プレゼンテーション2

また新たな1年のはじまり 〜2020年J2予習 「水戸ホーリーホック」編〜

本日6日目の対象は水戸ホーリーホックです。昨シーズンは7位という順位で終えました。ただ、今年はまた新たな1年となります。一体どんなチームになるのでしょうか。


水戸ホーリーホックの基本情報と移籍まとめ

「水戸ホーリーホックの基本情報」

昨シーズンの成績 リーグ戦7位(19勝13分10敗勝点70 得点56失点37)
今シーズンの山口との対戦
第6節 3月22日(日) 14:00 in維新みらいふスタジアム 
第39節 10月31日(土) 未定 inケーズデンキスタジアム水戸
監督・・・秋葉忠宏(新)


「移籍情報まとめ」

毎度お馴染みのFootball-LABさんの画像です。

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こちらが退団となった選手たちです。期限付き移籍での加入が多かったこともありますが、昨シーズンの主力選手の退団が目立ちます。黒川、白井、浅野、茂木、清水、前、志知はシーズンを通して活躍を見せた選手でしたし、浜崎、村上や夏の移籍で加入した福満、宮、小川といったシーズン後半に活躍を見せた選手も多く退団となりました。

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こちらが新加入選手です。J1チームからの期限付き移籍加入やJ3や大卒選手の獲得でチームが構成されました。注目は山田や深堀、山口といったレンタル組になるのでしょうか。力がある選手であることは間違いないと思いますし、チームの躍進には重要な役割を担っているでしょう。

昨シーズンの主力で残っているのは、木村、細川、松井、岸田あたりです(2000分以上の選手をチョイス)。また新たにチームの構築することになるはずですからそのチームで軸となる選手は誰になるのかといった点に注目するのが良いと思います。


今季の水戸ホーリーホックの注目ポイント

①300点満点補強と語る秋葉監督の目指すサッカーとは?
②長谷部前監督の率いるアビスパとの対戦の行方

①300点満点補強と語る秋葉監督の目指すサッカーとは?

秋葉新監督は新体制発表の中で300点満点の補強だったと語りました。その理由は「様々なタイプの選手が獲得できたこと」だそうです。記事を読む限り、秋葉監督も山形と同様に、引き出しの多さを加えていきたいように感じました。また、会見の中ではロマンチストであるとも語っており、ここにどれだけこだわりを見せるのかで試合の内容も結果も変わってくるように感じました。

また、先日行われた鹿島アントラーズとのPSMではハーフタイムに「我々のサッカーはゴールに向かうこと、自信を持ってボールをつなぐことである」という内容のゲキを飛ばしたようです。このあたりにも新監督の色が出ているように感じられます。

開幕との大宮との試合を観るにあたってこのような監督のコメントを頭に入れておくと、水戸の変化が読み取りやすくなるかもしれません。


②長谷部前監督の率いるアビスパとの対戦の行方

新シーズンの予習をする時に昨シーズンまで率いていた監督の話をするのは、水戸サポーターに申し訳ないという気持ちもあります。ただ、私自身、長谷部監督が率いていた水戸ホーリーホックのサッカーが大好きだったので、アビスパとの対戦は非常に楽しみにしています。

1試合目の対戦は前半戦の終盤、6月14日に行われます。第20節ですから、その時までには秋葉監督も長谷部監督も新しいチームで戦術を浸透させているはずです。お互いのチームの真っ向からのぶつかり合いが見れること間違いなしです。

現状では、秋葉監督の水戸がボールを保持してそれを長谷部監督の福岡が止めていく構図になりそうだと感じていますが、シーズンが始まってみないとどうなるかは分かりません。初対戦までにお互いがどのような立ち位置にいるのかも含めて楽しみにしたいと思います。


今季の水戸での注目選手!

新加入選手が多くその選手たちの活躍に大いに期待が集まりますが、今回取り上げるのは昨シーズンまでも水戸で活躍を見せていた選手です。今季の注目は松井謙弥です。彼がゴールマウスを守っている限り、水戸は水戸であると思います。

長谷部監督の水戸と言えば、守備の面がまず取り上げられることが多かったと認識しています。その水戸の中で最後の砦として君臨していたのが松井でした。長谷部監督の元では2年間で65試合に出場しました。1シーズン通して42試合全てに出場するということは怪我などの影響もあったりして叶いませんでしたが、試合に出場した時は安定感のあるプレーを見せ、信頼を勝ち得ていました。セービングはもちろん彼から始まる攻撃もチャンスに繋がったりと攻撃の面でも重要な選手です。

多くの主力選手が退団する中で、彼の移籍があってもおかしくないとも思いましたが、水戸に残ってプレーをする選択となりました。チームの中心としてより一層の活躍に期待が集まります。


まとめ

文字通り新たなチームで新たなシーズンに挑むことが読み取れました。昨シーズン以上の成績を残すためには、新監督の目指すサッカー全てをピッチで表現し、全ての選手の活躍、貢献が必要不可欠だと思います。新たなチーム故、最終的にどのような順位で終えるのか、様々な可能性があると思いますが、水戸は水戸ですから多くのチームを苦しめることは間違いないと感じています。


*文中敬称略
*画像はFootball-LAB(https://www.football-lab.jp/mito/transfer/)のサイト内の物を使用しています。

*このnoteを書く上で参考にした記事はこちらです。



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