だけで仕事ができるようになります。
ロゴも作れます。
名刺も作れます。
HPもつくれます。
営業活動ができます。
なんでもできます。
「社名があれば、何でもできる」
社名を考えましょう。
ちなみに、私の会社は『劇団』という社名です。
『株式会社 劇団』
先日、健康診断で採血をする看護師さんにも問診票に書いた社名をみて
「あれ、劇をされている方ですか?」と聞かれたくらいですが、全く演劇とは関係のない仕事をしています。
社名の由来はあと付けの理由も含めて10個ほどありますが、
一番は「好きなマンガに登場する組織名」からヒントをもらいました。
ヒントどころか、「劇団」というアウトローな組織があったため、丸パクリしました。
完全にこじらせていますが、社名はガンガンにこじらせていいと思います。
社名を考えるスタートとしては、まず2択です。
・ひと目で何をやっているか分かる社名
・ひと目で何をやっていないか分からない社名
まずは、どちらにするか決めることです。
「〇〇建設」「〇〇運送」のように、ひと目で何屋か分かる社名であれば、設立と同時に認知もされやすいメリットはあります。
逆に、「〇〇Company」や「〇〇システム」、人名や地名、何かの名前を使っている社名であれば、そこに「何をやっている会社ですか?」という問いかけが入るため、話題やネタにもなりやすいというメリットはあります。
劇団も、よく聞かれます。
「演劇をやっているんですか?」
「なんで劇団という社名にしたんですか?」
名刺交換をする度に、聞かれます。
個人の影響力が低いうちは、私の名前は覚えてもらえなくても、社名は思えてもらっていたこともあったので、助かりました。
その他に社名の由来としては
・「ゲキ」「ダン」という濁音がつく4文字のインパクト
・「〇〇団」みたいなアウトロー感がカッコいいと思った
・いつか仲間ができて名刺を配る時に、ちょっと自慢できるブランドにしたかった
・とはいえ1人でスタートしたので「社員は何人くらいでやってるんですか?」という質問に対して「今は1人でやっていますので、劇団ひとりです」というネタにもなった
(このネタでスベったことも何度もありました)
・コンサルやイベント運営、営業代行の仕事から始まったため、仕事内容が人をプロデュースする仕事であったり、裏方として主役を引き立たせる劇のような仕事でもあった
などなど、いくつかの理由を乗せて、社名を考えました。
社名の由来を聞かれる度にこのストーリーを話しましたし、この想いをもって仕事もしています。
私の意見が参考になるか分かりませんが、コピーライターの方を活用しても良いでしょう。
私も社名を考えるお手伝いはできます。
ぜひ、起業に踏み出せない方は、まず社名を考えてみましょう。
↓社名が思いついたら、コチラ。思いつかなくても、コチラ。
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